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未熟なカメラマン さてものひとりごと

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1000万本のポピー 道の駅「笠岡ベイファーム」平成27年5月16日(土)

2015-05-24 00:41:04 | 観光名所


5月16日、ハートランド倉敷の帰り、笠岡湾干拓地内にある道の駅「笠岡ベイファーム」のポピーを観に行ってきました。
数日前の新聞の朝刊に、1000万本のポピーが見ごろとの記事が掲載されていたのです。この新聞の効果は絶大で、臨時駐車場はほぼ満車状態。翌日はポピー祭りが開催の予定でしたので、さらに混雑したでしょう。

この「笠岡ベイファーム」が笠岡湾干拓地内の国道2号線バイパスにオープンしたのは、平成23年8月のことでした。以来、隣接する広大な畑に旬の花を咲かせ、シーズンには県内外から多くの観光客がやってきます。その花の数も半端ではありません。

3月21日(土)菜の花フェスティバル   菜の花1000万本
5月17日(日)ポピーフェスティバル   ポピー1000万本
8月 2日(日)ヒマワリフェスティバル  ヒマワリ50万本(100万本)
10月11日(日)コスモスフェスティバル コスモス1000万本 

フラットで広大な畑に一面に咲く花は壮観で見事ですが、世羅の観光農園などの丘陵地に咲く花と比較すると少し情緒に欠けるところがあるかもしれません。そんな花の中でもポピーは、特に色合いは華やかで鮮烈です。低いですが展望台もあって訪れた人はかならず寄って見る撮影ポイントにもなっています。
多くの場合、家族やカップルが畑の中に設けられた遊歩道に入って写真を撮りあっています。撮影を頼まれることもしばしばです。








最近ではカップルで自撮りする人も多く目にするようになりました。そんな幸せそうな光景を見ているだけで、どこか、ほのぼのとした気分になるから不思議ですね。今年の菜の花のときは、モーターパラグライダーで撮影する人も初めてみましたが、この日は、最近なにかと話題になっている、ドローンで空中から撮影する人を見かけました。

入り口のテント付近には、介護施設の入所者の人たちでしょうか、座ってじっと畑を眺めている老人たちの姿もありました。無料ですし、気分転換にはもってこいの場所ですね。
この「笠岡ベイファーム」周辺が一番賑わうのが、10月に「笠岡ふれあい空港」で開催される「大空と大地のフライトショー」です。干拓地内に1000台の駐車スペースを確保。小型飛行機や、大型のラジコン機、スーパーカーや航空自衛隊のヘリもやってきますし、出店もすごい。

このように笠岡市や矢掛町は、歴史や地の利を生かし、数々のイベントを企画して大勢の観光客を集客しています。井原市もなんとか工夫してがんばってもらいたい、そう思うのはわたしだけでしょうか。
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弥高山のツツジ 見ごろでした。平成27年4月18日(土)

2015-04-20 20:41:37 | 観光名所

麓から弥高山頂上を見上げる

この季節の花といえば、チューリップやボタンですが、どこもまだせいぜい四分咲き程度、少なくとも来週末以降が見ごろ開始のようでした。

愛犬の体調がいまひとつのため、時間を空けられないという事情もあり、近場の岡山県一の雲海の名所、弥高山を訪ねることにしました。井原の自宅から車での所要時間は約40分です。一番の目的は、新緑とツツジ(コバノミツバツツジ)です。日曜日が雨との予報でしたので、今日しかないという思いもありました。

また、日曜日は、弥高つつじ祭が開催され、歌手の「北原ミレイ」が来演との情報もあり混雑すると思ったからです。駐車場はどこも満車で、結局一番奥のグラウンドに停めました。駐車場を出るとすぐ目の前に、弥高山の丸い頂上がそびえています。頂上には、まっすぐ伸びる登山道を上る方法と、ぐるぐると約3周してゆっくりと遊歩道を利用する方法とがあります。

特に急ぐ必要もないし、撮影もしたいので、いつものように遊歩道を歩きます。すぐに視界が開け、眼下には、ピンク色を残しながらも、ほとんど散り終えた山桜、一方すでに若葉に姿を変えつつある茶色い山桜、そして木々の黄緑色の若葉、そして紫がかったピンク色のツツジも鮮烈です。そして濃い緑の針葉樹、それらが一体となって美しい景観をつくりあげています。この癒される景色、やはり一年で一番美しい季節と思いながらゆっくり歩きました。



遠くは大山や瀬戸内海が見渡せることも

そして何よりも素晴らしいのが、360度見渡せる大パノラマです。前回は雲海の撮影に来ましたが、特にこの時季の景観は特別に感じます。視界のいい日は大山や瀬戸内海も見渡せるそうです。途中、登山道を上ってきた中年女性の三人組み、その中の一人が、
「もう、だめ!」
「これ以上上ったら、わたしゃ、もう死ぬ」
「あんたら、先行って! わたしゃ、ここでもう十分、待っとくけ!」
という大きな声に、思わず笑ってしまいました。



まさに天空の遊歩道です。

売店やトイレがある麓には、大勢の観光客がいるのに、実は頂上まで上がる人はそれほどいません。そして、そこには決まって若い人の姿はなく、中高年の夫婦や、団体が目立ちます。頂上でパノラマを楽しんだ後、一段下がったところにある東屋で、持参したパンや飲み物で休憩を取りました。
付近では、めずらしいチョウが敏捷に飛び交っています。動きが早いので撮影は不可能です。15分ほど小休止したあと、登山道を利用して降りることにしました。次の目的は麓付近に自生するコバノミツバツツジの観賞です。麓に下りると、テーブル付のベンチで食事や談笑をする人々や、遊具施設で遊ぶ子供たちの歓声も聞こえます。売店の駐車場はいっぱいで、トイレ休憩をする人など、そこには多くの人の姿がありました。



野芝の上で、ツツジを眺める

この道路沿いに、自生するのがコバノミツバツツジです。今、まさに見ごろでした。コバノミツバツツジの群生では、兵庫県の兵庫フラワーパーク、倉敷の三百山にも行ったことがありますが、このように見事なツツジは他では見られません。野芝の上で弁当を広げる人の姿がありましたが、まさに絶好のお弁当ポイントですね。付近にはバンガローやキャンプ場も整備されていて、シーズンには大勢の人で賑わいます。

資料によりますと、この弥高山周辺には、約10万株のツツジがあるそうです。また5月中旬にはレンゲツツジ(地元ではカッコー花と呼ばれる)も見ごろを迎えます。ぜひ一度訪ねて、天空の遊歩道を歩いてみてはいかがでしょうか。



美しいコバノミツバツツジ
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岡山県の桜の名所を訪ねて 三休公園(岡山県美咲町) 平成27年4月5日(日)

2015-04-06 21:55:14 | 観光名所

麓から見る三休山 曇り空が残念です。

雨模様の日曜日、美咲町の三休公園(みやすみこうえん)を訪ねました。かねてから岡山県の桜の名所として知っていましたが、訪ねるのは今回が初めてでした。
自宅から高梁市内に入り、ループ橋を過ぎるころ、道は濃い霧に包まれました。ひょっとしたら天空の城備中松山城の雲海が見えるのではと思い、途中寄り道をして展望台までいってみることにしました、しかし残念、濃霧の中、松山城は姿をときどき現すものの、撮影までにはいたりませんでした。
さて、車は美咲町に入り、案内表示にしたがって三休公園に進むと道はやや急な山道となりました。道の両側には、満開の桜が続き、これが三休公園の桜かと感心しながら進むと、坂の途中で係員の方に停められ駐車料金(500円)を請求されました。

しかしこれだけ知られた桜の名所です。さぞ渋滞しているだろうなと思いきや、料金所で上の駐車場は空いていますか、と尋ねると、意外にも即答で空いていますよとの返事。雨はあがっているもののこの天気では花見客も少ないのだろうと思いました。道幅は車が十分交わせるぐらいあり、比較的よく整備されています。係員の誘導に従って車を駐車場に入れると、まず目に付いたのは、付近に咲くみごとなツツジでした。桜はほぼ満開のようでしたが、ツツジはまだ三分咲き程度でした。

岡山県でツツジの名所というと、高梁市の雲海で有名な弥高山公園と倉敷市の三百山のコバノミツバツツジでしょうか。
早速、車を降りて、散策しようと思いました。駐車場から坂道を上がろうとすると駐車場の係りの女性から、上には何もありませんよとのアドバイス。それならとすぐ下にある茅葺きの建物に行ってみることにしました。2棟あり、手前の小さい建物はトイレで、大きい建物は、お土産と食事処になっていました。



茅葺きの屋根が実に絵になります。

この三休公園は民話村ということで、頂上付近には、いろいろな施設があるようでした。
山の傾斜地に植えられた桜、情報によりますと、その数5000本、ツツジは1万本とありました。なんともアバウトな数字ですが、ここは数が多いということで理解しましょう。
情報誌などでかならず紹介されている桜とセットで山から見下ろす感じの旭川ダム湖、実に絵になる景色ですが、なかなかいいポイントは見つかりませんでした。

この三休公園、傾斜地に植えられた桜の雰囲気がどこか倉敷の種松山公園に似ていると思いました。しかし、この4月11日に開催される桜まつり、このころにはかなり葉桜になっていると思うのですがいかがでしょう。こうして頂上付近を散策した後、来る途中で見つけた道の駅に寄って帰ることにしました。
(おわり、たけべの森公園に続く)



桜とツツジをセットで見ることができます。
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井原堤・2キロの桜のトンネル 平成27年4月2日(木)

2015-04-05 00:58:19 | 観光名所

道の両側に植えられた井原堤のソメイヨシノ、道幅が狭いのでトンネルの密度が素晴らしい。

桜が開花するこの大切な時期ですが、今年は全国的に雨模様で誠に残念です。桜が鑑賞できるのはせいぜい1週間程度。花の命は短くて、そのはかなさゆえに、いっそう愛でる文化が生まれたのでしょうか。
桜の撮影、できることなら晴れた日にしたいというのは当然の欲求でしょう。TVの朝のお天気番組で、お花見は今日がベストというコメントもありました。
ならばと、会社のお昼時間を利用して、市内一番の桜の名所、井原堤(いばらづつみ)に撮影に出かけることにしました。

12:00にスタートダッシュし、まずコンビニに寄っておにぎり2個とお茶を購入。移動中の車の中、何度かの信号待ちの時間を利用しておにぎりを食べお茶を飲んで、車を走らせます。しかし平日にもかかわらず、河川敷の駐車場はすでに満車状態でした。公園では多くの花見客が桜の下で、所狭しとお弁当を広げていました。この一帯がこのように観光客で賑わうのは、この時期だけのことです。   

結局、駐車できたのは、一番に西側にある整備されていない河川敷でした。ここは穴場といえるでしょう。中心部までは少し離れていますが、桜の下を歩けばすむ事なのでまったく苦になりません。井原堤は、小田川の堤防に2キロ、800本のソメイヨシノが植えられています。道の両側に植えられているので、まさに桜のトンネルです。



対岸の公園の周辺にも植えられており、川を挟んでのサクラの競演です

撮影をしていると、後ろから声をかけられました。グループ会社の総務部長さんでした。毎日、この道を通り国道まで往復されているようです。ウオーキングにはもってこいですが、この狭い道を車が通るのには閉口します。この時期だけでもなんとかならないのでしょうか。
近年整備された、堤の下の遊歩道では、多くの人が弁当を広げてお昼の真っ最中でした。前面が川、上が桜で絶好のロケーションではないでしょうか。
普通、ソメイヨシノの寿命はせいぜい60年だそうです。資料によりますと、こちらのソメイヨシノは最初からのもので100年近くになるようです。管理がうまくなされているのでしょう。樹勢はまったく衰えていません。いつまでも、この状態を維持し、井原市民の憩いの場であってほしいと思います。
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1000万本の菜の花畑(岡山県笠岡湾干拓地)

2015-04-02 21:55:30 | 観光名所

モーターパラグライダーが上空を旋回

ほんとに久しぶりの休日でした。地元の新聞に笠岡ベイファーム(岡山県笠岡市)の菜の花が見ごろとの記事が掲載されていました。毎年のことですが、この時期の貴重な被写体として、一面の菜の花畑はやはり魅力的です。そして、どこか懐かしい“菜っ葉”の匂いも嗅いで見たいと思いました。
駐車場も早くから満車になると聞いたので、午前8時過ぎに自宅を出発しました。フラットで見渡す限りの菜の花畑は本当にきれいです。花を近くでよく見ると朝露に濡れていました。展望台にあがったり、周囲を歩いたりといろんなアングルで撮影しました。



朝露に濡れる菜の花

そろそろ帰ろうとしたとき、西のほうから大きなエンジン音が聞こえてきました。するとまもなくオレンジの色の帆が見えてきました。モーターパラグライダーのようです。実際この目で見たのは初めてでした。かなりの低空飛行で菜の花畑を数周、旋回すると、すぐに帰っていきました。至近距離なので、タンクのガソリンの残量まで確認できます。

NHK・BSの番組、新日本紀行で、桜前線を沖縄から北海道まで上空から撮影した映像を見たことがあります。あまりの新鮮さに感動しました。この日も、当然撮影したのでしょうが、どのように映っているのか見てみたいものです。



菜の花畑を走るクルマ
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