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ドイツ編14 ベルリンにて4 味のわかる人たち

2019-05-25 17:45:18 | Weblog
写真はベルリンのフリードリヒシュトラーゼ駅近くのビアハウスにて。各種ブールがビールサーバーより注がれ、ソーセージも直径3センチ、長さ25センチぐらいが普通の状態で、とてもジューシー。この駅の周辺はレストランで賑わい、駅前の広場はテラス席で食事できるところで埋め尽くされていた。スーパーマーケットなども充実しているので、ベルリン市民の買い物や食事を知るにはいいところである。

【朝食はバナナが重要】
前回の続きです。

このような状況の中、冷静だった人たちがいました。

まずは中国の人たちです。昨日も朝食会場で見かけた彼らは、バナナと牛乳のみを朝食として選んでいました。
中東風の人もバナナと持参したヨーグルトのみで、パンには決して手を出しませんでした。

 私はというと、昨日の夕飯の残りのソーセージを持ち込み(上の写真参照。ドイツでも残したものを持ち帰りたい店に頼むと、ちゃんと包んでくれました)、これはおいしくいただき、さらに足りないので朝食会場の肉団子を一口。昨日はまあまあ食べられた肉団子も、自分で持ってきたおいしいソーセージの後では、食べ進めることはできませんでした。あとは、バナナ。
 このホテルでも親指程度の大きさのソーセージが湯がいて置かれていたのですが、ふやふやして味が薄い、食べ物となっていました。

 こうして、このホテルに宿泊したマラソンランナーの命運は、バナナが握っていたような朝食を終えました。

 この後、ベルリンマラソンが始まり、それらが終了した午後5時ごろ。記念のメダルを首からぶら下げて歩くランナーの方々、それを見学、応援していた人たちが一斉に帰路につきました。我々も帰りがてら夕飯を食べようと、トロリーバスに。
 路上も、バスの中も、当然、ラッシュでもみくちゃ状態。気づくと、夫のスマホがなくなっていました。乗車直前までスマホをいじっていたので、落としたのでもなく、すられたようです。ズボンの後ろのポケットに差しておくのは、よくないですね。
 以後、夫はスマホをベルトに吊るすように工夫しました。その後も何度も出かけていますが、今のところ、なくなる様子はありません。

 ところで、このホテルですが、インターネットの宿泊サイトでの朝食の評価は、なかなかよいのです。
たまたま私が泊まった時が不運だったのか、はなぞですが、食べた人が一様に同じ表情をする、というのは、かなり特別な光景ではありました。ちなみに、ベルリンでは、ここの朝食以外は、まさしくドイツ料理というべきおいしさだったことを付記しておきます。
(つづく)

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