きばなの硝子瓶

呑兵衛夫婦の日々の食卓

血と骨

2011-10-19 | 本と映画の話

何年も前に原作は読んでいた.................
あまりにも凄まじく、数日間たち直れなかった

なので、ビートたけしさん主演の映画は観る気がおきず
完全に無視をしていたけれど、気まぐれで観てしまった

恐れていたよりマイルドで、映画の方は気楽に鑑賞できた
だよね、あのまんま描いたら「酷過ぎる」もんな



共通する「凄まじいまでの荒れよう」は
不当な差別によって強いられた
あらゆるストレスよって生じたもの

.....そう思っていた

血と骨の作者の父親も、ある女流作家の育った環境も
あの有名な犯罪者も、俳優もミュージシャンも

狂気のような攻撃性は、すべて環境が作ったもの

.....そう思っていた

しかし、ある韓国映画をみて少し違うかも?と思った
性格が、表現方法が、日本人とは決定的に異なることを知る

日本人だって「暴君のような男」は昔からイッパイいるけど
なんかレベルが違う気がする......爆発力が違う........

もっと熱く濃くストレートなんだと思う

そういえば昔から、あまりに激しく泣く大人達をみて驚いたもんだ
日本では、大人は感情を抑えるよう振る舞うのが当然とされてるから

とりみだすと、大人げないと叱られる

習慣の違いと言ってしまえばソレまでだけど
それ以外に、気性がかなり違う気もする

うんと強くキツイって印象がある


それにしても、昨今のブームでお馴染みになった印象と
この激しい感じは、あまりにも違い過ぎる.........

それを考えると、アタシは少し混乱する
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1 コメント

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★田舎者さん (きばな)
2011-10-19 23:10:48
コメント有難うございます、ご要望どおり承りましたので
こちらの返信だけ、載せさせて頂きます

う~ん、かいかぶり過ぎだと思いますよ~(笑)
アタシはそんな立派な人間ではないし
そんな立派な暮らしをしてるわけでもなく
う~ん、勘違いだと思うけど(笑)
褒めてもらう事は生きる活力になるので、感謝します

かつぶし.....削ってみて下さい
そんな難しく考えないで.......

お出汁なんて気軽に煮だせばいいのです
頭で考えないで、まずは経験です作業です

削ってごはんにのっけて醤油かけて......
最高ですよ~美味しいですよ~

鰹節は流水の下でタワシでゴシゴシ洗って黴の膜をとり
軽く水分をふいて.....削っていきます

スッと削れて「削り面」がツルッと滑らかに光ってる
それが正しい方向で、ガリガリ削れたら向きが反対です

指を削らないように(かなり切れますからね)
まずは食べて楽しんで下さい

暮らしは【気軽】が一番です
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