鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

どんどんバカになる(・・・なった)。

2018-05-30 22:33:44 | Weblog

夕刻より、本降りの雨・・・梅雨入りかも・・・???


最近・・・というか、ここ数年というか・・・私は、本を読まなくなった。
そのせいかどうか・・・。それだけではないかもしれないけど・・・。

私は、どんどん、バカになったようで、こうして、文章を書いていても、書こうとした文章の内容を、忘れてしまう。
・・・ナニを書くつもりだったんだっけ・・・しばらく考えても、思い出せない。

料理を作っていても、ガスレンジとシンクを隔てた棚(徒歩10歩くらい)にあるストックの調味料などを取りに、ガスレンジの前を離れると、何を取ろうとしていたのか・・・思い出せなくなって、またガスレンジの前迄来ると、ああアレだったと思い出し、再び、棚の前で・・・アレ???ナニを取りにきたんだっけ???そうそう・・・アレだってことになったりで(まだ2回程度の往復で間に合っているが、ソレ以上になったら、ヤバイのかも?)

一日中、殆ど誰とも会話しない。家人は、もう殆ど聴力がないので、私が、家人に伝えることは、筆談になる。
以前は、紙にマジックやボールペンで、書いていたけれど、アイフョ~~~ンのメモ用、手書きのできるアプリを使うようになった。

本も読まない、会話もない・・・それでは、ワタシは、一体ナニをしているかというと・・・ただ、風に吹かれているだけである・・・初夏の風に・・・←こんなコトを書いているコト自体、既にバカである。

そう・・・こうして、脳細胞が、毎日毎日、バタバタ死んで、行くのである・・・たぶん。

それなので、今月初めに訪れた日光のことなんか、もうはるか記憶の彼方で、このブログを読み返して

(ええ???日光のお猿さんに会ったのは、まだ今月だったか???ウッソー?かなり前なような気がする???)

軽井沢に行ってから、まだ2週間しか経ってないの?ウッソー???先月じゃなかったけ???

・・・と時間の感覚迄、おかしくなっている。


そう・・・こうやって、過去を忘れていくのである。
脳細胞の記憶を司る細胞が、新しい記憶から、先陣を切って、死んでいくようだ。


往路より、復路の方が、同じ道のりでも、近く感じるのは、すでに往路の記憶があるからである。
子供の頃より、オトナの方が、時間が早く過ぎていくと感じるのはのはそのためなのだそうだ。

もう人生の半ばをとうに過ぎているのに、いまだに、バカだ。

バカは、治ることがない。
今の状態のバカのままだったらまだマシだ。
バカが進化(いや・・・この場合は、退化なのか)していって、どんどん、バカになっていく。

心底、バカになっていく。

・・・でも。

昔は、よく思ったんだよね。
夜眠りにつくときに、このまま目が覚めないといいのに・・・って。

このままバカが進化せずに、この世から、消えていたらいいのに・・・。