タイトルを読めば全てが分かる(笑)。そのものずばりで、ひねりも装飾も含みもない。
そうです、琴似発寒川をじゃぶじゃぶ走ったのではなく、河畔の道をいつものように上流をめざしたのですが、
今日は川と山を欲張ってまわってみました。
目には青葉 山郭公 初松魚
ニュースで鰹が不漁と言ってたな。
5月らしい色合いになってきました。
あのキリの木もすごいことになっている。
このまま成長したら上段のキリと下段のキリの二段重ねが見られそう。
そうなる前にカットされるんでしょうけど。
右股橋で折り返さずそのまま進み、錦水橋まで行ったことは過去に何度かあるのですが。
その時、気づいてしまったことがある。
それは、この橋。
この橋の向こうに見えているのは。
この橋を渡り、ずんずん走って行くと、そこは五天山にぶつかるんでないのかい。
山頂部分が立木と重なってしまっていますが、あそこに見えているのは五天山。
五天山は、福井側のみを一度、福井側から入り山頂、平和側に下りるのを一度やっています。
平和側は倒木&藪で、あまりいい状態ではないのを知っているので、
登るのなら草木が茂る前の今しかないかと前から狙ってはいたんです。
歩きのみだと我が家から遠くて考えることもなかったけど、
川沿いを走ってみると、意外に近いというか、走るってすごいのね(笑)。
風の子橋渡り初め。
このような林道を歩くのならいいんですけど…。
エゾエンゴサクがいっぱい。ただし、もう見頃は過ぎていたのが残念。
いきなり白花のエゾエンゴサク。
これは吉兆?
どうみても人間のものとは思われない足跡がコンクリートにめり込んでいる。
五天山入口。
五天山神社。
車が一台停まっていて身構えたけど、ここを管理していらっしゃる方(持ち主?)らしく、
ご夫婦でお供え物やお花など、神社をお参り&お手入れしている様子。
ラッキー。無断で入るのは気がひけていたので、挨拶をしてから山頂へ。
(五天山は私有地です)
五天山の山頂に狛犬さんがいるんです。
山頂目当てというより狛犬さんにあうのを目的で来ています。
が!
すっごい悪路。前に来た時よりひどい。
以前に歩いたことがあるから進んだようなもので、初めてだったら即刻やめにしています。
倒木と枯れた蔓が道を塞ぎ、そう、イバラの茂みを剣で断ち切り姫を助ける話(いばら姫だったっけ?)、
一部あんな感じで、思わずアタマの中でサバイバーという言葉とオープニングのほら貝の音が聞こえたもの。
中間部分が倒木地帯で道らしきものがありません。
倒木地帯を抜け、ロープが張ってある急登、そして山頂の奥の院に到着。
きた。狛犬さんだ。
こんな山のてっぺんで何年も何年も鎮座しているなんて。
空色の瞳の阿形。
吽形は、
逆光。逆光すぎる。足元に逆オーラ発生か。
祠の中は空。
中にお賽銭がありました。人は来ているようです。私もそうだけど。
ご神体のない祠にお賽銭を置き、お参りする。
303m。三角山が311mでしょ。意外にも高さあったんだ、五天山って。
荒井山ぐらいかなと思っていたけれど、円山225mより高い。
ちなみに荒井山185m、大倉山307m、奥三角山354m。
確かこの奥に断崖絶壁地点があったはずだけど、今日はそこまでは行く予定はなし。
おそらく木立に隠れている向こう側が五天山公園か福井の住宅地。
今日も明日も夏も冬も夜も昼も雨でも台風でも、こうやってずぅっと入口見据えて守り続けているんだろな。
長居せずにすぐに下山。
クロスランナーパック背負ってこなくて良かった(笑)。あれはここでは引っ掻けたら破れたわ、きっと。
ダニ、ヘビも普通にいそう。
無事神社入口まで戻ってきた。
先ほどのご夫婦がまだいらっしゃったので、『お参りさせてもらってもいいですか?』と声をかけると、
『どうぞどうぞ』と答えが。
今日は何の日だったんでしょね。お花やお神酒がそえてある。
私がお参りした時にはもう閉じている祠もありましたが、数ある祠を開けていたようだったし。
あっ!閃いた!ひょっとして5月10日だから510山五天山の日だった???
それはこじつけか(笑)。でも偶然だな、5月10日に五天山登ってたなんて(笑)。
帰路につく。
手稲山はまだ雪が白くくっきり。
どういう状況でこの足跡がついたのか。
おお、ここにも猿岩石ならぬ犬雁足が。
終了。
あそこのてっぺんには狛犬さんがいます。
すっごく疲れたのよ、今日はかなり疲れた。
だから五天山の詳細は明日にしようとしていたのに、疲れのピークを越えたのか、仕上げてしまった。
いやぁ、これから寝て、また3時間後に覚醒してしまったらどうしよう。
目が覚めても絶対走りには行かないぞ(笑)。行き倒れになりそうだわ(笑)。