築地まぐろ屋3代目 豊洲市場場内からのマグロ新鮮情報

築地市場場内で40年以上のマグロ仲卸をしている、『松井水産』より、豊洲に移動しマグロの仕入れ情報、お得情報を毎日に配信

静かな土曜日(T0T)

2018-02-24 07:31:49 | Weblog
昨日は長崎県の五島の定置網で370キロなんてのがありましたが、
今日は太平洋岸の紀州勝浦(那智勝浦)で330キロという
連日の300キロ越えの特大マグロがありました。
よく勘違いされるのですが、大きいと品物が良いと思われがちなんですが、
実際300キロ超えるとなると当然筋も強くなり、またちょっと切っても
目方が多くなってしまい売りずらい、そして色が変わり切る前に売り切らなければ
ならない等々、意外と扱いづらく、一般に思われているほど仲買には
あまり人気が無いのが現状なんです。
特に外国、大西洋のボストン、カナダの漁師さんは
『なんであいつの150キロがそんなに高くて、俺の300キロがあれより安いんだよ!!』
となるそうですが、マグロに関しては
「大きいことは良いことだ」
というふうにはならないんですよね~
なかなか理解されないようですが・・・・(^^;;)

実際、昨日の370キロも、今日の330キロもまぁ何とか浜値に届くくらいで
他にあった150キロとかその辺のサイズの方が値段、出てますね(汗)


ただ近海物の本マグロ、メバチも、輸入物も、圧倒的に本数が少ないです。
今日はバチもホントに少なく、少ない中でも謹啓の天然本マグロが一番
本数はあったかもしれませんね。。
養殖本マグロも週末は少ないですし・・・・・





ということで、セリ場も静かだったんですが、今日の(も??)場内は静かです~(泣)
人・・・歩いてないし(><)


景気が悪いからなのか?それとも寒いからなのか??
こんなんで立地の悪い豊洲行って大丈夫なんですかね~???


早くあったかくなってほしいものです(^^;)