未熟なカメラマン さてものひとりごと

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近江八幡(撮影日記5) 八幡山ロープウエイから元祖水郷めぐり

2010-07-06 21:37:08 | 観光名所

八幡山ロープウエイ

新町通りの古い町並みの散策を終え、少し時間を気にしながらロープウエイ乗り場に向かいました。やってきたのは日牟禮八幡宮の境内。乗り場はこの奥にあります。駐車場は雨なのに満車の状態でした。観光バスも結構多いですね。おそらくここで降りて八幡堀や町並みを散策するのでしょう!もちろん八幡宮も結構な人出です。
ロープウエイの運賃は往復800円ですが、観光パスポートを持っていると無料です。このロープウエイかなり小さいですね。座席スペースは10名分ほどで、15分間隔で運行していました。私が乗ると少し揺れてゴーンと音がします。どこかに接触しているのでしょう。この便は私一人だけか思っていると、15・6歳の女の子とその両親のファミリー、そして出発直前に、中年の男性が一人乗り込んできました。乗りこむたびにゴーンと音がします。さすがにロープウエイ、一気に上がるので周囲の景色もどんどん変わってきます。頂上までたったの4分でした。頂上には、30分で回れます、と書いてありました。ひととおり普通に見るのに30分もあれば大丈夫、ということなのでしょう。
案内板にしたがって山道を登ったり、降りたり、このようなところにお城はあったんですね。石垣が往時の面影をとどめています。私の目的はただひとつ、見晴らしのいいところから琵琶湖の雄大な景色をカメラに収めることでした。ただ、同じ進行方向にいつも先ほどの中年男性。この方も急いでいるようで、まるで競争をしているようでした。あとでわかったことですが、観光バスの団体さんで来られた方で、抜け出してこちらに来られたようでした。バスの時間が気になるのでしょうね。もう少し時間があれば、京都から移された村雲瑞龍寺も拝観したかったのですが、門を見るだけにしておきました。15分ほどしてロープウエイの乗り場まで戻ってくると、係りの人が、「あ!惜しい、今、ちょうど出たところです。もう15分ほど待ってください。」とのことでした。しかたなく乗り場付近で写真を撮っていると、この方が話しかけてきました。
「どちらからお出でになったんですか!やはり写真を撮るなら秋口がいいですよ!今時分は、視界が悪い。水郷めぐりはされた?」と聞いてきたので、「これからです。動いていますかね。と聞くと、大丈夫、動いていますよ!」とのこと。眼下に近江八幡の碁盤の目状の町が広がっています。安土城のあった安土山や比叡山の山並みも見えます。
ロープウエイを降りると、時間は14時半頃でした。急いで水郷めぐりの発着場に向かいます。

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