マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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私がとらえた大和の民俗ー火ー打上の宴in旬味和膳季乃庄

2020年07月01日 08時34分20秒 | しゃしん(県立民俗博物館展示編)
平成30年12月27日から始まっていた「私がとらえた大和の民俗」写真展。

今回のテーマは―火―

旧臼井家住居内で行われた写真家座談会にも登場した―火―は火鉢の炭火だった。

数時間前に終えた座談会。

一旦は、自宅に戻って奈良交通バスでやってきた。

「私がとらえた大和の民俗」写真展の開催に合わせて毎回に発刊される図録が国立国会図書館に資料として蔵書されていることを知ったのはずいぶん後だった。

1回目から8回まで、すべてが蔵書されているようでもない。

また、奈良国立博物館など6件の大学図書館にも所蔵しているようだから、民俗・風俗の参考にしていただければ幸いだ。

打ち上げの場は、今回もまた大和郡山市内中心部。



近鉄殿電車の郡山駅すぐ近くにある食事処の旬味和膳季乃庄

料理もまた毎回が同じようなコースになろう。

玄関扉を開ける前に見た今夜の団体は三つ。



三の丸写真同好会も長安寺町自治会もわかる団体。

たぶんに存じている方たちも宴を愉しんでいることだろう。

この夜の集まりは、本日の座談会参加の出展写真家である、Yさん、MHさん、STさんに私の4人。

座談会に出席していたSさんは夜の時間帯の都合がつかず欠席。

事務局のお二人も入っていただいて、次回写真展のテーマ出し、意見交換に新しく会に入っていただけそうな参加候補の状況などを確認しあった。

さて、宴会のコースは懐石、ではなく会席コース

手ごろ価格帯の3500円コースはの料理である。

付きだしの皿盛りは、なま牡蛎のポン酢寄せに豚チャーシューマスタードのせと数の子の酒粕和えの3種盛り。



同時に配膳された新鮮なお造りは、鰆に鮪、蛸、鯛盛り。

これらみんながとても美味しかった。

乾杯した生ビールをごくごく飲み干す。

座談会に語った私のテーマは「フクマル」に「遠慮のトンド」。

前日に訪れていた写真家W氏知人のF氏が云った言葉に、えっ何・・・。

「生業の民俗は農焼きだけや。遠慮のトンドの遠慮ってなんや・・」に対して説明させてもらっても、どうやらご不満というか、期待していた写真テーマと違っていたような、何が言いたいのやら、よくわからない発言だった。

逆に、わざわざ石川県金沢から足を運んでくださったI夫妻に兵庫県在住のO氏は、しごく民俗に傾注してくださった。

トンドの風習を中心に、現地取材する民俗・習俗をいろんな角度からお話させてもらうことになった。

W氏から著書も紹介した方がいいと云われて話した5万文字執筆に腱鞘炎を起こしたことはともかく、先月、今月に取材した大阪北部と奈良のイノコ行事から、屋根に投げる謎が解けたことや、同じような詞章がみられた地域のことを話したら目を輝かせて聞いてくださったことも思い出しながら、生ビールをまたまたごくごく。

次の配膳は豚バラ肉の陶板焼き。



野菜などもみな昨年と同じ。

厚揚げ、タマネギ、カボチャ、パプリカ、ニンジン、モヤシにカイワレ大根は味噌タレで食べた。

次の配膳はカレイの唐揚げ。

昨年は、グロテスク焼きのソイだったが、今回は優しい顔つきのカレイになった。



淡白な味のカレイが美味い。

骨もパリパリ食べられるカレイ。

揚げた油が美味しいのだろう。

いつものソイよりカレイの味に軍配をあげたい。

もう一品は、卓上コンロで炊く鍋料理。

これもまた昨年と同じ仕様。



鮟鱇の身に鮟鱇の皮を白菜、青菜にシメジとともに炊いてポン酢浸けでいただく。

最後に登場したデザートは、葡萄、苺に柿、蜜柑の豪華な果物盛り。



民俗、写真に話題は尽きないがコース料理会席の予定時間が過ぎた。

今夜の宴会費は会食3500円コースに飲み代はひとそれぞれ。

私のアルコール料は2000円。

また、今回の写真展に出展会員は掲載頁1頁につき5千円と決めていたから図録代の支払いは2頁担当に1万円を事務局に支払って解散した。

みなは近鉄電車に乗ってお帰りになったが、私はバスロータリーから出発する近鉄タクシー利用(1040円)で帰宅した。

本日の座談会参加の出展写真家は前述した5人。

半数の4人が欠席になるとは・・。

参加予定だと聞いていたM氏は突然の欠席。

なにかとみなさん用事があるようだと思うが、座談会日程は早い段階に決まっていた。

この日の事態は次回の写真展が大きく変貌する前触れ・・・。

来春の出発が大波乱になるとは・・。

(H30.12. 9 SB932SH撮影)


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