未熟なカメラマン さてものひとりごと

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滋賀・湖東を巡る旅 平成25年11月8日(金)~9日(土)

2013-11-15 23:02:22 | 観光名所

東近江市 あいとうマーガレットステーション コスモスとヒマワリの花畑(11月8日)

先週末、一泊二日で滋賀・湖東を訪ねました。初日に湖東三山の百済寺(ひゃくさいじ)、西明寺を訪ねたあと、彦根城玄宮園のお茶席で抹茶をいただき、長浜でホテル泊。二日目は、伊吹山ドライブウエイを走り紅葉を堪能したあと、観光駐車場から頂上までトレッキングを楽しみ、そのあと近江八幡で町並みを散策し、クラブハリエでバームクーヘンを買って、帰途に着くという盛りだくさんな行程です。

【道の駅】
井原を8時に出発し、途中、2か所SAで休憩を摂りひたすら走ること4時間。最初の目的地・湖東三山・百済寺にナビをセットしていると、八日市IC下車と表示がでました。先月、新たに「ETC専用湖東三山スマートIC」が出来ましたが、百済寺に行くには八日市ICが近いようでした。ICを降りて少し走るとおしゃれな道の駅がありました。折角なのでこちらでお昼にすることにしました。ここは東近江市の「あいとうマーガレットステーション」といい複数のおしゃれな洋風の建物からなっています。レストランは人気のお店なのでしょうか、平日なのに満席、次々と客がやってきます。メニューから「近江牛焼肉とトロロご飯御膳」を注文しお腹を満たした後、展望台に上がって、上からの景色を楽しみました。
道の駅、横の田んぼには、コスモスと、何とこの季節にヒマワリが一面に咲いていました。

【百済寺】
道の駅を出ると10分少々で百済寺に到着しました。紅葉の見ごろは、11月の中旬から下旬と聞いていたので、紅葉見物には少し早いとは思っていましたが、カエデ類はまだ、ほとんどが緑葉でした。日本の紅葉百選にも選定されている百済寺。少しは楽しめると思っていたのですが、これには少々がっかりでした。当然ながら観光客もまばらでした。それにしても百済寺、広い境内です。経年により丸くなった石畳、手入れの行き届いた日本庭園からの眺めも絵になります。

さらに奥深い木々の茂る参道の石段を進むと本堂が見えてきました。折角なのでお参りしましたが、素木の大変美しい仏像(如意輪観音半跏思惟像)がありました。そして昭和の名鐘と言われる鐘楼。確かに音色と余韻は相当に美しいものでした。帰路の参道には、めずらしいミツマタの並木道があり、春にはとてもいい香りがするそうです。
百済寺は、金剛輪寺、西明寺と共に天台宗の古刹で、三山の中でも歴史が最も古く謎に満ちた寺院で、他の二山とは全く異なる雰囲気を漂わせています。(HPより)

【西明寺】
百済寺を出て次の目的地、西明寺に向かいました、所要時間は20分少々です。このお寺は本堂と三重の塔が国宝に指定されている由緒あるお寺です。さぞや観光客が多いのではと思いましたが、見ごろがもう少し先ということと平日だからでしょうか、駐車場には数台の車があるのみでした。受付で入館料を払い、苔むした庭園内を進むと、境内に出ました。正面に本堂、右側に三重の塔が建っています。どこか福山市の明王院(国宝の本堂と五重塔)のものと似ていると感じました。靴を脱いで本堂に上がり、係の方から説明を受けました。撮影で一番絵になるのは、三重塔と紅葉のセットだと思いますが、見ごろは、もう少し先で、こちらも誠に残念でした。こうして湖東三山の2か寺を見たあと、次の目的地、彦根城に向かいました。

【彦根城・ひこにゃん】
西明寺から30分ほどで彦根城に到着しました。表門近くの彦根場内の有料駐車場に車を入れると、係の人から、「3時から‘ひこにゃん’が見れますよ!」と教えていただき、それならばと、急ぎ受付に向かいました。今回は、歴史資料館とのセット券を購入しました。‘ひこにゃん’は一日に3回お披露目されているようで、3時はこの日の最後でした。メガフォンで呼びかける係員の声に、大勢の人がすぐに集まってきました。平日ともあって、ゆるキャラを見るというのに子どもは1人もいません。誠に不思議な光景です。多くの人がカメラを構えて待ちかえていると、‘ひこにゃん’の登場です。ゆっくりゆっくりとした動作、誠に、ゆるきゃらという表現がぴったりの愛らしいマスコットです。築城400年を記念して造られたようですが、子どもはもとより大人からからも愛されるキャラクター、PRにこれほど成功した事例はそうないのではないでしょうか。

【彦根城・天守閣】
このあと、彦根城博物館で、井伊家伝来の品々を見たあと、向かったのが天守閣です。お茶席が終わってしまうのではと、少々あせりもありました。曲がりくねった石段を登ると、彦根城天守閣前の広場に到着しました。そこにはドイツ人観光客と思われる外国人の団体さん。同じくドイツ人と思われるガイドさんがしきりに説明をしていました。私にとっては2年ぶりの彦根城天守閣です。小振りながらとても美しい天守閣です。ちょうど陽が西に傾きかけて幻想的な雰囲気でした。彦根城は、江戸時代から現存する天守12城の一つで、松本城、姫路城、犬山城と並んで国宝に指定されています。はしごで登るような急こう配の階段を上ったり下りたり、そして最上階からの眺めや、天井の曲がりくねった木組みに感心しているともう4時前に待ってしまいました。こうして、次の目的地、玄宮園に向かいました。(つづく)



ゆっくりとした動作がとてもかわいい、ひこにゃん
コメント
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