未熟なカメラマン さてものひとりごと

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春の京都を訪ねて その2 八坂神社界隈散策と二軒茶屋中村楼 平成30年4月8日(日)

2018-04-12 22:44:24 | グルメ
前回の続き)
半木の道を散策したあと、急ぎ地下鉄烏丸線・北大路駅へと向かいました。すでに時刻は11時を過ぎていました。
実は、12時に八坂神社の門の前で待ち合わせをしていたのです。四条で阪急線に乗り換え終点・河原町で下車、四条大橋を渡り急ぎ八坂神社に向かいます。
橋の上も、歩道も観光客であふれていました。



八坂神社境内 美しい建物が連なる


着物姿が目立つ


南楼門から見る境内

何とか約束の時間に、西楼門前に到着。とりあえず、八坂神社境内を散策することにしました。
本殿には、お参りをする人で長い行列ができていました。
一番気になったことは、若い男女の着物姿でした。
レンタル着物を利用していることは、見てわかりますが、当日気温が低かったので寒いのではないかといらぬ心配をしてしまいます。
多くが中国や台湾、韓国の人たちと思いますが、中には日本語も飛び交っていたので、それが意外でした。
それにしても若い人の着物姿は、いいですね。



中村楼の玄関

このあと食事場所の、中村楼に向かいました。といっても南楼門を出たらすぐのところです。
とても古い門構え、係りの人が外で待機していました。
名前を告げると、正面の玄関で靴を脱ぎ、畳の部屋を通り、奥に案内されます。何とそこは洋室のテーブル席。黒い天板のテーブル席とカウンター席。正面には、小さな新緑の日本庭園があり、とても落ち着く雰囲気です。別に個室もありますが、今回予約をとれなかったようです。
上品な京懐石、さすがに洗練された味で、量もちょうどよし。アルコールを口にしながら時間をかけて食べると、お腹もいい感じになってきますね。
ふと、お庭を眺めると、木々の中に溶け込んで、ちゃっかり、猫がひなたぼっこをしていて、癒されました。



先付


小さな日本庭園を眺めながらいただく


八寸


炊合せ


中庭

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畳の部屋から外を見る


古い扁額がかかっていました


聞くところによると、このお店、二軒茶屋中村楼の創業は室町時代480年前とか。伝統や格式を重んじることはもちろん、時代に受け入れられる多様な変化を繰り返し、今に至っている。そこには大きな決断も、大変な苦労もあったことでしょう。
こうして、ランチを済ましたあと、八坂神社の境内を抜け、とりあえず地下鉄東山駅方面に向かって歩くことにしました。
途中、白川のシダレヤナギの若葉が、川面に垂れ、とてもす清清しく感じました。



前の通り 着物姿が目立ちます

中村楼HP
前回 府立植物園と半木の道
コメント
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