マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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写真展私がとらえた大和の民俗ー水―in旧臼井家民家で語る写真家座談会

2019年03月16日 09時22分46秒 | しゃしん(県立民俗博物館展示編)
今回で7回目になる「私がとらえた大和の民俗」写真展。

テーマは「水」である。

展示会場は奈良県立民俗博物館内の玄関ホール。

奈良の民俗行事や民俗に関わる風景をとらえる写真家の競作展である。

この日は水にまつわる信仰や芸能、生業、造構など、写真作品を交えながら紹介する座談会。

8人の撮影者が出席した。

座談会の会場は大和民俗公園内にある動態保存する茅葺民家。



施設旧臼井家住居が場である。施設にある竃に火を入れて暖房するが、県内外から多数の聴講者が来てくださった。

この日、映像取材が入っていた。

奈良県の報道番組である県政フラッシュであるが、どうやら公開されなかったようだ。

配布資料は作者それぞれが揚げたテーマに3作品のタイトル並びに撮影地である。

カメラマンはどの地域に出かけているのか撮影地を地図に落としてくださった。

撮影者10に色マーク。

どなたがどの地域に行ってとらえているのか一目でわかるように工夫された資料である。

参加した写真家の心情、考え、意見に批判、思想までも。

一枚の写真を通じて伝えたい思いを伝える。

その人なりの思いが聴講者にどう響いたのか・・・。

共有化できるようにしたいものだが・・。

司会進行者が、質問ありませんかの声に手を揚げる人がいた。

何度も、何度も質問をされるが、写真家に対するものでなく、内容といえば、あそこ行ってきた、これも見たことがあると、ご自身の体験を話されるだけ。

質問ではなく、体験の思いを伝えたいだけのようだった。

後日、この日に来訪してくださった区長さんが、「お一人、場違いのお客さんがおられて、進行の妨げをされる場面がありましたが、なかなか面白い試みだったと思います」とコメントをくださった。

質問は写真家を刺激する課題になることもある。

質問の内容によって奮い立たせる撮影魂。

いつまでも挑戦者でありたい。

ちなみに区長には感謝している。

今回の私のテーマは区長の思いを伝えたかった。

だが、第三者では見えない部分は多々ある。

写真の解説を地元の声を代表してお話ししてくださった区長にまた感謝である。

(H29.12. 3 SB932SH撮影)


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