鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

お正月の歌舞伎公演のお知らせのハガキが届いておりました。

2010-12-21 21:13:01 | Weblog
くもりがち。お天気下り坂のよう・・・。


来年・・・というか、来月・・・というか、ル テアトル銀座で、坂東玉三郎さんの特別公演のお知らせの葉書が届いていたのは、今月の上旬・・・。

渦中のひと、市川海老蔵さんが、やんちゃして、謹慎中なんで、玉三郎さんが、急遽出演ってことになった・・・と新聞のテレビ番組表のワイドショー欄に書いてあったわなぁ・・・なんてことを今頃、思い出しました。

演目は、壇浦兜軍記・・・傾城・阿古屋。
御観劇料1等席18,000円也・・・お正月価格ですかね?コレだと、本家歌舞伎座では、桟敷席に座れるよね。
歌舞伎座公演と違って、一日1回昼間だけ。夜公演は、2回だけ。

歌舞伎の公演は、普通、25日間休みなし。
昼夜2回(3回のときもある)別の演目だけれども、ル テアトル銀座は、フツーの劇場だしなぁ・・・。
今回の公演は、20回だけだし。
客席を取り除いて、花道作るんだろうけれども、結構、縦長の劇場だしなぁ・・・。
見てみたい気もするけれど・・・料金がなぁ・・・。
後方の3等席だと5,000円かぁ・・・。
でもなぁ・・・。
傾城・阿古屋のあの物凄い衣装とかは、近くで見ないと価値ないしなぁ・・・。

ああ・・・お金がないって・・・こういうことなのね!
↑・・・別に、そういう意図だから、書きたかった訳じゃないのだけれど。

それに・・・阿古屋は、2007年9月に一度観てるんですけどね。
前から5列目くらいだったかなぁ・・・。

この『傾城・阿古屋』。
六世中村歌右衛門さんが独占して上演していた演目で、琴・三味線・胡弓の三つの楽器を弾きこなせないと出来ない超・難役。この『阿古屋』を演じるためだけに、玉三郎さんは、胡弓を習っていた・・・と後から聞いたことがありました。
胡弓を習っても、阿古屋の他には、使い道がない。
3年前に見たときは、知らなかったんですけどね。

たぶん、玉三郎さんにとっても、思いいれの深い役だろし、これをお正月公演に持って来る・・・しかも、海老蔵さんの穴埋めの公演のために・・・。

でも、あの衣装見るだけでも、価値がありますよ。
孔雀の総刺繍。
お正月には、相応しい公演かもしれません・・・たぶん。