修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

嵐山から嵯峨野を歩く(その2)

2018-05-15 06:45:09 | 散歩道

 嵯峨野の散策を落柿舎から更に北へと続け、常に小倉山を左に見ながら嵯峨鳥居本の一ノ鳥居まで歩きました。二尊院、祇王寺など名刹が続きましたが、時間の都合で立ち寄れたのは化野野念仏寺だけでした。時間を気に掛けながら嵐山へと引き返して、嵐電で北野白梅町に出てこの日の予定先に急ぎました。〔5月12日(土)〕

↓ 落柿舎前から南を望めば嵐山が手に取るような位置にありました。

↓ 落柿舎近くを北に延びる杉並木の道

 ↓ 二尊院の山門です。立ち寄りたい気持ちが強かったものの時間の都合で諦めて先を急ぎました。

 ↓ 二尊院の山門をちょっと潜って「紅葉の馬場」と呼ばれる参道を見遣りました。新緑が眩しい程でした。

 ↓ 二尊院の背後に小高く横たわるのは小倉山です。小倉百人一首、小倉餡の「小倉」はこの山のことです。

 ↓ 祇王寺、滝口寺など平家物語に出てくる名刹もまたの機会に譲って先を急ぎました。

 ↓ さがの人形の家、茶房、土産物店などが続く落ち着いた雰囲気の街並みの中を進みました。

 ↓ 大覚寺からの道が右から併わさると、その先には嵯峨鳥居本伝統的建物保存地区が続きます。

 ↓ 続く道は「鞍馬街道」です。石畳の道となり、繭玉の店や民芸品店など趣きのある店が続きます。

↓ 奥嵯峨野とも呼ばれるこの地区もいよいよ行き詰ってきて「あだし野念仏寺」の入口に到達しました。

 ↓ あだしの念仏寺に立ち寄りました。境内に祀られた八千体に及ぶとされる石仏、石塔群は圧巻です。

 ↓ 石仏群は古来葬送の地であった化野の山野に散乱埋没されていた石仏を明治中期に集めて祀ったものとのこと。極楽浄土で阿弥陀仏の説法を聴く人々になぞらえた配列で安祀していると言われています。

 ↓ あだしの念仏寺は弘法大師がこの地に五智山如来寺を開創されてから来年でちょうど1200年目を迎えられるとのことです。

 ↓ あだし野念仏寺を出て、伝統的建物群を見ながら鞍馬街道をなお北へと進みました。

↓ 左右山が迫ってきた谷間に茅葺の家々が続きました。

 ↓ 嵐山から2.8㎞も来たようです!

 ↓ 一ノ鳥居の下をこの日の散策の終点としました。

 ↓ 鞍馬街道はなおこの先に続いています。

 ↓ 一ノ鳥居下でUターンをして、伝統的建物群の中を嵐山へと引き返しました。

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