昨日(2019年5月26日)あの暑い中、第42回北海道を歩こう 33kmコースに参加、
無事完歩し帰ってきました。
いやぁ、暑かった。暑い、暑い。
当日現地では気温がどこまで上昇していたのかわかりませんが、
5月の爽やかな北海道はどこにいったやら。
集合場所の真駒内中学校グラウンドに7時50分過ぎに到着。
もう少し早く着く予定だったのにうまくいかず、案の定もうかなりの人が並んでいて、
「はやく6km/時」の中間より後方からスタート。
去年初参加のときの渋滞もひどかったけれど今回も団子状態が延々と列を成し、
これね、タイムというより歩きやすさを考えると、
絶対少しでも前の位置からスタートしたほうがいいと思う。
あ、そう感じるのは個人差ありかな。
私は集団の中で歩くのが苦手なほうなので、できれば半径1.5m以内には人がいないほうが歩きやすい。
知っている人、話しやすい人と歩く場合は関係ないけれど。
コース図。
距離よりも高低差のほうが問題なのにこの日はそれに真夏並みの暑さが加勢。
いやぁ、最初に書いてしまいますが、結構地獄でした(笑)。
いろいろ大会に出ていますが、去年の北海道マラソンファンラン10kmとどっちのほうが苦しかっただろう。
やっぱり道マラか。
スタート時からちょっと体内水分バランス悪いかなと感じ(昨夜も暑かったため)、
私としては珍しく1kmも行かないうちから水を飲み岩塩を口に含む。
アームカバーをしている腕にも容赦なく日差しが照りつけ、暑いというより痛熱い。
これは私にとって過酷な歩きになりそうな予感。
6.7km地点の常盤新橋。
10km真駒内カントリークラブの給水所を素通りせず、
半分近く減っていたペットボトルに水を足してもらい、
首に巻いていた例のダイソーのクールタオルも冷たい水ですすぎ、絞り、首に巻きなおす。
私のほかにもこのダイソーのクールタオルを巻いている人ぽろぽろ見かけました。
恵庭岳登場。
あの山の根元というかその先までというか麓まで歩くのね。
16kmラルマナイ川休憩所。
ここで昼食タイム。
靴と靴下を脱いでいるのは私だけ?
意外とみなさんそのままなんだ。マメできないのかな。
ここで靴下を新しく乾いたものに交換。
各休憩所には自衛隊の給水車が待機していて、水を補給できるからありがたい。
安心してケチらずに水を飲める。
ゴールまで何箇所かある給水所すべてに立ち寄り給水休憩クールタオル絞り。
自衛隊員のかたがお塩まで配っていてくれた。
いやぁ本当、熱中症、脱水症、水中毒、アフター熱中症と危険がいっぱいな歩きです。
ラルマナイ川後は恵庭峠のくそったれ(失礼)な上りでこれが苦しい苦しい。
去年もそりゃ上りだから楽な歩きではなかったけれど、ここまでうんざりではなかった。
顔を上げると延々続いているギラギラの歩道に眩暈がするので下を向き足元ばかり見て歩く。
道端のフキも立っていられない状態。
思うに全行程の4分の3は日陰なしだったのでは。日差しがギラギラ。
アタマの中でくりかえし考えていたことは、
「終わりのない上りはない」
呪文のように唱えていた(笑)。
おばさん心の格言だな。
それともうひとつ。
今回ほどみんな同じ状況このくそ(失礼)暑い中歩いているんだ、
私だけじゃないんだと強く思ったことはなかったかと。
22km恵庭岳休憩所でついに必殺ウォークマンをとりだす。
まだ書いていないけれど、母の日のプレゼントということで母の日よりも数週間早くに、
娘がウォークマン買い換えてくれてね、ブルートゥースのイヤフォンもで、
今までの私のウォークマンはフル充電で2~3時間しかもたなかったけれど、
今度のは夢のように連続再生してくれる。ありがたやありがたや。
先日参加した新ひだか町の50kmウォーキング大会でも出番はこなかったのに、
ついにくじけそうなときに聴くプレイリストをかけるときがやってきた(笑)。
くじけやしないけれど、やっぱり聴きなれた曲でペースを作ると歩きやすい。
27kmオコタン分岐休憩所でやっと上りから解放。
あとは下るだけ。
ゴールはあと少し。
湖畔で娘が待っているはず。
が、娘の姿がない。あれ?
去年は支笏湖そんなに人の姿はなかったのに、
今回は気温がぐんぐん上昇したためか涼を求め水遊びやキャンプに訪れる人で溢れ、
観光センターへの入り口は駐車場待ちの車の列ができていて、
きっと娘は停められる場所がなくて困っているに違いない。
ゴール。完歩。
この暑さと休憩給水を含めこのタイムでゴールできたのは呪文のおかげか(笑)。
ゼッケン番号が抽選で当たっていたらしく(係りの人が気付いてくれた)、
スポーツ施設利用無料体験ペアチケットをもらった。
新ひだか町の交流会でも5000円相当の魚介詰め合わせが当たったし、
今年はあたりやすい年なのか。
その後娘となんとか連絡がとれ(支笏湖畔は電波状況がすこぶる悪い)、
拾ってもらい、車内で娘が用意してくれた冷たく冷えたスポーツドリンクをがぶ飲み。
まだまだ歩いている人の列が続いていた。
さて、帰宅後真っ先に冷蔵庫に向かい、取り出し飲んだものは何だったでしょう。
1、そりゃあビールに決まってるでしょ
2、いえいえきりっとすっきり冷えた白ワインで祝杯でしょや
3、いや、疲れたカラダにはスポーツドリンクが一番
4、やっぱもっと牛乳を飲もうでしょや
正解は4番の牛乳でした(笑)。
33キロ歩いた足(汚いものだしてすみません)。
朝、プロテクトJ1を足裏、足指、足甲に塗りこみ、乾かし、
なんといっても心配性なのでマメのできやすい拇指、第4足指、第5足指を左右両足テーピング。
痛くなりやすい横アーチもテーピングで補強。
あと写っていませんが外くるぶしも道の斜めな傾きで靴と当たることがあるので補強用パッドを貼っています。
結果どこもマメは出来ず、痛くない足で完歩できました。
穿いているのはザムストのカーフ&アンクルスリーブ。
長距離を歩く大会はこれに頼ってます。
ダイソーのクールタオル。
休憩所につくたびに水ですすぎ絞り首にきっちりと巻いていた。
水で濡らしたタオルだと時間が経つにつれぬるくなってしまうけれど、
このクールタオルは実にクールなやつだった。
難点は、
首にきっちり巻いても端が解けてくること。
一重で縛ると長いし、
首の露出を避けできるだけクールタオルで覆う面積をとろうとするとぐるぐる巻きとなり、
そうなると端を巻き込んでも歩いているうちにだらんと解けてきてしまい何度も突っ込んで歩いていた。
ちなみにこんなにぐるぐる巻きにすると暑いのではと思うかもしれませんが、ぜ~んぜん暑くない。
むしろ冷たくて気持ちいい。
走るのには絶対邪魔だと思うので巻かないけれど、
山とか長距離を歩くとか、室内でもいくらでも使えると思います。
それと、
岩塩舐めた舐めた。
干し梅、レモンの皮もちょいちょい口にしていたけれど、
やっぱり頻度でいえば岩塩でしょか。
スポーツドリンクは限りがあるので、水をメインに飲んでいたのですが、
そうなると心配なのは水中毒で、塩分をとるように心掛けるものの、
塩分をとりすぎると逆に食塩中毒もあり難しいのですが、
できるだけ自分のカラダの状態に心配りしながら水分塩分摂取していました。
運動中ではなく運動後におこるアフター熱中症もクリア。
今日はというと軽度の疲労はあるものの元気です。
筋肉痛なしマメもなし。日焼けは笑えるけれど。
次は? どうしよう(笑)。
追記 書き忘れたので追加します。
靴はニューバランスのハンゾー、それに靴紐は先日のクールノット。
問題なく歩いてきました。
それを平気でやってのける様々な工夫、役立つ情報満載で、マイバイブルですよ!
特にマメ対策は参考にさせていただきます。
この時期でこの猛暑を克服する手段を早い時期から用意してるなんて、さすがベテラン!m(__)m
ロープウェイ乗り場でも28度だったと記憶してます。
下山してみたら塩が浮いてましたな(笑)
なんとか乗り切れるよう小さな事柄を積み上げて防御というか補って固めていくしかないんです、私。
なんとかなるとか、勢いでどーんといけたらいいのですが。
あれですね、浮いている塩でリサイクルというかエコというか、
究極のその手もあるんですね(笑)。
試してみてください(笑)
試してみます(笑)。