祭礼は「崇道さん」にお参りしてから氏神さんの八王子神社にお渡りする。
出幸の儀式は祝詞奏上のあとに頭家子(とうやご)が奉幣を振る。
壱番頭は大きめの御幣、弐番頭はそれより少し小さめの御幣を振る。
柳生の宮司さんを先頭に壱番頭、弐番頭、白衣の村神主(七人衆の4番目)、七人衆、自治会長、神社係の行列が行く。
頭家子をひと目見たさに渡御を見守る町内の人が迎えてくれる。

神社のお供えは「崇道さん」のお供えと同じだ。
神殿での祭礼も同じように奉幣振り神事が行われる。
記念撮影を終えたら会所で直会。

席は当主家で並んだときと同じだ。
柳の箸でコンブとカマスの切り身を紙皿に添えて、親の接待で直会が行われる。
古くは宝永三年(1706)の「頭家神事入用覚」が残されている頭家祭礼。
神事に用立てしたものにカワラケ六百、飛魚二百、米一石、箸二百膳、酒二斗、カマス八枚、サトイモ百、豆腐三丁、行木(へぎ)二枚、酢、なます、コンニャク、ゴボウ、タコ、大豆、味噌、竹箸、割木、松枝などがある。
当時はかなりの量だった。
箸二百膳や飛魚二百の数量は集まってくる村人の人数分だけ用意したもとと思われる。
また、崇道様には頭屋納め、八王子大明神には神主納めとある。
この順が明治三十年の入用覚では氏神から崇道様に替わっている。
どのような理由であったのか判らないが、氏神さんのほうが先に書かれている。
崇道様の祀りごとであった頭家祭礼に八王子神社の祭礼が加わり、近代はさらに代表格が入れ替わっている。
本来、頭家祭は「崇道さん」の祭礼であって、八王子神社へ参るのは、頭家祭を無事に終えたことを奉告する意味が加わったものと思われる。
(H21.10.24 Kiss Digtal N撮影)
出幸の儀式は祝詞奏上のあとに頭家子(とうやご)が奉幣を振る。
壱番頭は大きめの御幣、弐番頭はそれより少し小さめの御幣を振る。
柳生の宮司さんを先頭に壱番頭、弐番頭、白衣の村神主(七人衆の4番目)、七人衆、自治会長、神社係の行列が行く。
頭家子をひと目見たさに渡御を見守る町内の人が迎えてくれる。

神社のお供えは「崇道さん」のお供えと同じだ。
神殿での祭礼も同じように奉幣振り神事が行われる。
記念撮影を終えたら会所で直会。

席は当主家で並んだときと同じだ。
柳の箸でコンブとカマスの切り身を紙皿に添えて、親の接待で直会が行われる。
古くは宝永三年(1706)の「頭家神事入用覚」が残されている頭家祭礼。
神事に用立てしたものにカワラケ六百、飛魚二百、米一石、箸二百膳、酒二斗、カマス八枚、サトイモ百、豆腐三丁、行木(へぎ)二枚、酢、なます、コンニャク、ゴボウ、タコ、大豆、味噌、竹箸、割木、松枝などがある。
当時はかなりの量だった。
箸二百膳や飛魚二百の数量は集まってくる村人の人数分だけ用意したもとと思われる。
また、崇道様には頭屋納め、八王子大明神には神主納めとある。
この順が明治三十年の入用覚では氏神から崇道様に替わっている。
どのような理由であったのか判らないが、氏神さんのほうが先に書かれている。
崇道様の祀りごとであった頭家祭礼に八王子神社の祭礼が加わり、近代はさらに代表格が入れ替わっている。
本来、頭家祭は「崇道さん」の祭礼であって、八王子神社へ参るのは、頭家祭を無事に終えたことを奉告する意味が加わったものと思われる。
(H21.10.24 Kiss Digtal N撮影)

