世界記述としての自己記述
自己記述としての世界記述
ふたつのことを一つとして記述は展開する
記述──その視線はつねに〝関係〟をめぐっている
他者、世界。そしてその起点にはつねに「自己」がいる
いっさいを対象化するように動く記述はつねにループする
ループしながら記述は無限に多重化していく本質をもつ
この無限性への視線を手放さないでいるとき
つぎつぎに新たな了解点、納得点をめがけるように
確定を拒むように記述の腕は動いていくことができる
記述する腕はただ記述する対象に向かうだけではなく
記述と記述を重ね合わせる多重記述の本質において
新たな記述対象を創発するように動いてゆく
みずからに内在する記述のサーキットが光度を増すとき
巨大な未記述の領域、〝ブランク〟に照らされている
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