ASAKA通信

ノンジャンル。2006年6月6日スタート。

「dream maker」20211017

2021-10-17 | Weblog

                     松任谷由実 - 人魚姫の夢 - YouTube

 

どんな夢?
as you like

この世への着生が緩む
すれちがった刹那

見逃さないで

天使が羽ばたき
小さくウインクする

そんな、ありえない刹那
この世のせつない瞬き

そこに唇を向け
心を染める存在がいるのね

うん

 

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「正義」20211016

2021-10-16 | Weblog

 

 

思考はつねに「価値アリ-価値ナシ」のシェーマの中にいる

価値の内側にあるもの──真・善・美
価値の外側にあるもの──偽・悪・醜

内と外をわけるラインが縦横に走っている
それが思考が展開する〝戦線〟を意味する

ラインがわける内と外、越えがたい淵が隔てる内と外
決して動かないバインドされた世界図式、思考シェーマ

     ***

気づくと「正義」「善」の側に立っている
向こう岸には「不正義」「悪」が集合している

(向こう岸からは「悪」の集合に見えるかもしれない)

新たな思考領域は相互の「対立」の極相を契機に開かれる
「対立」が導く惨劇・酸鼻・地獄の克服という主題の生成

越えがたい淵の両岸をブリッジする思考とは何か──

両岸をブリッジして、ラインを無効化し、消し去り
この世の地獄を乗り超え可能にするものとは何か

少なくともそれは「正義」と呼ばれるものではない

 

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「物語」20211015

2021-10-15 | Weblog

                                                                だれかが風の中で 木枯し紋次郎 - YouTube

 

否定も排除もできない生成する理由がある
それがあると信じることで灯される光の原理がある 

陳腐、稚拙、反復、常套、辟易、感傷、出鱈目、荒唐無稽、御都合主義、定型──
そこから離脱したい離脱すべしと啓蒙されるアルカイックな位相

外部の視線がこき下ろすこの位相には、しかし、生きられる理由がある
本当はみずからもそうしている、そのことは知っておいたほうがいい

物語の多様な現われに囚われず、それを導く原理にフォーカスする

 

 

 

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「絵を描く」 20211015 20200427 

2021-10-15 | Weblog

                                          Alan Walker - Different World feat. Sofia Carson, K-391 & CORSAK (Vertical Video) - YouTube

 

悲しみの一撃によってランドスケープは一変する

彩り、色あい、表情、肌ざわり
スクリーンの画面が切り替わるように
世界を構成する意味と価値の配列が変化する

そうではなく感じていたいのに
そうであるようにしか感じられない

拒むことを絶対に許さないように

世界はそうであるようにしか現われない
そうとしかありえないかのように

世界はいつも、すでに、酷薄に
心の願いをひとつも斟酌することなく
告げるべきことをただ告げるように姿を現わす

世界の現われ、世界のはじめの告知に
心は関与することができない
心は告げられ、つねに、おくれて動き出す

この先行関係はけっして動かすことができない

現われとしての世界──

すべてのはじまりをつくる世界との遭遇
一切の起点、動かせない初期条件つくるように現われる世界

逃げられない痛切さ、切実さ、非情さにおいて
「世界はかくある」と告げられる

心はこの告知に加われず、選ぶことができない
遭遇というかたちでしか世界を知ることができず
はじまりの記述に参加することができない

「かなしい」

最初の記述の権利はただ世界の側にだけある
──しかし始発点は終着点を指定しない

「わかった。十分だ。上等だ」、けれど
「申し分ない」とは口が裂けても言わない

世界が告げる記述ははじまりにすぎない
初期条件はいっさいを決定し完結させることはできない

おくれて立ち上がる側には別の権利がある

つねに〝未決の位相〟を保持し
記述の確定を斥けるように駆けているものがいる

一つの意志がそのつど新たな記述へ
世界の書き換えへ向かうかのように

記述の更新に向けてつねに準備を整え
世界に向かって告げ返すものがいる

──筆を入れる作業が待っている
新たな記述の場所はつねに空けられている

未決性において全域性を満たすように

みずからに生成する「問い」をたずさえ
未決の解を探索するものがいる

なぜ・なに・どうしたら──

わかること、理解のポッケに収ったものだけでは足りない
わからないことのわからなさをそのまま保持する
保持することではじめてアクセス可能になるものがある

わかること、自明性、動かない初期設定
一切をそこに向かって帰納するのではない

わからないことのわかりえなさ
知りえないことの知りえなさ
わかりあえないことのわかりあえなさ

つねに、そのことを手がかりに
資源として、糧として駆けるものがいる

記述の確定を拒む生の未決の本質において
逆説的に疑えない明証として一つの格律がみちびかれる

「世界の自明性、記述命題につねに留保をかけろ」

世界に筆を入れる作業が待っている

 

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「両生類」20211014

2021-10-14 | Weblog

                        Thunderbirds theme- YouTube

 

「青い空を乱すものはだれか~♪」(Thunderbirds Theme)

想像力のつばさが描く幻想の無限遠点

「敵を作らない=無敵」

ロマンとリアルを生きる両生類としてのヒト(ヘーゲル)

「タンポポの花一輪の信頼が欲しくて、…一生を棒に振った」(太宰治『二十世紀旗手』)

とうてい一人では追尾できない人間的リアルの構成

「それよりぼくと一緒に踊りませんか?」(井上陽水)

聴かれないかぎり奏でられない
奏でられないかぎり聴かれない

無明の闇に消えた無数の奇跡を湛えた海と空

「海と空の輝きに命の舵を取る心」(松任谷由実)

ありえない永遠の彼方に放たれる金色の光

 

 

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「展開形──」20211014 20210401

2021-10-14 | twitter

 

 


人間的生の気圏には動物生にはない「自由」と呼ばれる未記述の空域が常に開かれている
この空域に関係記述が生成的に積み上がる人間的生の幻想的展開域があり関係世界がある
動物生の欲望を基底に沈めながら関係的に創発する幻想域に人間固有の花と毒が生成する
      
           ***

第一次情報が自分を主張してうごめく身体は世界像が開示される場所として機能している
世界像には知覚や情感や概念やイメージ群が織り込まれセルフがその結節を形成している
世界像には同時に他者イメージが憑依しており恣意性が及ばない外部の入口を作っている
他者イメージはセルフにとって誘引や拒否や距離や可能性を孕む多義性において出現する
セルフの形成は他者イメージによって規定されると共に自己展開の手掛かりが与えられる
セルフにとって他者イメージは相互に存在を規定する相克的関係において力動を生み出す
他者イメージはセルフの欲望の強度や特性によって選択的に焦点化されて力動の核を作る
両者の関係はつねに更新と確定の間でゆらぎながら相互に生産的でも損壊的でもありうる
相互規定のバランスが壊れて一方の規定力が優位性をもつとき関係は主従的なものになる
関係は即自的でありながら事後的に対象化されるという遷移的なスパイラルを描いていく
このスパイラルの中で反照されるセルフ像の累積から第三項的セルフイメージが生まれる
時間的な厚みを備えた第三項的セルフイメージは私的な歴史性あるいは物語性を形成する
自己の現在的即時性と歴史性を対象化するセルフの連続的作動が自意識の母体を形成する
自らを対象化し反照し更新する絶えざるダイナミクスがセルフ固有の内燃機関を構成する
他者イメージが入口をつくる外部世界全体はこの内燃機関の燃料の供給源として機能する
セルフの推進力や変化力は他者イメージおよび外部世界の強度や性質と照応し合っている
第一次情報が開示される身体は世界とセルフの劇が展開する唯一つの場として動いていく
訪れとしての他者との関係においてセルフは関係として存在しつつ関係を編み上げていく

第一次過程から第二次過程への移行を必然化する根拠すなわち関係存在としての関係欲望
動物的身体を基底に沈めながら特殊な生の展開形へ進化した幻想的身体としての人間的生
人間的自由という生に開かれた意味と価値が生成する空隙においてすべては展開していく
二重記述多重記述無限記述の位相が開かれことばという人間の翼が羽ばたく気圏をつくる
開かれた幻想領域にはことばが舞い交わり溶け合い新たな意味と価値の層を連続生成する
それぞれが描く航跡は接続されからみほつれあいながら気圏に召喚ポイントを刻んでいく

 

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「SOCCER」20190504

2021-10-13 | Weblog

 

 


  すべての問題がレシピによって解決されるならば、
  サッカーがサッカーでなくなってしまうだろう。
      (イビチャ・オシム『恐れるな!』)

     ***

ディフェンシブな電荷を帯びた求心的な作動があり
オフェンシブな試行を挑発する遠心的な作動がある

勇気と誇りをみちびく情報も
躊躇と後悔をみちびく情報も
等しく強度を刻んで経験の乱流をつくり

なぜそうしているのか問うよりさきに
未知の、新たな均衡点を示すように
つねに〈世界〉は目のまえに開かれ
からだとイメージの二重作動に接続されていく

ためらいと勇気の連鎖のなかで
つねになにかが終わり
つねになにかが始まっていく 

愛と誇りを導くものも
愛と誇りを損うものも
喜び悲しみ怒ることも
合流して一つの体験流をつくり

プレーヤーたちはつねに

ファンタジーの出現を待ち望むかのように
新たな存在可能(ありうる)へ唇を向けていく

 

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「水の呼吸」

2021-10-12 | Weblog

 

 


  You live in your description of reality.               
                   ──Gregory Bateson 

   ***


桜の花はいまも咲いている
ふりかえるそぶりが満ちて
大事ななにかが壊れていく

すべてはいまここに
いまここの出来事として

世界の姿はしたためられ
光も影もひとしく
すべての時制を引き連れ
うちなる水面に現象している

いまここをしたため水面に照らす
この世にただひとつの光源

この一人称を失わないように

満開の桜
たそがれ
月明かり
Chocolate
ひまわり
蝉しぐれ
ストーム
決壊の雨
木枯らし

すべてを照らす光がある
ピックアップするまえに
ことばを配置するまえに
水面に走る波紋が教える
求めるもの求めないもの
ここにこうして描かれる

かつて・いま・これから
すべての構成はただ一つ
いま・ここを告げている
輪郭のない光源のかたち

この一人称を見失わないように
すべての一人称を見失わないように

 

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「the principle」 20211012

2021-10-12 | Weblog

 

 

Wait a second, let us catch our breaths.

     ***

ことばはさまざまに世界をスケッチする
なんとでも、そんなふうに言える面がある
けれど一つ、うごかせない原理がある

「記述を動かすものを記述は記述できない」

そして、つねに記述はループする
いつもそこに帰ってくる

心が動く、からだが動く、はじまりの作動
はじまりでありつづけるはじまりの場所がある

なぜか。理由も場所も示せない
ことばに手をかけるより早く
動き回り告げるものがいる

「あっち、じゃない、こっち」

コマンドは向こうからやってくる
はじまりの作動

どこかわからないからだの奥

知ることより早く
考えることより先に駆けている

知ること考えることの手前で
知ること考えることに火が灯る

「あの花、ではなく、この花」

知ること考えることより早く
示される意味と価値に色づいた世界の姿

色めき立ち、泡立ち、おくれて
はじめてことばに手を伸ばす

なぜかわからない、つねに、すでに
引き金は引かれている

「ちがう言い方のほうがいいな」
「どう?」
「命に火が灯る」

灯ってみずから光を放つ
光源はこちらにある

光の数だけ世界が映し出される
光の消滅とともに消滅する世界の姿

光が告げる根源の主題はただ一つ
〝一人称〟にとっての世界

世界の姿はさまざまに変幻する
しかし、この世を照らす光源は一つしかない

外の光に目がくらんで光を失う
外の光にかき消されておのれの世界を失う
そんなことがしばしば、常時起きている

忘れないでいよう
なんどでもきつく心に留めておこう
ただ一つの光源として生きるニンゲンを

 

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「コロナ・レッスン」20200420

2021-10-12 | Weblog

 

 


非日常──自明性の破れ 

表層の化粧がはがれ、隠れていた素肌が露出する。
それが「ほんとう」の姿ということではない。
Backstageが姿を見せることは原理的にありえない。

すべては関係のゲームの展開として動いていく。

しかし状況は、そのふところに包摂しきれない変数(脅威)の訪れによって、
ホメオスタシスの自明性は破られ、定常的構造を維持できなくなる。

この自明性の破れを捉える視覚は磨いておいたほうがいい

自明性を破る脅威の規模は例外を許さないスケールで地球を覆っている。
不安、ノイズを処理可能にしていたさまざまなサブシステムが機能不全を起こす。

そこに生きられてきた関係構造の基底的な関係本質──

前提深く埋め込まれた関係意識、関係態度、関係価値
さまざまな関係のコードがスケルトンになり、作動の本質が暴露される。

この展開の機制は明晰に見極めておいたほうがいい
この展開において、次の定常状態へみちびくものは何か。

「どんな合意の体系を築くことができるのか」

犠牲を限りなく少なくするという配慮、集合的配慮が動くのか。
それとも限られた資源を奪いあうことで決着をつけるのか。

すべては暴露されたリアルを目撃するまなざし、
本質をえぐり出し、新たな展開へみちびく集合的意志にかかっている。

「ひとりひとりの実存を生かしうる関係パターンとはなにか」

確定記述に基づく定常状態への回帰をしりぞけ、展開形としての実存をキープする意志。
新たな関係のコード、関係存在の展開可能性はそこからしか立ち上がらない。

展開形のままに──

世界経験は、つねに先行的に記述された関係項をたずさえている。
「善-悪」「真-偽」「愛-憎」「美-醜」
現実をコードする記述形式を学ぶことで世界の着生を手にする

しかしそれは前提にすぎない
すべてはそこからはじまる

世界を分節し、経験を記述しつつ生きる関係存在が負うコマンド指定。
自己記述、他者記述、関係記述──「世界はこうなっている」

定常性維持を目的に記述される一般命題──「かくあるべし」「かくなすべし」
すなわち合意項・禁則項・許可項の集積としての社会体。

この記述の体系を新たな「ありうる」へと接続することができるか否か

集合的に保持される世界記述の関係項から逆算するように、
「いま・ここ」のみずからの記述を確定するのではなく

「いま・ここ」の展開、拡張、推進力を増すように、
あらゆる関係項を記述しかえすことができるか否か

すべては新たな「ありうる」の展開にかなうように。
新たな記述形式の更新、探索、創発に開かれてあること

展開形としての実存にかなう記述形式の準則──
社会体の帰属主体としての「個」ではなく、
社会体の更新主体としての「個」──すなわち展開形としての「個」のままに

 

 

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「第三領域」20211011

2021-10-11 | Weblog

 

 

feelは動き、心は動き、からだが動く

情動の生成、みずからに与えるプレゼンテーション──所与される世界
「私」は動機を与えられて起動し、なんらかのactionへ向かう

しかし、このシークエンスには時間差、透明な空隙がある

この空隙にとどまることではじめて開かれる第三の領域
所与された世界をとらえ返す「自由」と呼ばれる〝空域〟がある

空隙に現象する「逡巡、審議、意味と価値をめぐる思考、変換、判断、決定」
所与された世界を素材とする創発的営みの一切がここで現象する

この空隙を見逃せば所与された世界と直列したまま生きることになる

 

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「甘味不足」20211010

2021-10-10 | Weblog

 

 


「理解対象を新しい諸契機で豊かにする」(バフチン)
    ──桑野隆『生きることとしてのダイアローグ~』

     **

アブダクティブ応用、展開──

「甘味が足りないスイカに塩をふるとおいしさが増すことがある」

たとえば、対人関係における「甘味不足、味気なさ、不味さ、苦さ」に遭遇したとき
おのれの現実へのかまえ、関係意識、関係態度を調整する心的なシーズニング
「塩の知恵」(諸契機)の可能性について思考領域を開いておくことはできる

 

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「合意可能性」20211009

2021-10-09 | Weblog

 

 

社会体の変容可能性──
「教唆commandの体系」から「支援careの体系」へ

この変容に集合的な承認、合意を導くための条件──
「人間的自由」の展開可能性、豊かさの対話的創発性
そのことへの明晰な認知の共有

 

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「Demon Slayer」

2021-10-08 | Weblog

 

 

交渉のテーブル、身ぎれいなことばはつねに存在する
結論を隠して交換される対話のテンプレート

「鬼にならないか」
「ニンゲンにならないか」

鬼とニンゲンをわける〝戦線〟が動かないかぎり
どう転んでも最後の選択肢は二つに一つの結語をむすぶ

「鬼か人間か」
「殺るか殺られるか」

この位相で、刀の本源的な用法
もう一つの用法を行使する

鬼とニンゲンをわける戦線
ここに斜線を入れるように鮮やかに断ち斬る

できる?
できるに決まっているさ

断ち斬ってはじめて現われる位相
鬼もニンゲンもテンプレートも消える
完璧に断ち斬ることで開かれる第三の領域がある

いまはただひとり、Nezukoだけがそこにいる

 

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「ceasefire」20211008

2021-10-08 | Weblog

 

 

おれたちは世界に魅入られている
どんなちからもかき消すことができない
底知れないいざないのなかにいる

魅入られたものだけが知る希望と絶望がある

見渡せばのっぴきならなさがひしめいている
生かすちからと滅ぼすちからとせめぎあうちからが動き回り
四六時中、決済を求める声が響きつづけている

そのことは認めよう

そのうえで片方を黙らせる
そうしなければならないときがある

かんちがいしないでね

現実に耐えること
与えられ示されるまま
諦めて歯を食いしばること

このルートには救いがない
生も死もプランの内側で進行する

享受と荒廃のカップリング
全体収支は荒廃へ向かっている

たくさんのものが零れ落ちていく
不幸を加算するだけのゲーム

そうではなく

生きるに値しないものを
生きるに値するものに変換する

現実は甘くないに決まっている
甘くないものを甘いものに作り変えていく

愛がなければそのまま通り過ぎればいい
通り過ぎれない心がみずからに告げる

どんなにすさんだ風が吹き荒れても
すさみをすさみとして感じる

感じるものがいなければ
世界はのっぺらぼうのままさ

ちょっと道草しようか
いつでもオーケーだ

ゲームが教えない未踏のルートがある
感じる心がみずからに示し誘っている

 

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