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きばなの硝子瓶

呑兵衛夫婦の日々の食卓

鶏の白ワイン煮

2012-10-10 | オーブン料理

先日の【簡単コック オ ヴァン】の、【白ワイン】バージョンです

でも、白レシピは「赤のレシピ」とは少し違います


これは「コックオヴァン」を....................
短時間で簡単に仕上げた【鶏のワイン煮】で............

1時間マリネして1時間で煮あげる、自己流の煮こみです

今回は、「鍋ごと」オーブンで煮こんでみました


めっちゃ美味しかった♪


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◆鶏もも肉(余分な脂・皮・スジを除き、半分に切ったもの)
◆人参・玉葱・にんにく(ザク切り)
◆ローリエ・オレガノ・ローズマリー・タイム
◆塩・黒こしょう

◆白ワイン

 ・短時間のマリネなので、よく揉みこむ
 ・揉みこんだら、皮を上にして押し付ける
 ・時々、肉が温まらない程度に揉んで押す

 ・40~60分(本当は半日以上だけど)

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※オーブンを「190℃」で余熱する


◆無塩バター
◆小麦粉

 ・鶏肉に小麦粉をまぶし、たっぷりのバターでソテーする
 ・強火でコンガリと焼く、中は「生」で構わない



※「煮こみ鍋」を用意して(オーブンに入れるので琺瑯製の)

 ・鶏肉は鍋に移し、続けて「マリネ野菜」を炒める(コゲメをつける)
 ・水をすこし注ぎ、底をこそげて旨味を溶かし先の鍋に入れる

◆白ワイン
◆水(全てワインでもいい)

 ・ヒタヒタより多めに

◆マッシュルームの丸煮(自家製・冷凍保存・半分に切る)
◆ベーコン(本物・適当に切る)
◆塩・黒こしょう・鶏ガラスープの素(各少々)

 ・煮たてて、「灰汁」をすくって処理する
 ・灰汁が出なくなったら「蓋」をして

 ・「蓋」が熱くなったら(時間短縮のため)オーブンへ鍋ごと入れる

※190℃で、今回は45分加熱する

 ・取りだしてガス火にかけ、余分な「脂」をすくって処理し

◆塩・黒コショウ

 ・味を整える

※この間に、薄切りパンをトーストする

◆パセリ・黒コショウ

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 鶏肉はホロホロなので、わざと食べやすいよう崩してよそった
 とても美味しく、オットは「おかわり」して全部食べてくれました

 「赤ワイン」よりグッと食べやすく、かなり美味しかった

 今回は鶏肉に粉をまぶして、トロミを濃くつけたけど
 もっとサラッと仕上げたければ、「赤のレシピ」で拵えると良いと思う

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鶏をソテーし終わる頃に、オットが玄関から飛びこんできて

「おい、下の玄関まで匂うぞっ(臭いぞだったかもしれない)」

なんちゅ~言い草だっ、これじゃ~「臭い」って文句いってるみたい
だけど夫婦だから解ってる、これは褒めて喜んでるんだって..........


※訳「おい、外まで美味しそうなっい~匂いがしてるぞっ」


まったく、アホでボギャブラが少ないうえに、何かが欠落してるんだよな~このひと
この調子で外でも暴言を吐き誤解され、人を「無用」に怒らせてるんだろうな~と思う

だから、面倒でもシツコク叱ってるんだけど......わかってないんだろうな
なんせ嫌われるどころか、「好かれるほう」って勘違いしてる【変な親子(一族)】だから

なにを言っても無駄なのさ(諦めず注意するけど)


とにかく、美味しくできて今夜は満足したり

コメント (2)
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厚焼きたまご・弁当

2012-10-10 | お弁当箱

メインを「厚焼きたまご」2切れにしたら、他が何も入らなくなった
ダイエット用の「小さなお弁当箱」だって~のを、ウッカリ忘れていました

他にも「鰤の粕味噌」とか「かぼちゃ」とか「水菜漬け」とかあったんだけどなぁ


◆ごはん
◆セロリの佃煮
◆蓮根てんぷら(醤油・大葉)
◆黒ごま

◆厚焼きたまご(味の母・醤油・水・サラダ油)
◆キノコと水菜の塩炒め(こしょう)
◆プチトマト

◆みかん・即席みそ汁


「セロリの佃煮」は.............

切ってみたら「スカスカ」のセロリだった、なので生食は諦め
細かく刻んで(葉は茹でて晒してから)、気長に炒り煮してみた

◆ごま油・かつぶし・醤油・酒

蓋しながら弱火でクッタリするまで、あまりショッパクならないように

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穴子の天麩羅

2012-10-10 | 揚げもの

難し~ちょっと失敗す

先日、呑み屋さんのがあまりにも美味しかったので
うちでもザクッと食べようと揚げてみたが.........

他の作業に気をとられたせいか、衣が割れてしまった
たぶん、温度が低くチンタラ揚げてたせいと思われる

カリッと揚げて、お箸でザクッと割って食べたかったのに
プロのようにはいかなかった.........無念.............

でも美味しかったけどね.......ちなみに穴子は韓国産でした

塩で食べるのが一番だな

野菜も揚げた

◆穴子◆茄子◆れんこん◆南瓜◆舞茸◆スッキーニ◆青紫蘇

精進揚げは「ポン酢醤油」で食べた


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ちょっと揚げすぎて疲れた

「天麩羅」を揚げようと思ったのは、呑み屋さんの影響もあるけれど
沢村貞子さんの本を読んでいたせいもある...............

アタシのバイブルである【わたしの献立日記】が、中公文庫からも出版された

新潮のは何度も買ってるし今も1冊あるけれど、もちろん新たに買う

それから、新潮の「とんぼの本」からも【沢村貞子の献立日記】というのが出た

それらを舐めるように読んでいたもんで、なんとなく「天麩羅」と思ってしまった
アタシには、この日記の中の「天麩羅とウニの砂と梅酢」はかなり大きなものなので


中公文庫のほうの解説は「平松洋子」さんが書かれていますが
その中で、意外な事実を知りました...................

この日記の筆が措かれたのは、葉山へ越された2年後くらいで
そのまた2年後に、ご主人に先立たれています..............


最後の献立は.............

「11月22日(日)晴

 ひらめのうすづくり うなぎのザクザク かぼちゃの甘煮 おみおつけ(大根千六本)」

引退し、海のみえるマンションで夫婦2人ノンビリと過ごされ
もう時間に追われることも無くなって、献立日記も必要なくなったのでしょうか


ですが解説には、本当はその先があったというのです

市販の小さな日記帳の中に、ひっそりと8日間だけ残っていたらしい
それはご主人が亡くなられる年(7月)で、まだ体調を崩される前の、年明けのこと

1月5日~1月12日

「1月5日 水曜 晴

 天麩羅(車えび はぜ しいたけ さつま芋 いんげん) きんとん 
 ほうれん草としらすの酢のもの おみおつけ(あさり)」

「1月6日 木曜 晴

 鯛のうすづくり 天ぷらの残りの煮つけ 春菊のごまよごし 栗きんとん とろろ汁」


元気にスタートしたかに見えましたが、わずか8日間で幕を閉じ..............
この数カ月後にはご主人が、その2年後には沢村さんが、静かに旅立っていかれた


人生の最後は、こうやって少しづつ色んなページを閉じていくものなんだな
アタシも、アタシ達も、こんなふうに終われたらと切に願う

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