ASAKA通信

ノンジャンル。2006年6月6日スタート。

「実存──自明性の解除」20240530

2024-05-30 | 参照

                       Keith Jarrett # Sun Bear Concerts (1976) Osaka # part 1 (youtube.com)

 

  ──竹田青嗣『欲望論』(第一巻、p370)

  意識生としての生き物が、「対象」をもつとは、いわば存在の即自性が、
  懸隔として超えられるべき時間と距離の出現において消滅し、
  そこに一つの存在論的裂け目が現われ出ることを意味する。
  実存とはたえずこの懸隔をまたぎ越す可能性であり、
  存在の直接性があらゆる媒介項へと転じることであり、
  それが「意味」の意味(本質)である。

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