鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

2010年総括シリーズ『読書』編

2010-12-28 21:01:15 | Weblog
よく晴れて寒い。


今年を振り返って、まず思うことは、『努力』は、報われて初めて『努力』ということになるんだな・・・ということ。
報われない『努力』は、『努力』とは、認めて貰えない。
頑張って、100やったところで、報われるのは、せいぜいひとつかふたつあればいい方・・・。
他人のことは、わからないけれど、それ程、『努力』らしいことは、していないのに、相当、恵まれたひともいるってこと。
一つの『努力』で、100報われるってことですかね・・・。

そんな『努力』なんて、もう捨ててしまえ・・・と思わないでもないのだけれど、性分というか、貧乏性というか・・・つまらない、報われない『努力』をつい、してしまう自分が、随分と滑稽にみえた。

期日までに、支払伝票を起票して間に合わせる・・・そんなことやったって、何の評価も得られないし、
残業代も出ないのに、残業して、間に合って当然。間に合わなければ無能扱い。
他のヤツは、終業のチャイムが鳴れば、ニコヤカ~に
『お先に失礼しま~~す。』
と言って帰って行く。

・・・そんな仕事にも疲れ果てた。

先天的に運のよいヤツと悪いヤツとでは、何処が違うんだろう・・・。

そういう『答え』の出ない問いを捜し求めた1年だった。
であったのが、『易経』。

・・・ただ、『易』でも、未来は、わからないし、的中率の高い易者さんというものに、出会えないのも、やはり先天的に『運』に、恵まれないせいもあるのだろうと思う。

今年は、『易』関係の本ばかり読んでいた。
このブログ内で書評を書かせていただいたものもあれば、まだ、書かせていただいていないものもある。

混沌とした未来、何のために、生きているのか・・・生きて行くのか・・・何を求めているのか・・・闇夜を手探りで歩くような不安感ばかりが先行した1年でもあった。
そして、まだまだ闇夜は続くようである(・・・そんな卦が出ているし・・・当るか、外れるかは、来年の年末まで、このブログが続いていれば、明らかになるかもしれない)。

(当らない)占い本ばかり読んでいた1年でもあった。