蝉時雨/w-inds. @LIVE TOUR 2008 Seventh Ave. - YouTube
Finally, the system will be capable of uniting with
other similar systems to make still larger wholes.
そしてこのシステムは、類似したシステムと合体して、
より大きな全体を形成することが可能である。
──ベイトソン『精神と自然』佐藤良明訳、2022年版
*
呼吸し、摂取し、代謝し、感じ、思考し、関係する
一つにまとめると、欲望としての生
Backstage──
すべては内なる根源的作動に由来している
Backstageは火を灯すように
生きる理由と資源を与えるように
心の水面に世界を示し、心を走らせる
この根源的作動に心は手を差し入れ
直接的に関与、操作することはできない
疑いようのない世界の訪れ、情動の泡立ち
「いまここ」を示す始原的告知と触発
固有の色づき、固有の価値と意味の配列
世界と名づけられたランドスケープ
ここよりほかにない生の絶対的地平
いまここ、これをおいて、どこにもない
ただ、〝わたしにとって〟顕現する世界
だれかが親切に教えてくれる世界ではない
いちどかぎりの顕現において
みずからに生成する世界、消えてゆく世界
水面はいつも知と非知が溶けあってゆらいでいる
ゆらぎ、泡立ち、乱反射する光
そして、示された世界への完結を拒むように
光はべつの光にリンクを伸ばし、交わり
〝関係〟という可動域の拡張をめがけていく
ことば──光と光を結ぶ関係子
世界と世界を混ぜあわせる〝関係材〟としてのことば
心と心は合流し、交わり
世界をことばに変換し、結びあわせ、混ぜあわせる
立ち上がる第三のランドスケープ
創成する新たな世界、第三領域
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半身において固有の世界を生きながら
半身において第三領域を生きる
生成する世界の芽を宿す存在として
覚えておくべきことがある
生成の芽を決して摘み取らないように
心を走らせるちからの源を涸らさないように
世界の姿を確定すると生成はストップする、この原理について