山口市阿東町にある十種ヶ峰にヤマシャクヤクを訪ねてきました。花々が早咲きする今年の春ですが、ヤマシャクヤクもその例に洩れず例年より10日以上も早く見頃を迎えていました。翌日から春の嵐が襲来するとの予報に、見頃を捉えるのはこの日しかないとの脅迫観念を抱いての訪問でもありました。 昨年のヤマシャクヤクの出来は最高でしたが、今年もそれに劣らぬ素晴らしい咲きっぷりでした。〔4月23日(月)〕
↓ 険しい谷筋を登り行きこの日最初に出会ったヤマシャクヤクの花。満面の微笑みに見えました!
↓ 生木地蔵尊に見送られて登山口の神角(こうづの)を出発しました。
↓ 植林地の管理道を辿った後荒れ気味の険しい谷筋を登って行きます。
↓ 登山口から1時間足らずで最初のヤマシャクヤクの花に出会い、暫く登り続けると行く手の谷間を埋める群落が待っていました。
↓ ほぼ健康な花ばかりで、照り始めた陽光に花も開いてきて、将に見頃の時を迎えていました。
↓ 険しい道を登ってきた登山者の脚もピタリと止まり、出会ったばかりの花園から先になかなか進めません。
↓ 路傍を飾る愛らしい花です。開いたばかりの花とまだ蕾の組み合わせです。
↓ どの花を見ても綺麗です!
↓ この満開の花園の広がりには圧倒されそうでした!
↓ 登山者は谷間を埋めるヤマシャクヤクのお花畑を牛歩以下のスピードで登って行きます。
↓ お花畑で過ごす時間が長くなってくると群落にも慣れてきますが、とは言え周りはこれは贅沢な景色です!
↓ 5年前の豪雨水害で荒れていた谷の斜面にもお花畑が広がってきて、広大な山シャクヤク園となってきました。
↓ 上に進むほどに谷間を埋めるお花畑がより広くなって行きます。
↓ どこまでも広がっているような谷間全体を埋める広大なヤマシャクヤクの群落です。
↓ 荒れていた上部の自生地も随分と修復されてきました。
↓ ヤマシャクヤクの谷を抜けて山頂直下の尾根筋を辿って行くと多くのイカリソウに出会えます。
↓ 山頂直下から登山口の神角を俯瞰しました。
↓ 天気予報が芳しくなかったせいか、或いはまだ早い時間であったせいか、十種ヶ峰山頂はヤマシャクヤクの花期としては閑散としていました。
↓ 山頂を後にしてチマキザサ繁る山頂直下を神角へと下って行きました。
↓ 登山口の神角から十種ヶ峰を見上げました。右手の叢林は駐車場のある神角八幡宮の森です。