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未熟なカメラマン さてものひとりごと

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観照寺の梅を見に行ってきました。岡山県矢掛町 令和3年2月22日

2021-03-09 23:48:01 | 花の名所
投稿日:令和3年3月9日

観照寺は真言宗御室派の寺院です。

今年も矢掛町観照寺の梅を見に行ってきました。地元新聞に早咲きの臥竜梅(がりゅうばい)が見ごろと新聞に紹介されていたのが、もう一週間前、そろそろ全体的に見ごろになっているのではと推察し、出かけることにしたのです。おまけに晴天で季節外れの暖かさ、何かと条件が揃っていました。

自宅から観照寺まで20分ほど。道路に近いところに臨時駐車場も用意されていましたが、勝手知ったるなんとかで、一番奥の山すそにある駐車場に迷わず入れました。



山門からウメの花が見える

境内に入ってみると、ウイークデイだというのに、予想外の大勢の人でにぎわっていました。
老人会の団体か何かでしょうか、それも一定時間を過ぎるとあっという間にいなくなりいつもの静けさに戻りました。
コロナ禍の中にあって、こちらも例外ではなく、今年の梅まつりは中止となっていました。
例年ですと、「どうぞ、どうぞ」と誘われるままお茶とお菓子が用意された建物内に、遠慮なく上がらせてもらうのですが、今年は残念ながらそれがありません。



老人クラブの団体さんのようでした。


濃い目のピンクが青空に映える


淡いピンク色の枝垂れのアップ


少し引いて撮影


同じく遠景

ぽかぽかの陽気の中、毛氈の敷かれた縁台に座り、色とりどりの梅を眺めながらゆったりとした時間を過ごすことができまました。
昨年お邪魔したのは、3月1日、たくさんのメジロがやってきていて盛んに花の蜜を吸う姿に出会うことができましたが、今年は残念ながら遭遇することはありませんでした。



白梅のアップ


ピンクのウメを借景に白梅の一枝


境内のあちこちに見られるエヒメアヤメは県の絶滅危惧種


右手前の臥龍梅は樹齢230年とか


暖かい一日でした。
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高山寺のツワブキが見ごろでした! 岡山県井原市高屋町1801

2020-11-03 21:08:20 | 花の名所
訪問日 令和2年(2020)10月26日


今年もツワブキの花を見ようと、井原市高屋町の高山寺を訪ねました。当日は、青空の広がる素晴らしい天気でした。仁王門前から向かいの経ヶ丸山の頂上付近に目をやると、市の遊戯施設「わくわくドラゴンハウス」がくっきり見えます。

仁王門を潜ると頭上に、青銅製の錆びた岡山県指定重要文化財の梵鐘が下がっています。説明文によると、室町時代中期のもので、高山寺のために鋳造され、現在までこの場所にあるとか。こういう例はきわめてめずらしいそうです。

きれいに管理された境内、真正面には真新しい本堂が見えます。高山寺で有名なのは、この本堂裏にあるモッコクです。井原市の観光サイトには次のように紹介されています。
「周囲2.3m、幹は8本に分かれ、枝張りは東西17m、南北15mに広がり上空を覆う。推定樹齢は約350年といわれ、県下最大級であり、7月には白い小さな花が満開になり参拝者の目を楽しませている。井原市の天然記念物に指定されている。(指定年1959年)」



高山寺は真言宗大覚寺派の寺院 天平3年(731年)行基菩薩により開基されたと伝えられる


左右に金剛力士像を安置する梵鐘付きの仁王門


きれいに管理された境内


宝物館(2012建造) 国指定重要文化財の不動明王坐像、地蔵菩薩立像が安置されている


高山寺本堂


本堂の右手を回り込むと、モッコクがある

夏、花の咲くころに訪ねると、小さな白い花が咲き乱れ、甘い香りが辺り一面に漂い、ミツバチがブンブンと羽音を立てて飛び交います。
幹から分かれた枝の太さは、幹を上回るかと思えるほど太く、まるで筋肉隆々、ヘラクレスのようです。樹齢をさかのぼると植えられたのは江戸時代前期、梵鐘とともに長く高山寺を見守ってきたのでしょう。



井原市指定の天然記念物「モッコク」推定樹齢は350年


幹の周辺をツワブキが彩る




後ろに土塀があり、どこか和の趣き


ツワブキの群落


モッコクの幹、上部の枝の太さがすごい、まるでヘラクレスのよう


岡山県指定の重要文化財の梵鐘は、室町時代中期の鋳造 自由に突くことができる

ツワブキは、この幹の下一面に咲いています。後ろには土塀が控え、とても絵になります。
季節を感じさせてくれる秋の穏やかなひとときでした。



その後、市内散策 これは西江原町のため池・大池


のどかな山里(西江原町賀山地区)に癒される
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西日本有数のひまわり畑・世羅高原農場と、せらワイナリーを訪ねて 広島県世羅町

2020-08-31 23:36:25 | 花の名所
訪問日:令和2年(2020)8月16日(日)


世羅高原農場 入園口

今年も世羅高原農場のひまわり畑を訪ねました。但し、目的は、ひまわりだけではありません。朝5時に収穫されたトウモロコシ(ミエルコーン)を買うことも楽しみなのです。昨年は、特設の販売所に並びましたが、ちょうど前の人で販売終了となりました。こちらのトウモロコシは以前にも買ったことがありますが、とても甘くておいしいのです。
ということで、今年は開園時間の9時と思って出かけたのですが、何と真夏のこの時期は8時から営業していたのです。これには少々あせりましたが、何とか20本ゲットすることができました。購入したトウモロコシは帰りまで預かってくれるので、助かります。



入園口を入って通りの左側にある小ぶりの品種のひまわり畑


ひまわりのアップ


ひまわりプール、涼しそうです


八重のひまわり畑 


ワンちゃんも暑いので大変です


フォレストデッキ


みはらしの丘から見るひまわり畑

見本園のヒマワリたち

















さて、肝心のひまわりですが、6.5h、60品種110万本で、中国地方最大の規模を誇ります。さらにブルーサルビアが3万株でこちらも見ごたえ十分です。
一番の見どころは、みはらしの丘展望台から見下ろすエリアです。以前はダリア畑でしたがひまわり畑に変更になっていました。
入園口から入りその右手には、八重咲のひまわり、その奥にブルーサルビア、風車展望台の向こうにも、通りの両サイドに種類の違うひまわり。左には、花の小さな品種にひまわりと続いています。

いつものように左廻りで、散策します。いろんなひまわりの種類があり、満開になる時期が微妙にずれます。なので、すべての種類が満開ということはあり得ません。
さて、例のダリア園の跡地のひまわり畑、展望台の横には見本園があり世界のめずらしい種類のひまわりを見ることができます。こうして園内を散策すること約1時間。日差しも強くなってきたのでそろそろ引きあげることにしました。










ブルーサルビア

















(せらワイナリー Sera Winery





帰りに、せっかくなので世羅ワイナリーに寄ることにしました。白い洋風の建物が青空によく映えます。園内の緑の芝生もきれいに管理され、とてもすがすがしく感じます。ちょうどその時、アナウンスでワイナリーの見学ツアーがあるというので参加しました。係りの方が製造工程を通路に貼られたパネルと、ガラス戸越しに見える工場内の設備を見ながら説明をしてくれました。一番感心したのがワインセラーです。一般には地下だと思うのですが、こちらでは、屋根の上に土をかぶせ、地下と同じ条件を作り出しているのだそうです。



正面の建物がワイナリー


左奥の建物が貯蔵室


美しい園内


ワイナリー見学ツアー

最後にミニSLコーナーを覗いて見ました。随分前に訪ねた時、かわいいプードルの駅長(きなこ駅長)がマスコットとして受付にいましたが、まだいるかなと気になったからです。なんとこの暑い中元気で勤務しているではありませんか。つい最近我が家の愛犬(プードル)を亡くしたので、その姿は特にいじらしく思えました。
当時(2011)の記事はこちら


ミニSL・ドリームランドせら


ミニSL


きなこは元気でした
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岡山県三咲町‘まきばの館’のラベンダー畑を訪ねて 令和2年7月5日(日)

2020-07-19 14:55:30 | 花の名所
まきばの館 岡山県久米郡美咲町北2272)

今年もラベンダーを見に、美咲町の「まきばの館」を訪ねました。日曜日ということもあって、第一駐車場は満車状態でした。
ただ、園内はとても広いため、それでも閑散とした印象を受けます。
例年なら、団体客の観光バスで賑わうのですが、バスは一台も停まっていませんでした。

視界に広がる緑の草原、実に癒されます。
入園が無料というのもありがたいですね。

肝心のラベンダー(7品種・6000株)ですが、一部、早咲きの品種は終わっていましたが、種類が多く全体的には見ごろが続いているようでした。
ハーブ園もなかなか充実しており被写体には困りません。

西日本最大級のドッグランでは、自慢の愛犬を遊ばす人々、それを周りから見守る人々、愛犬の動き一つ一つに歓声があがります。
園内には、子ども達のための、水の遊び場や、遊具があり、簡易テントを張ってくつろぐファミリーの姿が目立ちました。

肝心の牛や馬は見えないものの、うさぎや、やぎも飼われており、こども達は楽しいことでしょう。



入園口 無料というのがありがたいですね。


ファミリーで賑わう


小川


子どもたちの歓声があがる


入園口の向こうにグラジオラス

(ドッグラン)

広いドッグラン


賢いワンちゃん

ラベンダー園


まだまだ見ごろがつづく


7品種 6000株のラベンダーは見ごたえ十分






ハナバチも大忙し

(ハーブ園)


チョウをたくさん見つけました






今が旬です




アルストロメリア








ダリアの小型品種




アガパンサス


キアゲハの幼虫






誕生寺 岡山県久米郡久米南町里方808)

‘まきばの館’からの帰り、久しぶりに久米南町の誕生寺に寄りました。
誕生寺は浄土宗の法然の生誕の地として知られています。お茶を宋から持って帰った臨済宗の栄西も岡山県の出身ですが、岡山県には宗教家を育む、何かがあるのでしょうか?

山門を潜ると、正面左手にどんと構えるのが、大イチョウです。すでに内部も空洞になっていましたが、たくさんの葉をつけていました。樹齢は伝承850年、まさに神木ですね。

本堂に上って参拝したあと、境内を散策しましたが、人の姿はありませんでした。
こちらには、素晴らしい日本庭園があるのですが、今回はパスしました。



山門


実心大徳によって元禄年間(1688~1704年)に建立された。現在の阿弥陀堂は平成15年に浄土宗ご寺院をはじめ有縁の方々の協力により再建。


大イチョウ




幹周/4. 12m、樹高/10m。樹齢は伝承850年


旅立つ勢至丸 後方の大仏は県下最大


本堂(御影堂) 国の重要文化財


見事な透かし彫り


観音堂


境内を流れる小川


石造宝篋印塔(部分):南北朝時代


広い境内


山門より参道を見る


うどん名店 すぎ茶屋福渡本店 岡山市北区建部町川口1552)

久米南町から、国道53号線を南下、岡山市北区建部町福渡でお目当てのうどんのお店「すぎ茶屋」に到着です。
店前の駐車場は満車状態、もうお昼の1時半を過ぎていましたが、大変な盛況です。
近くを通ったら、こちらに寄るのをいつも楽しみにしています。
麺に対する好みは、人それぞれでしょうが、讃岐うどんの有名店にも決して引けを取らない名店だと思います。

ポワンと弾力のある麺、適度にコシがあっていうことなし。讃岐うどんとは一線を画し、おかやまうどんというのだそうです。
出汁も最高。注文してから、出されるまで、決して待たせることはありません。人気店というのもうなづけます。
近くに行かれたら是非、立ち寄ってみてください。



絶品のざるうどんご賞味あれ 薬味を入れたあと撮影(泣)

最後までご覧いただきありがとうございます。
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広島県のアジサイの名所 府中市神宮寺を訪ねて 令和2年6月22日(月)

2020-07-01 23:14:20 | 花の名所

神宮寺遠景 手前がスイレンの池

知人から、「神宮寺のアジサイ、きれいだったよ!」との報告を受け、出かけることにしました。
当日は、快晴の30度を越える真夏日、アジサイに限っていえば、雨の方がよかったとも思いました。到着したのは10時頃、駐車場は半分ほど埋まっていました。
神宮寺の楽しみは、アジサイだけではありません。
駐車場の前の小さな池に、スイレンが、白、ピンク、黄色のかわいい花を咲かせています。



白、黄色、ピンクのスイレンがかわいい



駐車場の係りの方曰く、「午前中に来られてよかった!午後には花を閉じてしまいますから」とのこと。
スイレンというと、昨年訪ねた、高知県北川村のモネの庭や、三原市の三景園、津山市の衆楽園を思いおこしますが、こちらのスイレンも毎回楽しみにしています。


(神宮寺とは)

さて、神宮寺は真言宗御室派の寺院で、かつて南宮神社の一部だった寺です。「神宮寺」というのは、神仏習合時代に神社の中にある寺を指す一般名詞であって、固有名詞ではないのですが、神仏分離時に固有名詞を付けずにそのまま一般名詞が名前になってしまったと推察されます。

境内を中心とした約50アールで、80種3,000株のあじさいが咲き誇り、別名「あじさい寺」として知られています。 毎年6月中旬から下旬にかけては『あじさい祭り』が開催されています。
今年は新型コロナウイルスの関係で、モデルを招いての撮影会やバザーなどは中止となりましたが、地元の住民グループが苗を販売していました。

さて、スイレンを見たあと、いよいよアジサイの鑑賞ですが、暑い日ざしを受け、少し弱っている感じがしました。また、見ごろも少し過ぎているようにも思えました。


順路は概ね次のようになります。

1.エントランス 両側から迫る色彩豊かなアジサイ、たくさんの花を付けたヤマボウシも見事です。


道の両側のアジサイの色彩が美しい




濃い紫系のアジサイ


見事な花を付けたヤマボウシ




めずらしいアジサイ






水鉢に浮かぶアジサイの花弁





2.神宮寺境内に入り、めずらしい種類のアジサイを鑑賞











3.神社に通じる裏山の散策路のボリュームたっぷりのアジサイを堪能


南宮神社 参道脇のアジサイ


正面が南宮神社 遊歩道は石段を登って右に入ります。


ボリュームたっぷりのアジサイ






眼下は素晴らしい眺望です

(南宮神社)


広い境内

最後に、南宮神社の広い境内を散策します。
南宮神社の本殿(寛文9年(1669)の建立)は正面五間、奥行三間の巨大な堂で、市指定文化財となっています。外見では、寺とも神社ともつかない建物です。



本殿


狛犬

(境内の梵鐘)



た、寺が南宮神社から分離した際、鐘楼だけが境内の一角に残されたようです。
説明書きによると、現在の梵鐘は3代目で
初代は、福島正則が広島に持ち帰ろうとして、尾道沖で沈没
二代目は、ペリー来航の際、幕府の命により大砲に改鋳
以降、150年間、梵鐘の無い時代が続き
三代目の現在のものは、平成16年に京都の岩澤鋳造㈱で鋳造された
とありました。
歴史を知るのも楽しいですね。


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