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映画『ミッドナイト・サン タイヨウのうた』

2018-05-12 23:55:44 | 演劇・映画


アメリカの青春映画によくあるパターンで、恋人が、不治の病と闘う物語。
古くは、『ある愛の歌』なんかが、原型でしょうか?

この『ミッドナイト・サン タイヨウのうた』は、太陽に光に当たると死に至る病を患う18歳の少女と、彼女が、遮蔽光から眺める外の世界にいる少年のラブ・ストーリーで、太陽が沈んでからでないと、外に出られない少女が、ハイスクールの卒業式の日、外の世界の憧れの少年に出会い、恋に落ちるという設定です。

少年もまた自身が追った傷で、水泳で進学する予定だったバークレーへの道が閉ざされかけている途中でした。

少女は、自分が、XP(色素性乾皮症)という太陽光にあたると、進行性の重度の神経障害が生じる病気だということを隠しています。
少年に病人扱いされるのが、耐えられなかったからです。

シンデレラの物語は、午前0時が、タイムリミット。
少女の魔法が解けるのは日の出。

太陽の下では、生きていくことができない少女が、最後に選んだ道は、自分の身体で、太陽の光を感じることでした。

この映画を見ていて、数年前に上演された劇団・イキウメの『太陽』を思い出しました。
こちらは、近未来、遺伝子の変化などで、不老不死の進化を遂げたものの、唯一、太陽の光を浴びると消滅してまう・・・ドラキュラになった新人類と旧人類の葛藤のハナシでしたが・・・。

映画自体は、優しく心配性な父親とXPの娘の親子愛。
病気の少女の唯一の女友達。
そして、行く先を閉ざされかけた少年。

そんな環境の中で、少女は、前向きに生きて行こうともがき続けます。

もし、私が、この映画を作るとしたら、ロシア系アルビノモデルのナスチャ・クマロヴァを起用すると思います(起用で出来れば・・・ですが)。
太陽光とは、対極にある美しさを持っているので、こういうキャスティングもあり・・・かと???

ヒトの持つ色素が、生命に関わる働きをしているなんで、フツーのヒトは、思いもよらないでしょう。
でも、もともと、酸素は、猛毒だというし、太陽光も浴びすぎると皮膚癌や白内障などを発症させるそうですし、そんな自然の脅威からのがれるために、巧妙に進化し続けて来たのだなぁ・・・と感慨したりします。

少年役のパトリック・シュワルツェネッガーさんは、かのシュワちゃん(アーノルド・シュワルツェネッガー)の息子さんだそうで。



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