マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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石打八幡神社太鼓踊り

2005年10月26日 08時37分44秒 | 奈良市(旧月ヶ瀬村)へ
平成17年、奈良市に統合された月ヶ瀬村石打の八幡神社で奉納される太鼓踊りは村の無形民俗文化財に指定されているもので、江戸時代末期、伊賀と大和東部の山間地方に流行した雨乞い祈願の風流踊りのひとつです。

大正13年以降途絶えていましたが、昭和63年八幡神社の造営記念に復活されました。

平成15年に焼けてしまった集会所に集まり、装束を着けた時代行列を先頭に子供たちの棒振り踊りを従えて、同神社境内まで左足一歩、右足一歩、テンテンと二回中央に戻り、そしてテンテンを三回繰り返しの足踏み行列。

ゆっくりと前進して練り歩きます。

唄い手の女性たちの唄にあわせて、愛宕踊り、山伏踊り、じゅんやく踊りの三曲が披露されます。

リズムはスローテンポで、背中に花飾りを着けて胸に抱えた太鼓を叩きステップして、右へ左へ4人の大太鼓打ちを中心に回る踊りは大柳生の太鼓踊りとよく似ています。

(H17.10.16 Kiss Digtal N撮影)


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