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LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

100km歩こうよ♪大会 in 摩周・屈斜路 2019  ⑤

2019-07-15 23:43:43 | 大雑把に大会(RUN&WALK)

 

3CP 道の駅 摩周温泉で貰った「100キロ饅頭」。

私大福は大好きだけどお饅頭は苦手で、

でもここで食べなかったら縁起が悪そう運が逃げて行きそう、

後悔するより行動だと頑張って食べた。

ちなみに最中、羊羹も苦手というか、この二つは完全にアウト。

大福、串団子、おはぎは大好きで、餡のパーセンテージが高ければ高いほど無理となる。

お汁粉は微妙な立場かな(笑)。

 

 

5CP ピュアフィールド風曜日からソロの男性と組んでもらいゴールまで一緒。

この5CPから(正確に言うともっと手前からだけど)6CP 摩周第一展望台までの上り5.6kmが私の中で一番の難関と読んでいたのですが、

意外とあっさり淡々と終了。

 

私は普段の走りや歩きできついつらい上りになると絶対先を見ないで、

ひたすら下を向き足元しか見ないようにしています。

たまに顔を上げ行く手を確認をするくらい。

他の人はどうなのかわからないけれど、

足元ばかり見ていることでフラットっぽい感覚というか脳と自分をだますというか、

これが上りを乗り切る一番楽な方法と思っているのですが。

 

今回のこの摩周湖展望台への上りは、真っ暗闇だったのと濃霧に覆われていたので、

顔を上げているにもかかわらず周りは何も見えず、

下を向いていると同じような誤魔化し・錯覚が作用していたのかもしれない。

 

6CPでおにぎりとかに汁を頂き完食。

ここまで67.1km、12時間以上歩き続けてきているというのに胃が受け入れ態勢OKなのがありがたい。

 

6CPからさらに高度を上げ7CP、ここで72.0km。

7CPでは休憩を入れず番号チェックだけでそのまま摩周下りに突入。

 

ここでついに足に異変が発生。

7CPまではほぼ無傷できていたのね。

前裏内外の太腿、膝、ふくらはぎ、中殿筋、股関節、足首、足裏、すべて苦痛なく動いてくれていた。

ところが、7CPから先8.9kmのぐるぐるヘアピンカーブ連続の下りで、

左の足裏が粉砕というか爆発というか、足底三つのアーチの骨、

例えるなら足底をつなぐ数珠の糸が切れたような、足の骨って片方だけで28個もあるのだけれど、

それぞれ文句と悲鳴と危険信号を発しはじめ、支える筋肉限界、

激痛ではないけれど、痛みがついにでてきて、

いつどこで「ピキっ」と恐怖の音が聞こえてくるのではないかと、もう祈るような気持ち。

足裏はしっかりテーピングしているのだけれど、それでもくるか、この痛み。

 

さらに、アーチが沈むのと下り坂の連続のWパンチで左足の指先(一番長い2趾)が靴にあたるようになり、

爪が痛くなってきて、おそらくやられてしまったもよう。

ニューバランスのハンゾーUを履いているのだけれど、

100kmウォークを見据えワンサイズ大きいのを購入したのに、下りで足首の紐をちょいと締めなおすのを忘れていた。

「きっと靴の中で爪がはがれ血みどろになっているに違いない」なんて不吉な考えがよぎったけれど、

真っ黒に変色しただけでした(笑)。

 

下りも上り同様、めくらましというか闇と濃霧で下っている感覚があまりなく、

恐れていた前太腿のストレスや膝に負担がくることもなく8CP 川湯駅前交流センターに着く。

 

で、川湯の町に戻ってきて、道がほぼ平坦になって気がついたのだけれど、

一気にカラダにガタがきたみたいで、カラダじゅうの関節という関節がぎしぎし、

だれか私にクレ556差してくださいという感じ。

車道と歩道との段差もギコギコ。

さすがに80kmも歩くとこうなるんだ(笑)。

 

 

 

 

 

7月7日01時19分、スタートから18時間と19分で84.6km歩ききりました。

 

 

順位や速さを競うものではないけれど、私の10分後にゴールした人の話だとその人で19番目、

となると、8CPからゴールまでにあのギコギコの状況で二人(おそらく、三人ではなかったと思う)抜かしたから、私たちは15、16番目くらいでゴールしていたのかも。

142人スタートだからこれはびっくり。さらに女子だと4番目か5番目かと。

-いまだに不思議なのだけれど、どこでそんなに抜かしたのか。スタートしたのも後方だし、

歩きながら抜かした人は数えるほど、ほとんど一人旅状態だったのに、わからない-

 

 

ゴール後は温泉で汗を流し、川湯ふるさと館に敷いてあるふとんで仮眠。

前夜ほとんど眠っておらず、84.6kmも歩き続け、温泉に浸かったらもう爆睡でしょと思いきやここでも眠れず、

耳栓をして30分くらいうつらうつらしただけ。

 

 

 

 

目覚めのたこ焼きとアイス。

 

 

もっと苦しむのか、もっと痛い目にあうのではないかと思っていたけれど、

意外とあっけなく終了してしまった。

おそらく時間の感覚がおかしくなってしまっていたからかな。

 

 

飛行機の時間との関係から閉会式の始まる前に送迎バス利用者は会場を去ることに。

 

 

 

 

おお、釧路駅でルパン列車を見る。

 

送迎バスの3時間、ほぼうとうと寝ていたし、

駅待合室でも札幌までのJR車内でもほとんどうとうと寝ていた。

 

歩くのをやめた瞬間から左足底の痛みはなくなり(正直者だ)、

筋肉痛になることもなく(真実です)、

ただ股関節がギシギシぎこぎこで、歩き始めの数歩がブザマでした(笑)。

 

 

 

 

 



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (kenchan2014)
2019-07-17 08:44:01
100km何て歩けない。私は月300kmのサイクリングのみです
Unknown (みどり)
2019-07-17 22:19:33
私は自転車乗らないので、乗りこなす人はすごいなと、いつも追い越されながら思っています。
使う筋肉がまるっきり違うのでしょうね。

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