未熟なカメラマン さてものひとりごと

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2015(平成27年)高校女子駅伝 優勝校を予想する。 山梨学院大附属高校の巻

2015-12-11 23:40:27 | 駅伝
全国大会もあと10日余りとなりました。引き続き今回も有力校の分析をしてみたいと思います。
例によって敬称略とさせていただきます。過去の駅伝記事は、カテゴリーから‘駅伝’を選択ください。

今回、取り上げるのは山梨県代表、山梨学院大附属高校です。
山梨学院大附属高校は、スポーツの盛んな高校です。サッカー部、駅伝部、野球部、水泳部、レスリング部があり、どれも全国大会に出場するレベルにあります。

それでは、駅伝の過去の記録(全国大会の順位と記録、県大会記録)の推移を見てみましょう。
21回大会(2009)32位 1.13.99 県大会 1.14.17
22回大会(2010)40位 1.14.40 県大会 1.12.25
23回大会(2011)13位 1.09.40 県大会 1.11.22
24回大会(2012)12位 1.09.31 県大会 1.11.55
25回大会(2013)06位 1.08.21 県大会 1.09.30(県新記録)
26回大会(2014)04位 1.08.21 県大会 1.10.15
27回大会(2015 ? ? 県大会 1.09.25(県新記録)

見ておわかりのように、2011年から飛躍的に記録がアップしているのがわかると思います。
これは、監督に荻倉史郎氏が就任したことによります。静岡県の御殿場市の中学で指導し、全国中学校駅伝で、優勝5回の実績を持っています。優秀な生徒を集めることが困難な公立の中学校で、この実績はまさに指導者の実績ともいえます。

高校では、学校の寮に泊り込み、生徒と生活を共にし、指導してきました。これは、興譲館高校の森政前監督に通じるところがあります。豊川高校前監督の森安彦  氏の退任のときの挨拶で、「わずか5人で女子部を創設し、試行錯誤の過程が一番楽しかった」と言っていたことを思い出します。まさに萩倉史郎監督としては、今まさにその心境なのではないでしょうか。

さて、記録ですが、一昨年が6位、昨年が4位と表彰台も目前に迫ってきました。特に本年は、3000mランキング1位9.01.23(10月6日現在)5000m.ランキング1位15.58.12(10月6日現在)の記録を持つ、絶好調、島田美穂がいます。
この1年で急成長し、この記録は高校歴代6位となるものです。
表彰台はおろか、優勝のチャンスも十分あると思います。
それでは、県大会の成績を見てみましょう。
タイム 1時間9分25秒(県新記録)
1区 島田美穂 (3)19.30
2区 唐澤優奈 (2)13.31
3区 森野純夏 (1)09.50
4区 吉住 茜 (1)10.02
5区 三浦祐美香(3)16.32 新記録

次に昨年の大会での結果です。(学年は当時)
タイム 1時間8分21秒 総合4位
1区 島田美穂 (2)19.37 区間8位
2区 高橋真衣 (3)13.06 区間2位
3区 三浦祐美香(2)16.32 区間4位
4区 欅林万由 (1)09.30 区間4位
5区 畠山実弓 (3)16.20 区間10位

スタートは8位でしたが、第2中継所では高橋真衣の活躍により5位に浮上。以降は終始4位をキープ、この安定感が山梨学院大附属の持ち味「総合力」でしょうか。



昨年の大会より 最終5区 畠山が一時、常磐を捉えたが、


前大会での目標が3位以内でした。今年は最低条件として捉え、優勝も視野に入れていることでしょう。
好調の島田美穂が1区、三浦祐美香5区は間違いのないオーダーでしょう。1区で飛び出し、後につなげる戦いです。2区、3区.4区に誰をもってくるか。早川可奈子(3)、唐澤優奈(2)、森野純夏(1)、吉住茜(1)あたりでしょうか。いずれにしても層の厚い山梨学院大附属です。

今年こそは、萩倉監督の集大成、優勝にからむ戦いをする、信じて止みません。
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