逆風に抗して Against the wind,♪ we are running against the wind.♪
ここではないどこかへ。モモンガーの旅
2018年に横浜から信州にUターン
自転車と日々の生活を
綴ります。
 



マイナポイント還元のニュースが発表になった後、1週間ほどして申請にトライした。

①マイナンバーカードは施行が決まった時、別段捕捉されて困るような収入源や預貯金があるわけでは無いので、その効用を信じておとなしく申請した。ところが、実際に発行できたのは申請から数ヶ月後だった。 ②パスワードも2種類あって面倒だが、両方分かっている。③決済サービスもクレカやPaypay他に何種類か持っているから大丈夫だろう。

新聞の1面を使って広告を出しているし、今回はスムースに手続きができるだろうと、



まずPCに向かった。所が、、、、


ICカードリーダーなんて酔狂なもの持っている奴はどこに居るんだ?であえなく第一回目の挫折。

ならばスマホでとマイナポイントのアプリを探し、インストールしようとすると、あなたのスマホはこのアプリに対応しておりませんの表示で第二回目の挫折。(現在はアプリのインストールにすらたどり着けないようになっている)


スマホでアプリが入れられない理由をネットで探ると、マイナンバーカードを読み取る為の「おさいふ携帯/NFC機能」のあるスマホが必要とのこと。あのさ~ぁ、おさいふ携帯って日本独自規格のガラパゴス、私の世界中で使えるSIMフリースマホにはそんなもの入っていないよ! 百歩譲って、スマホの平均寿命を3年として、2017年頃のスマホでNFC搭載率は65%位、35%の利用者は切り捨てかぁ。(友人のスマホはおさいふ携帯が入っているのに該当機種外で使えなかったとのこと)


まてよ、NFC,そうだNexus7には珍しくNFC読み取り機能があり、スイカの残高なんかをチェックできたな。と、タブレットのNexus7にマイナアプリを入れようとすると、これも拒否された。あくまでスマホ、電話番号がある端末でないとアプリはインストールできないみたい。と、第三回目の挫折。

あきらめて、しばらく放っておいたのだが、マイナンバーカードと決済IDがあればコンビニで手続き可能と聞いて、一番近くのローソン、ファミマに向かうも、両方とも、まだマイナポイントの手続きができるようになっておらず、第四回、第五回目の挫折。

最後の頼みの綱、チョット遠いが7-11に行って見ると、ありましたマイナポイントの旗。勇んでマイナカードを読み取り機に載せ、メニューの迷路をかき分けて、行政サービスからマイナポイント申請に辿り着いた。登録する決済サービスはクレカを考えていたので、ゴールドカード、ビザ、マスター、アメックスのカードを持って行って登録しようとすると、どのクレカもサービス非該当。登録できるのは9/1以降?とのことで、第六回目の挫折。

マイナポイントの申請は予算枠が埋まり次第受付停止との脅しもあったので、9/1午前中再度7-11に向かう。今回はクレカがダメな場合に備えて、登録したものの全く使ってなかったPaypayのアプリをすぐ立ち上がるようにした。

で、7-11の端末で、検索、やはり9/1AM時点ではほとんどのクレカが使えない。なので、Paypayのチャージ時還元を選択して、最終申請にまで辿り着き、次へのボタンを押すと、

 

第七回目の挫折。なんだかなぁ、サーバーもまともに準備していないのかよ? どうせ電通あたりに外注しているんだろうけど、酷いもんだ。

こうなればこちらも意地。申請の最終段階までは来ているのだから、サーバーを飽和攻撃で何回もヒットするしかない。1回、2回、、、、、7回目。やったね!


なんとか、7回の挫折を乗り越えて申請成功。7-11の端末の後に列ができていないことを確認し、連れ合いの分も何回かの失敗を乗り越え成功に漕ぎつけた。

まぁ、そんなこんなで、5000円Getの為の手続きは完了したが、この手続きはIT弱者には到底不可能。ITリテラシーの高い人でも、おさいふ携帯が無ければ、かなり苦労するだろう。

こんな所にもアベちゃんが辞めても同情が広がらない原因があるような気がする。



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