芸術の秋?にかこつけて、松本へお出かけ。普段は車なのだが、今日は松本マラソンもあり、交通規制が厳しいと聞いていたので、電車で。
脚も治りつつあり、リハビリを兼ねて松本の街をぶらつく。市街中心地の商業地区で50年前の私の記憶に残っている建物、風景は殆ど無く、寂しい限り。
高校3年の時、学校をサボって入り浸っていたジャン荘。誰かからの連絡があり、下に補導の警官が居たとの通報で、6階から階段で逃げ降りた、山本ビルの跡には、信毎メディアガーデンが建っている。伊勢町通りも拡幅され、かってのデパートはPARCOになっている。

近くのバーで、昼時だけ出しているラーメンを食べてから、午後のひと時、先ずは松本演劇祭。

経帷子の演ずる寺山修司を描いた「田園に死す」をメディアガーデンで見る。私的には実験劇の要素が強すぎて、若干消化不良だった。

続いて、夜は本日Openの「松本ロフト」のこけら落とし公演、中川五郎ライブへ。

中川五郎は去年の6月、家の売却/引越で忙しい中、辰野のオーリアッドで聴いて以来、1年振り。相変わらず、私より一歳年上とは思えない力強いパーフォーマンスだった。ジャニス・ジョップリンが49年前の10/4に亡くなったということで、”Me and Bobby McGee”を歌ってくれたのは意外だった。
特に印象に残ったのは安倍晋三のオリンピック招致演説に触発されて作られた"Sports for tomorrow" そして、いつもの「腰まで泥まみれ」かな。

開店記念ということで、豪華な2次会も準備されていたようだが、酒も飲めないし、電車の都合もあるので、CDを買って、おとなしく帰宅。