鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

お茶の間感覚の馬鹿女

2010-12-13 21:05:39 | Weblog
冬の雨。


一昨日は、都内、赤坂ACTシアターへ『ジャンヌ・ダルク』を観劇に。

先々週とは違って、電車が、遅れることもなく、久々のマチネーだったので、某デパートの高層レストランの和食処で、暖かで穏やかな冬の街を眺めながら、まったり昼食。
・・・こんなにゆるゆるで、いいのだろうか・・・と思うくらい、ゆるゆるだったのだけれども、順調すぎるお出掛けだったのは、午前中だけ。

運気は、緩やかに下がって行き・・・(そりゃ、そうだよな・・・シアター・コクーンに次ぐ、鬼門の劇場、ACTシアターだもんな・・・)。

お隣の観客のマナーの悪さには、もう閉口。

観劇直後には、ブーツを脱ぎ、立膝の体育座りで、椅子に座ろうとしているので、なかなか、納まりが悪いらしく、フラフラとぶつかる。

上演中、バッグのファスナーを十数回に渡り、開け閉め。
ガサガサ音を立てて、お菓子を取り出す。
ガムや飴を口に入れるたびに、甘ったるい匂いが充満。気持ち悪くなるような甘ガム系。
・・・それを、上演時間の約3時間、延々と繰り返していた。

シャー(ファスナーをあける音)、ガサガサ(ビニールの袋の音と、ガムや飴の袋の音)、シャー(ファスナーを締める音)・・・。

今回、音響が派手だった戦闘シーンでやってくれればいいものを、ワザとなのか、周囲を気にしない(或いは気にならないのか)ストレートなセリフだけの場面で、シャー、ガサガサ、シャーを繰り返す。

本当に、無神経でデリカシーの欠如した女性だった。
こんなヤツ、観劇にくるんじゃね~。

明るいヘーゼルに染めたストレートな長い髪で、若作りだけれど、いい加減、オバさんでしたが・・・(30代後半から、40台半ばくらいでしょうかね?)。


飲食、自由な歌舞伎座だって、ビニールのガサガサ音は、場内アナウンスで、注意されるし、飴、ガムの類なら、イチイチ、バッグの中に仕舞わずとも、バッグのポケットか、衣服のポケットにしまっておけば、少なくとも、ファスナー音は、避けられるとおもうし、何故、取り出したら、イチイチ、バッグのファスナー閉めなおすのか・・・どうせ、また、取り出すのなら、あけたままにしておけばいいだけの話である・・・公共の場で、周囲の迷惑を考えないお茶の間感覚は、ほんとうに許しがたい。

劇場は、娯楽だけれど、お茶の間じゃない。パブリックな・・・公的な場だということをご理解いただきたい。

電車の中で、化粧するオンナも同罪だが・・・。
電車もお茶の間じゃなく、公共の交通機関だということを、親御さんは、ちゃんと教育されたい。