マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
すべての写真、文は著作権がありますので無断転載はお断りします。

野遊び⑥in大和民俗公園p2

2009年11月19日 07時10分21秒 | 自然観察会
アキニレはしがしが噛むとネバネバになる。



食べてみたらどうと噛んでみたらまさにその通り。

オクラのネバネバさを味わった。

クサキカメムシ。



攻撃したら臭くなる。

枝に棘がないエンジュの実りは見事な連珠のぶら下がり景観です。



タイサンボクは五月に大輪の花を咲かせる。



その後に実がなるって知らなかった。

赤い実がちょこっと顔を出している。

落下した赤い実。

房から紐のようなものでぶら下がって、それが自然落下したもの。



左シラカシ、右アラカシ。



違いが判るだろうか。

先っぽが膨らんでいるのがシラカシで、そうでないのはアラカシ。

ルーペで観察してみよう。

ビーカー水にハラビロカマキリの腹を浸けていたら、なんと、なんと。



お尻からニョロニョロっと出てくる細い黒線。

それは確かに動いている。

これが探偵ナイトスクープで紹介されたハリガネムシ。

ハラビロカマキリを見つけたら実験しようと密かに待ち望んでいたO先生。

長年に亘って自然観察会の活動をしてきたが、初めて見る光景に喜びを隠せない。

キササゲの房はまるでササゲ豆。



割ってみるとそこに干からびたような破片。

それをぱぁっと放り投げるとふらふら落ちてくる。

風に舞ってタネを飛ばしていくのだ。



ところで、木偏に春はツバキ。

木偏に夏はエノキ。

冬はヒイラギ。

では秋は何?。

楸で、それはキササゲと呼び、当て字だそうだ。

(H21.10.25 Kiss Digtal N撮影)