「こんな花に出会ったよ・・・!」と山歩きを共にする仲間が興奮した様子で現地から電話をくれました。後日、案内してもらって私もその花に逢ってきました。初めて見る花です。ラン科カヤラン属の多年草のカヤラン。ネットで見る解説では、よく見掛ける珍しくもない花とのこと。それでも手の届くところにあるものは持ち去られることが多いとのことなので、どこで出合ったかは伏せさせて戴きます。〔4月26日(木)・28日(土)〕
↓ 着生植物で、この株は大きなクロマツに着いていました。名前の由来は葉っぱが榧の葉に似ているからとのことです。
↓ 気根で樹々の枝や幹に付着して、垂れ下がるように生育するようです。花はぶら下がって下に咲きます!
↓ 黄色で丸味を帯びた可愛いい花が咲いていました。唇弁には赤い縞模様があり、周りを5弁が抱えています。
↓ クロマツの古木に付着したカヤランの群落です。まるで星座のようでした!
↓ 別途訪ねた杉林の中の雑木に付着したカヤランです。環境が厳しいのか、クロマツに着いていたものとは様相が大分違いました。
↓ 榧の葉に似た葉っぱが沢山着いており、かなり古い株のようです。野趣に富んだ良い咲きっぷりでした!!