マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
すべての写真、文は著作権がありますので無断転載はお断りします。

精華町菱田・春日神社の正月三日

2024年06月19日 07時54分24秒 | もっと遠くへ(京都編)
正月三日のこの日に訪れた京都府・精華町菱田宮川原に鎮座する春日神社

昨年の令和3年の大晦日。

12月31日にも訪れていた菱田の春日神社


1月10日辺りにされている弓始式の日程確認もあって訪れた。

コロナ禍中だけに、年中行事も中止せざるを得ない状況になる可能性も考えられる。

その確認に立ち寄った正月三日も、二人の宮守さんが斎行される年中行事。

そう、大晦日から、今日まではずっと毎日が神社のお勤めをされる宮守さん。

初詣参拝に来られる氏子たち。

家族とともにやってくる。

この日に掲げられたのか、存知しないが、高札に別途掲示してあった内容は・・・

予定していたとんどは、急遽中止の判断。

大晦日までは実施の運びとしていたが、このコロナ禍に新型「コロナウイルス感染拡大防止のため、1月10日(月)のとんどは中止します! 社寺総代会」であった。

と、いうことは出初式と重なった模様。

とんど行事は、日延べの日に実施されるであろう。

断腸の思いのとんど行事は、やむなく中止の決断をとられた菱田の社寺総代会。

と、すれば同一日の10日辺りに行われる予定の弓始式も中止であるのか。

その確認にも、あらためて正月初詣を兼ねて立ち寄った。



初詣参拝に受付する宮守さん。

大晦日に見たコロナ対策の指示に従い、手指消毒に右側通行で参拝する。



本社殿に奉っていた二段積みの鏡餅。

階段右中段に数本の献酒。

そして手を合わせてコロナ退散を願うとともに家族の健康祈願。

本社殿参拝に合わせて、参拝した数々の末社。



正面の本社殿右に並列小社が二社。



正面右手は、すべてを覆った簾。

あげるわけにはいかない簾。

日差しがきつい西日を避けて簾を設けたのだろう。



そう思ったが、違った。

宮守さんの話によれば、ここは祭具などを所蔵している場。

いわば、それらを隠す扉の役目にそうしているようだ。

社殿左も同様の設え。

末社は四社だった。

10日辺りに行われる予定の弓始式の実施有無は、そのころにまた判断するが、その日より前に行われる7日の七草粥をしている、と・・

4日後の七草粥行事は、午前8時に参集され、なにかと準備を経て、七草粥炊き。

準備を調えてから、本日同様、本殿ならびに末社の四社に供える、と話してくれた。

ありがたいことに取材を受けてくださった二人の宮守さん。

当菱田には、かつて数座があった、という。

だが、現在は本座と真座の二座で斎行している、と・・

(R4. 1. 3 SB805SH//EOS7D 撮影)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。