未熟なカメラマン さてものひとりごと

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ミセス・スローカム

2010-07-22 21:16:18 | 植物


先日の日曜日、朝5時に起きで世羅高原の花ハスを見に行ってきました。普通なら府中市内で結構渋滞があるのですが、さすがにこの時間、点滅信号が多く車も空いていました。山道のドライブも爽快です。約1時間で目的地のやまびこ農園に着きました。このやまびこ農園、ほんとにわかりにくいところにあります。世羅高原の他の観光農園と同じく、幹線道路には案内板が出ていますが、それから先は一切ありません。初めてのときは、何度行ったり来たりしたことか!もうだめかと思った最後の最後で見つけることができてほっとしたことを思い出します。
さて、到着すると、すでに数人のカメラマンが写真を撮っていました。農園には約30種類の花ハスが植えられています。販売用の業者の生産場なので、農園に来るお客さんをあまり意識してはおりません。ただ維持費としてお一人200円という収納箱は用意されていますが、お金を入れている人を見たことはありません。見ごろの時期はもう少し先のようです。大半はつぼみですが、そんな中にあって咲く一部開花のハス、とても新鮮な感じがしました。朝陽が強烈に差込み、明暗の差がとてもはげしくなりました。被写体を1点に絞り、あーだの、こーだのと話し合いながら真剣に撮っているご夫婦、ひとりで静かに撮っている女性カメラマン、そして黙々と撮るひとりの男性、いろいろですね。もちろん三脚は必需品ですが、私のみ手持ち撮影。これではいい写真は撮れませんよね。(実は私の三脚、壊れているのです)
ウグイスが「ホーホケキョ」と鳴き、トノサマガエルが「ボチョーン」と水に飛び込む、まさに里山の風景です。
この農園、種類ごとに区分けして田んぼに植えてあるので、とても分かりやすいですね。私の一番のお気に入りは「ミセス・スローカム」という品種です。つぼみはまるで岡山特産の白桃のようにも見えます。青空を背景にすると神々しくさえ見えます。この名前、実は人の名前です。スローカム夫人といったところでしょうか!(この方は2004年に亡くなられたそうです。)他にも小さ目だの、八重だの、色もいろいろあって1時間の間に150枚も撮影してしまいました。一枚でも気に入った写真が撮れているといいのですが!帰って見るのがとても楽しみです。

コメント
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