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ASAKA通信

ノンジャンル。2006年6月6日スタート。

「インターミッション」20241025

2024-10-25 | 用語

 

 

コード進行の指定性のいったん解除
体験流の奔流に強制注入する休止符

既読世界に新たな命を吹き込むように
プレーとプレーの直列に亀裂を走らせ
転調のエロスが創発する空白地帯を用意する

インターミッション──
哲学のことばでは「エポケー」

いわば「撃ちかた止め!Ceasefire」の位相
武装解除の意志だけがこの位相を担い展開する

 

 

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【関係式(結び合わせるパターン)】

2015-10-10 | 用語


たとえば官・メディアの国民観は依然として、あやしの対象、操作の対象、調教の対象、
そして、しばしば道具的な利用対象である。

官・メディアのさまざまな言説・行動を貫いている〝見下ろしの視線〟は、
「悪」とされる側の恣意性から一方的に生まれているわけではない。

一方には、国民の側に官・メディアを対象化し返すチカラのなさ、
あるいは対象化し返すチカラの放棄がそのことを許している、という「関係式」と全体の構造がある。

あらゆる関係パターンは、関係の相互性から生成する。

関係の相互性の〝根〟には、いつかそうする側に立つことが一つの「ゴール」である、
といった広く共有され、深くハード・プログラムされた「価値」が存在する。

心的に埋め込まれた「価値」が、それをめがけるあらゆる諸細目(言・動)を、
一定の方向に意味づけ、回路づけていく。

この関係式は、「カミ-ヒト」「先生-生徒」の関係パターンと相同的である。
ここには「教え-教わる」「指令し-指令される」「評価し-評価される」、
という一方向的な情報伝達の回路と情報享受の作法が存在する。

こうした各要素の相補的な階層的区分からなる全体=関係秩序のなかで、
あらゆる活動はこの秩序内に収まるように、みずからをチューニングしている。

関係パターンは、一国の政治・文化・ビジネスのすべて、すべての党派をこえて、
日常のあらゆる場面を包括するようにハード・プログラムされている。

あらたな関係秩序が見出されないかぎり、
関係パターンは維持され、再生(アウトプット)されつづけていく。

 

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「エントロピー」

2010-03-23 | 用語

生起確率の高い「いかにもありそな言辞」は、エントロピーが大きい。
教条的学校空間は生起確率の高い「いかにもありそな人格」を求める。
教条的な教師が支配する教室は、生徒のエネルギーが拡散しつづける。

教条的な学校空間の維持のために、エントロピーは大量に放出される。
教条的な学校空間の維持のために、環境はエントロピー負荷を高める。

教条的な教師は教条的学校空間のシールド外に出ると秩序が崩壊する。


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ゲシュタルト変換(用語)

2006-06-29 | 用語
ゲシュタルトが質的変化を遂げるとき、ゲシュタルト内部では意味体系・解釈体系・価値体系の組み換えが生じる。
それは意識的な操作以前に、身体的・前意識的レベルにおける、世界への関与性の根本的な変更として現象する。
このリスクを孕んだゲシュタルトの揺らぎの中に、ある種のartisticな営為が直観的にめざす果実の一つがある。
このプロセスを図式的にいえば、変換を誘導するイメージ形成がはじめにあり、そのイメージの強度が変換へ向かうエネルギーの質・量・持続性を決定する。
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