未熟なカメラマン さてものひとりごと

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近江八幡を訪ねて-八幡堀-(撮影日記3)

2010-07-01 21:22:19 | 観光名所

まるで江戸時代にタイムスリップしたような八幡堀

 雨で光る石畳の遊歩道、すべてがしっとりとして味わいがあります。途中ですれ違ったのは八幡堀めぐりをする団体さん一行だけでした。しかし、雨の中での撮影は何と難しいのでしょう!左手には傘を持ち、右手だけでの撮影です。望遠の調整をするときが特に大変です。それに、傘が小さかったのでカメラが雨に濡れ、そちらも随分気になりました。八幡堀には、いくつかの橋が架かっていますが、どれも景観に配慮して古風な木製風の造りになっています。両岸には桜や柳もあって、堀にかかるさまは、まるで江戸時代にでもタイムスリップしたかのようです。そういえば、先日のテレビで見た再放送の「鬼平犯科帖」のエンディングがこの場所でした。
時代劇のロケ地といえば、まず思い浮かぶのが京都の大覚寺ですね。あと仁和寺や東福寺の通天橋、そしてここ八幡堀ではないでしょうか!
 昭和の時代、この八幡堀も管理が行き届かず、ドブ川のようになり、埋め立ての危機に陥ったこともあったようです、地元の有志が立ち上がり、ご覧のように見事な景観を取り戻すことができました。駅を2キロ先に作ったというのも、この町並みを保存したいという意図があったそうです。
 エンジン付きの舟がゆっくり堀を進みます。これもまた絵になりますね。でもシーズンは、やはり桜の咲く頃なのでしょうか!いったん上の道路に上がると、この橋のところで、ちょうどガイドさんが団体さんに説明をしているところでした。「ここでは年間、××回の時代劇の撮影が行われている」「また、この豪邸、あのふとんの西川社長のお宅です。広さは何と・・・」など、聞いているだけでも楽しいですね。ずっと聞いていたいところですが、時間もないので、ひとまず八幡堀はこのくらいにして、同じ重要伝統的建造物群に指定されている新町通りの町並みを訪ねてみることにしました。ただ、ひとつ気になることが!よく八幡堀で紹介されている、あの「京料理・宮前」と書かれた白壁の土蔵群、最後まで見つけられませんでした。(つづく)


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