晴れ上がった今日。体に一昨日の有賀峠の疲れは残るが、車の空いているこんな日を逃す手はないと、車載で大町へ。自宅から走ると、4時間かかる蓮華大橋へも1時間強で到着。
高瀬川の向こうに裾野の紅葉した蓮華岳、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳。期待は高まる。
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平坦部から登りへと移行する大町ダム入口あたりで紅葉が始まっている。
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少し登ると、もう紅葉が良い感じになっている。
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大町ダムの上部に出てきました。このダムの大町発電所には、作るのに苦労した斜流型という複雑な構造を持つ小さな水車が納まっている。
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頑張ってようやく葛温泉への橋へ。河原から湯気が上がり、温泉が噴き出している。
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紅葉のトンネル。漏れてくる光がダンスしている。
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続いて名倉ダムの基部へ。高瀬川ダム3兄弟の次男。長男に隠れて目立たないが、見上げる高さだ。
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トンネルに横道が開いていて、向こうに紅葉と人が見えるのだが、通行禁止のマークあり、行けず。
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紅葉の山の上、青空を切り裂いていくジェット機。
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名倉山荘到着。40kg近いリックを背負い、初日には針ノ木岳へ、1600m登り、2週間の裏銀座縦走を開始したのは50年近く前。
ここからは許可車のみ通行可。タクシーなら行けるのだが、、、、自転車は軽車両だから、、、元水力関係者だから、、、、の期待もむなしく、ここに駐輪し、歩くしかなさそう。
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長い暗いトンネルを歩き、車の観光者で溢れている七倉山荘周辺の喧騒から離れた高瀬渓谷へ。
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今日の目的地、その内思い出話でも書こうかとも思う、因縁の多い新高瀬発電所入口へ。
横道に逸れたので、本当に誰も居ない。この紅葉を独り占め。
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持ってきたお握り他をほうばって、紅葉を楽しむ。
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高瀬ダムまで歩くには金属クリートの付いたサイクリングシューズではきついので、また次の機会に残しておき、おとなしく引き返しましょう。
見上げれば、岩肌に張り付いたモミジ。
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長い山の神トンネルを抜ければ、人声が聞こえてきた。
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下りも光の角度が変わって、見所満載。
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花崗岩を削り白濁した水を湛えたダム湖と紅葉。
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大町が遠く見えてくれば、高瀬川渓谷の紅葉ツアーも終わりに近い。
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最後に、私が入社した頃作られ、その後、私が設計課長だった頃?受注した取替ランナーに交換された日本一大きな旧ポンプ水車ランナー、140トン。これについては、また別の機会に記事をUPしよう。
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てな訳で、紅葉満喫の一日。車載の特権で、Bif穂高により、温泉で汗を流し帰宅。
走ったのはたったの40km、こんなコース。
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