雲南、見たり聞いたり感じたり

雲南が中心だった記事から、世界放浪へと拡大中

日本式温泉と座布団4

2013-11-16 15:25:33 | Weblog
写真は金方日式温泉のフロント(2004年撮影)。

【いざ浴場へ】
 ふしぎキモノの女性が取り仕切るフロントでお金を払い(2013年時点では180元。日本円で2300円ほど)、バスタオルなどを受け取り、男女別のロッカーへ行くと、みなさん水着を着脱していました。

 温泉は牛乳風呂やバスクリン風呂、花びらを浮かべた風呂、泳げる風呂(つまり温水プール)など、派手な色をした湯だまりが湯気を立てて沼地のように広がっています。2005年当時で20近く。2013年には特色風呂は37個に増殖。

 広大な森林に点在する膨大な数の露天風呂。温泉浴と森林浴を同時に行うことができ、中国客から欧米客までさまざまの水着姿の男女混浴。壮観です。日本式なのは、ふしぎキモノと露天風呂でゆったり、というところでしょうか?

 ちなみに中国の本来の共同浴場はきっぱりと男女別。人前で裸はありえません。(数年前に西安で日本人留学生が文化祭ですっぽんぽんになって踊り、「中国人に対する侮辱だ!」と外交問題に発展しかけたことがあったのも、そのためです)

 まあ、「日本式」を探そうとさえしなければ、鳥の声がこだまする広々とした空間に気持ちがゆったりとしてリゾート気分には浸ることができます。

 ところで2013年に「金方日式温泉」に行ってきた人の体験記ブログを読むと、さすがに座布団シスターズは消えてしまった様子。かといって正しい着物姿に進化することもなく、今はタキシード姿の男性になっているそうです。
「どこが日本式なの?」と、ブログの作者は疑問を持たれていました。

 たしかにタキシード姿は日本のサービス業の男性に見受けられる格好ではあります。そのうちにフリフリのエプロンを着たメイドカフェの格好になっているかもしれませんね。    (おわり)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日本式温泉と座布団3 | トップ | ツバメとコウモリ1 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事