未熟なカメラマン さてものひとりごと

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感動したテレビ番組

2011-01-24 21:27:09 | ほのぼの

1月22日 吉備路国分寺周辺で見た菜の花

2週間程前の1月9日夜、「さんまと玉緒のお年玉!あんたの夢をかなえたろかスペシャル」というTBSのテレビ番組を見てとても感動しました。ご覧になった方も多いと思います。大阪府箕面の老舗名物みやげ店の女主人97歳のおばあちゃんの夢をかなえてあげる、というものでした。このおばあちゃん、実は30年も会っていない広島県呉市に住む実の姉に死ぬ前に一度会いたいという夢を持っています。なんとそのお姉さんが109歳だというから驚きです。普通なら生きていてもその年齢では、寝たきりか、さもなければ痴呆になったり、いやいや実はもう亡くなっているのではといろんなことを思ったりもします。
このおばあちゃん、100年から続く、箕面名物モミジの天ぷらのみやげ物屋の女主人で、97歳にして現役といますから驚きです。わけあって店を継ぐことになり、忙しくて結婚もままならず、この歳まで独身だったというわけです。それにしてもバリバリのしゃべり方は、さすがに関西のしっかりもののおばあちゃん。
さて問題はどうやって呉まで行くかですが、おばあちゃんの希望は大胆にもリムジン。特別仕様車のとても長いド派手なボディの車で出発です。途中、昼食の希望を聞くと、折角だからと、神戸で神戸牛を食べたいとの注文を出し、一流店で味を堪能。しかしこのお歳でお肉が食べられるのかと思ったら、なんと230g完食でびっくり。やっぱり、元気の源はお肉、これはほんとに必要なのですね。以前、あるテレビ番組で、僧職にして作家の瀬戸内寂聴さんが、同じように定期的に行きつけのお店でステーキを食べるところが紹介されていましたが、まさに同じ。野菜だけでは元気が出ないということですね。
食事のあとは車内で一眠り。そうこうしているうちに、目的地の呉のお姉さんのお宅に着きました。恐る恐る玄関前の石段を登って中に入ります。さてお姉さんはどうかというと、しっかり歩いて迎えに出てきました。とても109歳とは思えないほど元気。言葉も明瞭、記憶もしっかりしています。そして姉妹はしっかり抱き合います。妹に店を押し付けてごめんね。とお姉さんにも負い目が会ったわけです。足をくじいたと聞いていたので心配していたとの妹のことば。まさに涙々のご対面です。おみやげはもちろん、もみじの天ぷら、そして箕面の写真。実は一番驚いたのがこのお姉さんの元気さでした。これなら日本最高齢も夢ではない、と思いました。そしてお別れのシーン、あんたの妹で良かった、と叫ぶ妹。恐らくもう二度と会うことはないでしょう!悲しい別れですが、このおばあちゃんのキャラで視聴者を笑わせます。
この番組、実際に全国各地で夢を聞いて歩いて、その数7000件とか。私の夢も聞いてもらいたいと思いましたが、なかなかそううまくはいきませんね。
そうそう、もみじの天ぷらですが、軸が柔らかい専用のカエデを使用し、1年塩漬けして寝かし、揚げるときは塩抜きをして、上質の小麦粉で衣をつけてさっと揚げ、砂糖、ゴマを付けて出来上がり。カリントウのような香ばしさがあるそうで、病みつきになるそうですよ!箕面では、20軒以上のお店で販売しています。

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