え~?何年になるんだ?藤棚巡礼を行いはじめてから。
巡礼…。全然意味が違っているけれど。
初めは小なまこ山の藤棚だけだったはず。それが、いくつかの藤棚を見てまわるコース化に昇進。
ご近所の藤棚がいい感じになってきているので、そろそろいい頃かと出かけてきました。
まずは、毎年壁のように咲く藤棚。
棚じゃないな、藤垣根。
と、これがね、今年は枝を大幅に剪定してあり、藤垣根が例年の3分の1ほどに縮小していた。
小なまこ山へ移動。
この石標識(なんて呼べばいいんでしょ、看板でもないし)のそばに、棚ではなく普通に木の藤があり、
控え目に毎年花をつけているのですが、
今年は今までで一番ゴージャス(笑)に咲いていました。
だってね、いつもは数房しかついてないのよ。時期があわないかったんでしょね。
なまこの背中を歩いてゆくと、反対側の出入り口に抜けます。
ここにお目当ての大きな藤棚があるのですが、今年の花の開花状況はどうだ?
近くまでいっても全然匂いがしないけれど…。
咲いてはいるけれど数はわずか。え?早かった?それとも遅かった?
毎年書きますが、小なまこ山の藤棚はとても好きなんです。
好きなんだけど、残念なことに、枠組み(棚)が頑丈すぎるのか、何なのか、
藤の花房が垂れてこないし、遠い。
でも好きだわ(笑)。
藤の花は特に好きだというわけではないんだけれど、藤棚となると話は別で、
それも藤棚を離れて眺めるのではなく、藤棚の真下に立つ、歩く、匂いを嗅ぐ、これができる藤棚が好きなんです。
何をこだわるんだ。
紫はというと、
これだけ。寂しい…。
葉の色が悪くて、早すぎたのか遅すぎたのか、それすらよく分からない状態。
早かったのかなぁ…。
今年は外してしまいました…。
移動。
大なまこ山にも藤の木があるのですが、これも今年はどうしたことか花房が一つ二つ状態。
あまりにもさびしいので写さず通過。
次は、私の中で小なまこ山と1,2を争う存在になってきている藤棚、
昔ジュリーが墓場でダバダと歌ってましたが、墓地にある藤棚がこれがまぁ見事なんですわ。
ただ、ここ浄国寺さんとはなんのおつきあいもないし、まぁお寺だから立ち寄っても怒られはしないだろうけど、
それでもなんとなく入り難くって、でもあまりにも見事なので「真下」に立ちたくてね。葛藤。
坂の上部にある門扉が開いていたので、そろそろっと入って行くと、
お寺の関係者と思われる方が運よく近くで作業をしている。お、これはラッキー。
『すみません、藤の花をみせてもらってもいいですか?』
『どうぞ、どうぞ』と満面の笑みで答えてくれました。ありがたい。
では、お邪魔させていただきます。
ひゃぁ!きてるきてる!藤棚はこうでなくっちゃ。
こちらは薄いピンクの藤の花。
もうね、紫のシャワーよ、藤シャワー。
墓地です。奥にある扉から入ってきた。その向こうは大なまこ山。
藤棚とお墓と三角山。
いやぁ、お見事。もう少し日が経つと、もっとお見事になりそうな予感。
テーブルとベンチも完備。ここで本を読んだら気持ちいいだろな。あ、墓地だった。
ここの藤棚はふたつあり、これが上段で、下にもうひとつ。
下の弾の紫の藤の花はくしゅっとシャーリングしています。
これは紫がかったピンクの藤の花。
やっぱり少し早かったな。
見ごたえは十分あったけど、ちょっと惜しかった気も。再訪?どうしよう。
う~ん、やっぱり浄国寺さんの藤棚は見事だ。
これに風が吹くと波のように揺れて、まるでこの世のものと思えない美しさなんだけど。
あ、ここ墓地でした。いいな、ここの墓地。三角山は毎日眺められるし藤棚もある。
おまけ。
今日は小なまこ山に藤棚を見に行くぞと決めていたのですが、
宮の森マザーズに立ち寄りシュークリームを買うか、それとも摂取カロリーを考えやめるか、
そっちのほうの決断がなかなかつかず、朝からシュークリームはどうしようどうしようと迷っていたわけです。
宮の森マザーズは、そう遠くはないけれど、だからといってしょっちゅう通るわけでもないし、
わざわざ買いに出かけるかというと、そこまでの情熱は今はない。
(あんなにクリームパンを買っておきながら、実はクリーム系よりチョコ、あるいはドライフルーツ系が好きなんです)
でもね、やっぱり出かける機会は少ないし、一度食べてみたい気もするし。
あれこれ悩んだ末、小なまこ山に行く前に立ち寄ったんです。
ところが。
なんだか人気がない…
入口に張り紙が…
定休日でした。
くっそ~、朝からあんなに悩んでた時間も気持ちも私っていったい何?
HP見て何を買うか何個買うか悩んでいたのはいったいなんだったの。
って、HP見たなら何故定休日をチェックしなかったってね。
定休日はないものと思い込んでおりました…。
すべてをひっくるめてリベンジでしょか。