たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

那須高原「温泉自慢の宿」でお風呂も食事も堪能しました。

2022-11-16 09:58:52 | 国内旅行
令和4年11月16日 深まる秋、晩秋から初冬へ変わる。
日差しはあれど冷気を感じる。日暮れも早くなった。
那須高原に行った最終回は、やはり温泉ですね。

霧雨に打たれながら那須茶臼岳を目指したが、
途中断念でロープウェイ山頂駅を後にしました。
数年前にも濃霧で引き返した経験があります。

山頂駅のすぐ下に秘湯の湯「大丸温泉」があります。
ここには「立ち寄り湯」をしたことがあります。
とても重厚な??大人の湯、という気分になれた記憶がある。
男女湯浴みタオル付きの混浴露天も4,5湯あった。

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そこから少し下がると「休暇村那須」があります。
2月末、雪に埋まるここに泊まって、
大丸温泉から引き湯に浸かり、
冠雪の「茶臼岳」を眺めたことがありました。
(この2枚は数年前に行った時の写真です)
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車は紅葉に染まった道を下り、
観光名所・殺生石の近く「鹿の湯」引き湯の、
松川屋那須高原ホテルに着きました。



この「鹿の湯」とは那須温泉の元祖の日帰り温泉で、
数年前に来た時に体験しました。
硫黄泉の白濁した高温のお湯でした。


数年前に立ち寄った際の写真です。

温度別に6つの湯舟が並んでいました。
湯壺も深く、胸まであります。
腰痛に効くと常連らしき客が言っていた。
写真はその時に撮ったものです。
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今宵の宿は「高級感」が漂い眺望が抜群でした。
快晴の朝。宿の窓からの眺めです。





「鹿の湯」から源泉引き湯したという湯舟は広く、
硫黄泉独特の白濁の湯は、
冷えた身体をきゅっと締めてくれました。


この写真はWebからお借りしました。

露天風呂からの眺めは抜群で、
夕闇の中に那須の街の灯が光っていました。
翌朝6時前に入ったら「爺が独り占め」、
朝日を浴びながら20数分、これぞ、まさに、
「至福」の時間を過ごしました。







夕食は「栃木牛」のすき焼き、堪能しました。









朝食の後、宿の近くで、一面に岩石が転がり、
不思議な伝説が残る観光名所「殺生石」を一回りして帰路に就き、
「深山ダム湖」(一回目に報告)を経由して帰りました。



コロナ禍にもかかわらず、このような豪華旅行に、
引き出してくれた次男夫妻に「感謝、感謝、感激」
次の機会も「ヨロシクね」ありがとう!!!

那須高原「茶臼岳」は霧雨が舞って登頂を断念した。

2022-11-13 10:38:18 | 国内旅行
令和4年11月13日 昨日、コロナワクチン5回目を打った。
今朝まで、全く副作用の兆候がない。身体的な異常感がない。
かえって、ワクチン効果が生じないのか心配になってくる。



紅葉列島にコロナ感染が拡散中、第8波が始まっている。
ワクチン、マスク、指先消毒、外出自粛、換気など、
3密を避けて自己防衛が身をまもる最良の策です。



とは言いつつ旅行をしてきた。
前回に続いて「那須高原旅行」の続きです。
次男夫妻が連れて行ってくれました。





初日は茶臼岳直行がスケジュールでした。
東北道・宇都宮で大渋滞にはまり、
那須ロープウェイ―駅に着いたのは3時半だった。
車から降りると冷たい雨が吹き付けてきた。





それでも陽が差す雲の切れ目もある。
山頂駅はストーブで暖気に満ちていた。
展望デッキに出ると凍える寒さだ。





それでも行けるところまで行ってみようと、
歩き出したが、細かな霰交じりの霧雨が吹き付ける。
デジカメを取り出す手が震えて危なっかしい。
指先が凍傷になりそうな感じだ。
視界も悪くなり、30分ほどで引き返すことにした。





山紅葉など全く見えない灰色の世界だった。
遊山気分で歩ける山でも、悪天候になると身体が震える。
翌朝、快晴、旅館から見えた山は輝いていた。



次回は絶景露天風呂の宿と殺生石辺りを歩きます。

那須高原「深山ダム湖」は360度、紅葉に彩られていた。

2022-11-09 19:40:38 | 国内旅行
令和4年11月9日 好天が続いています。
昨夜は442年ぶりの天体ショーが見られました。
皆既月食に天王星が隠れる「惑星食」でした。


スマホの写真を整理して並べました

爺も老眼の目を見開いて皆既月食は見えました。
天王星は見えませんでした。PCの実況で見ました。
日本中、足元の不平を忘れて夜空の天体ショーに、
魅入られた2時間でした。





ところで10月末「たにしの爺」は次男夫妻のご招待で、
「紅葉の那須温泉豪華旅行」を楽しみました。
久しぶりに「国内旅行」カテゴリーに投稿できました。





1っ回目は「深山ダム」周辺の紅葉の山姿です。
「深山ダム湖」は知る人ぞ知る「ビューサイト」、
車でないと行けないエリアでした。
那須高原を楽しむには車で回るに限る。





たにしの爺、那須高原はこれで3回目でしたが、
これまでは公共交通だけでしたので、
駅からバスで温泉直行、立ち寄りなしでした。





写真は「深山ダム湖」とその周辺の山紅葉の模様です。
デジカメで写りはイマイチです。
この辺は車の数も少なく風景も楽しめました。





次回は那須ロープウェイで上がった茶臼岳と、
殺生石の周辺について報告します。






日本で一番早い犬吠埼の日の出を眺めて……

2020-12-17 11:42:41 | 国内旅行
犬吠埼で泊まったら、やはり「日の出」ですな。



房総半島で最東端に位置する犬吠埼。
日本で一番早く拝める「初日の出」スポットとして知られています。



「初日の出」なくとも富士山頂や一部の島嶼を除き、
一年中、一番早く日の出が見られる犬吠埼です。



宿の部屋から、露天風呂から拝むことが出来ました。
朝6時過ぎると空の色が変わり始めます。
犬吠埼灯台の光はまだ海上を照らしていました。



初日は水平線に雲がかかっていました。
黒い雲の縁が紺色に、そして青に変わり、
全体がオレンジになり幻想的な風景が海上を覆いつくす。
やがて太陽は雲の上に出て光り輝くのでした。





二日目の朝は雲がなく、スッキリと、
日の出ショーを見ることが出来ました。



海上に現れる一条の光の道。
太陽と自分を繋ぐ「光のブリッジ」です。
そして、露天風呂にもその光の道が届き、
自分の身体に当たるのです。



湯を揺らすと、海上の波の揺れと繋がって、
太陽に届きます。至福の朝風呂でした。





部屋のすぐ前が海岸、露天風呂の下は海岸。
犬吠埼灯台と空と海が眼前に広がる、
絶景の宿「犬吠埼観光ホテル」





「ディスカバー千葉」キャンペーンの抽選に当たり、
最大20,000円のキャッシュバックとGOTO35%、
11,000円分の「地域券」で楽しませていただきました。
スイマセン。



「銚子電鉄」が展開中の「号泣(GO KYU)キャンペーン」
支援の銚子・犬吠埼トラベルレポートはこれで終了です。
お疲れさんでした。
以下はおまけです。

●たにしがアブクを噴いている!!

ところで、いい事ばかり続きませんね。
30年以上「無事故無違反」ゴールド免許を続けてきた、
超優良運転の「たにしの爺」でしたが、
警察が仕掛けた「止まれ」を越えて止まり、
左右の安全を確認していたら、
陰から警官が出てきて「標識が見えなかったか」、
初めて「違反切符」を切られ7,000円也徴収。



「危険で乱暴」な運転が街角で横行するなかで、
絶対安全運転を30年も続けてきた爺を、摘発した警官奴。
「事故を取り締まるなら、動いている街中の走行車でやれ」
「止まって安全を確認している車でやるな」クソ―(#^ω^)



国家権力の最末端の権力実行装置、
税務署と警察署は油断がならない。



75歳超高齢者の「医療費窓口負担」が2割になる。
後期高齢者保健も上がり、介護保険料も上がる。
シニア後期高齢者の年金生活の皆さん「怒ろうよ」
シュプレヒコール!!

10年ほど前に見た映画を思い出しました。
ハンガリー映画「人生に乾杯!」

犬吠埼2日目は「銚子電鉄」に乗って観光

2020-12-15 11:27:11 | 国内旅行
今回の銚子旅の企ては「銚子電鉄」に乗って、
「号泣(GO KYU)キャンペーン」中の「銚子電鉄」
千葉県民として応援することでした。



関東平野のとっぱずれ銚子の「ローカル線」銚子電鉄、
長期間に渡って経営難に悩んでいます。
映画「電車を止めるな!」を制作したり、
経営難を逆手にとったユニークなキャンペーンを編み出して、
話題を集めています。


犬吠駅の正面

電車を止めない「銚子電気鉄道」
この秋からは「GOTOトラベル」にちなんで、
「号泣(GO KYU)キャンペーン」を展開しています。
「号泣(GO KYU)キャンペーン」



宿から歩いて10分余りの「犬吠駅」に来ました。
それなりに人出になっています。
構内には「銚電名物」の「ぬれ煎餅」の売店や、
ゆる鉄写真家の「中井精二写真館」などもあります。
駅長さんは女性のおばさんです。



「一日乗車券」のワンデイパス700円を、
GOTO「地域振興券」で購入すると、
300円分の「ぬれ煎餅」のおまけがついてきました。



まず下りに乗って「外川駅」に向かいました。
電車が入ってきました。ホームには大勢の人です。



車内にはチーバくん「千葉県のマスコットキャラクター」
がディスプレイされ人気を集めています。
皆さん、「銚電」応援に来た人たちのようです。





「外川駅」に着きました。





千葉県唯一の「終着駅です」
駅前は何もなく、余り旅情を感じません。
外川漁港まで坂道を下りました。





駅からちょっと行ったところに鮮魚店があって、
女将さんが趣味でやっている漁業「資料館」があって、
覗いてみました。上がったばかりの鮮魚を勧められました。







外川駅から上りに乗って「観音駅」で降りました。
駅から10分ほど歩き「銚子大仏」のある園福寺に来ました。



朱色の本殿や五重塔、大仏様がコンパクトに目に入り、
行き届いた清々しい境内になっていました。



観音駅に戻って、JR銚子駅と同居する始発の銚子駅まで行き、
折り返し電車で犬吠駅の戻りました。
コロナ禍対策でダイヤが間引き運転になっていて、
途中下車すると待ち時間が長いです。



長い待ち時間を退屈しないで楽しめる、
「駅名愛称のネーミングライツ」
銚電では経営危機を地域の事業者に協力を求めて、
「駅名を買ってもらう」「駅名愛称命名権」事業を進めています。
本来の駅名を損なわない「楽しいネーミング」が付いています。
「愛称名」乗る前に調べておけば楽しいです。



車内には、ユニークなポスターもありました。
「売るものが無くなってきたので、音売ります。」
SNSの着信音として電車音や踏切音などの、
「着銚電音」の配信(有料)するというものです。



帰りは高校や中学生がどっと乗り込んできました。
銚電は観光客と学生さんの通学の足になっているようです

コロナ禍とあって「醤油工場見学」中止や、
駅から見学施設「ぬれ煎餅」工場まで遠く、
徒歩で観光するには、特に高齢者には辛いですね。

今回は往路復路とも「利根川水郷ライン」を走り、
市内観光は「銚子電鉄」利用の観光でした。
特に「銚電」に拘らなければ、
クルマが便利と言うことになるでしょうか。

自宅から木下街道で利根川に出て、
「利根川水郷ライン」で銚子まで2回休憩して、
4時間弱、82歳の高齢者には限界ですな。
無事でよかった。

太平洋の荒波が砕ける「犬吠埼灯台」の崖下を歩く

2020-12-12 10:26:53 | 国内旅行

●「銚子ジオパーク」
前回は「犬吠埼灯台」に続く白砂青松の海岸、
「君ヶ浜」を逍遥、徘徊して「浜辺の歌」に寄せて、
「たにしに爺」の詩情を語りました。





今回は、灯台の下から荒々しく続く、
岩礁の海岸「銚子ジオパーク」を徘徊しました。
カメラを構えて、岩から転落しないよう厳重注意です。





三方が海に囲まれた関東最東端の犬吠埼の懸崖海岸は、
「犬吠埼の白亜紀浅海堆積物」として、
国の天然記念物に指定されています。







この地帯を中心に「銚子ジオパーク」として、
「日本のジオパーク」に指定されています。







ジオパークとは「地球・大地(ジオ:Geo)」と、
「公園(パーク:Park)」を組み合わせた言葉で、
「大地の公園」を意味し、地球(ジオ)を学び、
丸ごと楽しむことができる場所を言うのだそうです。
(ネットより引用)
「銚子ジオパーク」についてはこちらで勉強しましょう。

●銚子の海と犬吠埼灯台を楽しむ「犬吠テラステラス」



太平洋に張り出した銚子のとっぱずれーー、
岩礁に荒波が打ち寄せる犬吠埼の新名所を知りました。
2018年12月にオープンした地域情報発信施設、
「犬吠テラステラス」を知りました。





「銚子ジオパーク」のガイド施設やショップ。
カフェ、野菜マルシェ、地ビール工房が並び、
2階は太平洋を一望しながら憩えるテラス席も。



灯台の灯が海上を照らし始め、夕暮れてゆく海を眺めて、
地ビールを舐めながら、いい時間を過ごすことが出来ます。



銚子は日帰りドライブ県内です。
犬吠埼で「宿る」のは初めてになりました。

初冬の海「君ヶ浜」海岸を逍遥し徘徊して来ました

2020-12-07 17:04:58 | 国内旅行

道野辺の「枯れ葉」道の徘徊が日課の「たにしの爺」
超久しぶりに海辺を歩いてきました。



日ごろは「かさ、こそ」と枯れ葉の転がる音とか、
「ひゅー」と枯れ枝に鳴る風の音とか、
「かー、かー」と騒々しいカラスの声とか、
山里の音に連れられて徘徊しています。



この度は「ざざーん、ざわざわ」と海鳴りの浜を、
夕陽を浴びながら徘徊しました。
「海岸歩き」を「徘徊」と言ったのでは、詩情になりませんね。



有名な「浜辺の歌」(林古渓作詞・成田為三作曲)では、

♪♪あした浜辺を さまよえば
昔のことぞ 忍ばるる
風の音よ 雲のさまよ
寄する波も 貝の色も♪♪



「さまよえば…」とは、まさに「彷徨う」徘徊ではないか??
朝から「うろうろ、ぶらぶら」しながら、
「昔のことを忍ばれる」これまさに「妄想」ではないか??



自称ロマンチストの「たにしの爺」です。
文章はリリシズムの情景を映すものでなければなりません。
「浜辺の歌」2番、3番まで読めば、
永遠の「恋の詩」だと分かりました。



♪♪ゆうべ浜辺を もとおれば
昔の人ぞ 忍ばるる
寄する波よ 返す波よ
月の色も 星の影も

♪♪はやちたちまち波を吹き、
赤裳のすそぞ ぬれもせじ
やみし我は すべていえて
浜辺の真砂 まなご いまは♪♪



夕方にも浜辺を歩けば、元彼が思い出される。
大きな波が来て、私の足元に寄せてきた。
病も癒えた私は、あなたを忍んで日毎に、
波に揺らぐ砂のように「さまよう」のでしょう。



「さまよう」を「徘徊」するとしては詩になりません。
よって、今回の一連の写真集は、
「たにしの爺」の海岸散策「君ヶ浜逍遥の詩」とします。



「君ヶ浜」とは、千葉県銚子の突端、犬吠埼に至る、
約1キロの海岸線で豪快な太平洋を眺望できる砂浜海岸です。
犬吠埼灯台へ続く海岸です。



前回アップした「テトラポット」の写真は、
銚子漁港の海岸に集積されていた光景です。
その巨大さと数列に圧倒されました。



里山の散策・徘徊が日常の「たにしの爺」です。
海辺、海岸歩きは、まさに「非日常」の出来事でした。
写真詩集、ずっと居たい世界ーー
「(ひとり)ボッチ海岸」逍遥の詩でした。



GOTOトラベルで東北旅行(最終回)⑥北上駅から一ノ関、塩釜、塩釜神社参詣、仙台へ

2020-11-22 11:00:59 | 国内旅行
美人の湯・瀬見温泉から北上駅に戻ってきました。
今日は途中観光しながら仙台駅に向かい帰ります。



仙台まで一ノ関と小牛田で乗り継ぎます。
北上10時57分に乗りますので、仙台駅着は13時34分
北上駅から仙台駅まで29駅、2時間30分かかります。


北上駅前

秋晴れの岩手路を車窓から楽しみました。
秋の装い盛りの山野、収穫後の田圃風景が広がります。
水沢駅を過ぎたころから右手車窓には、白く冠雪した、
焼石岳、栗駒山が一ノ関駅を過ぎても遠望できました。


塩釜駅のホーム、地下道を通って駅前に出ます

仙台発、はやぶさ110号17時21分が予約切符です。
途中下車する観光時間は4時間余りしかない。


塩釜駅前から塩釜神社への道標

途中下車観光の候補地は一ノ関で「猊鼻渓船下り」
平泉駅で中尊寺・金堂、毛越寺。
松島で松島遊覧、伊達政宗の瑞巌寺。
塩釜駅で「塩釜神社」詣でが考えられました。




塩釜神社前に来ました

仙台駅まで出来るだけ近づいておくということで、
「塩釜神社」参詣を選択しました。
塩釜駅着13時16分です。昼食ランチは、
gotoクーポンを使って「塩釜名代のお寿司」です。


パワーが付くと言われる石段が始まります

地元塩釜の人々から「しおがまさま」と称され、
崇められている陸奥国一宮『鹽竈神社』(塩竈神社)。
何年も前から、一度は参詣したいと願っていた神社です。



駅から歩いて20分。神社の鳥居前に着きました。
眼前に202段の石段が圧倒的に聳えていました。
聞いてはいましたが、いざ目の前にすると、
果たして登り切ることが出来るか不安になって来ました。



手すりにつかまりながら一段ずつ足を上げていきます。
かなり傾斜がきついです。2回休んで登り切りました。
振り返って見下ろしてみると凄い急坂石段です。

境内は広くいろいろ見所があるようでしたが、
写真を撮るだけで降りました。
帰坂も一段ずつつかまって降りました。



駅までの途中や駅前でお寿司屋さんを探しましたが、
なかなか見つかりません。
あったとしてもGOTO電子クーポンが使えるか、
否か、分かりません。
早く仙台に行った方がよさそうで、
塩釜の「お寿司屋さん」は諦めて仙台へ。



花巻で「わんこソバ」に振られて、
塩釜で「お寿司」に振られて、
さらに仙台駅ではお土産屋さんはゴマンとあるが、
「牛タン横丁」のお寿司屋さんは全て、
店頭には「GOTOクーポンお断り」の掲示が出ています。
「えっつ~、なんで」ボヤいてみてもしょうがありません。



やむなく駅の外に出て近くの商業ビルの最上階、
味のレストラン街で、ようやく「お寿司屋さん」
電子クーポン3,000円分を腹に収めて「納得」





仙台発17時21分、はやぶさ110号、7号車13AC、
上野着18時50分で帰ってきました。



最後までお付き合いくださった方には「お疲れさん」でした。



●日本人の叡智と品格でコロナに対応しましょう。

体験してみたGOTOトラベル、
今後どのような展開になるのか分かりませんが。
旅人も、街の人も、迎えるお宿も、お互いに、
「危機管理」を徹底して上手に楽しみ、
GOTOに限らず、経済を回していきましょう。

「新しい旅のエチケット」を無視して、
傍若無人にハシャギ、しゃべくる輩も、
動き回っていることも確かにいます。
この時期に何故、
会食で「しゃべくり、はしゃがなければ」ならないのか。
「孤独のグルメ」こそコロナ時代の食事マナーですよ。
たにしの爺は「ベンチで独りぼっちランチ」が好きよ。

日々変化する未経験な事態に、
日夜対応している菅政権に対し、
野党を中心に「品性なき」罵詈雑言が発しられています。

三者択一、岸田だったら良かったのか、
それとも、石破だったら良かったのか、
もっと悪い事態になったかもしれない。
それは分からない。野党なんて論外だ。

与野党を超えて挙国、「コロナ禍領域」に対して、
感染防止へ、お行儀良い日本人に回帰しましょう。

GOTOトラベルで東北旅行⑤女将の心が生きる、夏油温泉美人の湯・瀬美温泉

2020-11-19 11:34:20 | 国内旅行
夏油温泉郷の瀬美温泉にチェックイン。
新館「桐の花」のお部屋に案内されました。
窓のすぐ先には「夏油川」が紅葉に染まっています。
案内してくれた女性が「温泉について」説明してくれました。





この温泉「美人の湯」は、
天然保湿成分メタケイ酸」がたっぷりと含まれて、
「化粧水のよう」なトロリとした肌触りの温泉が自慢です。
3種の泉質の異なる源泉100%掛け流しの、
天然温泉が楽しめますと案内してくれました。



まず「美人の湯」その後「長寿の湯」で疲れをいやしてください。
「夢の湯」は少しぬるめですので、お休み前にゆっくりと入ると暖まりますという。




部屋からの眺め

早速、二つの階段を上がって宿の一番上にある「美人の湯」へ。
なるほど老人のお肌にも、しっとりする湯ざわりですよ。
温度もちょうどよく、長湯になりそうです。
窓からは紅葉の山斜面が見えています。


館内の空間には女将の心が生きるインテリや花が挿してありました

石で仕切られた「混浴露天風呂」がありますが、
コロナ対策とかでお湯が張られていません。
残念ながら「枯山水」ならぬ「枯れ混浴風呂」でした。



次に「長寿の湯」です。なるほど「美人の湯」以上に、
とろみ感がって、湯量も豊富です。
露天の「四季の湯」にも繋がっています。
露天に移る際には、
老人は「ヒートショック」が心配になります。
心臓にタオルを当てて冷気を一気に当てないよう、
自分への「危機管理」も大切だと思っています。



岩手産の食材で彩られた夕食の会席膳。
メーンは「前沢牛」の陶板焼きです。
軟らかくて、さすが全国ブランド肉だと納得しました。



全体に前夜の宿の会席膳が「硬質感」だとしたら、
今夜の会席膳は「やさしさ感」があります。
女将も挨拶に現れました。

宿の案内によると――女将のモットーは、
「笑顔で迎えるやすらぎの我が家へ、ようこそ。」
とのことです。宿の各所には、
心やすらぐインテリアや花が挿してあります。
館内を彩りが客人を癒しの空間に誘ってくれます。


本館ロビーの売店

寝る前に二人で貸し切り状態の「ぬるめの夢の湯」へ。
まるほど、とろりと包まれているような体温感の湯です。
「いいな~」と言いながら部屋に戻って(^o^)ノ < 。

夏油川 美人の湯に散る紅葉(たにしのあぶ句)


本館ロビーの売店

5時に目覚めた私は「長寿の湯」へ。
誰もいない今朝の封切り湯船につかりました。
私の入浴ルールで膝まで入れて、腰まで沈めて、
腹まで入り、最後に首までつかり手足を伸ばします。
「ああ、極楽極楽」長寿の湯。


私たちが止まった新館「桐の花」

朝食では女将にコーヒーまで淹れていただきました。
一休みして今度は「美人の湯」へ。堪能しました。
同輩さんは「長寿の湯」と露天「四季の湯」に入り、
溜息しながら「堪能した~」と戻ってきました。

1日目の「大沢温泉」2日目の「瀬美温泉」。
「温泉宿はしご旅」いったい何回、に入ったのだろう。



9時30分チェックアウト。
女将さんの見送りを受けながら送迎車で北上の駅へ。
乗客は私たち二人だけでした。一便しかないので、
他のお客さんはみな、クルマでの移動なんだ。



今日は北上駅から東北本線で仙台へ移動する。
途中の観光は「塩釜神社」参拝の予定です。

GOTOトラベルで東北旅行④花巻から北上へ、夏油温泉郷・瀬美温泉へ

2020-11-18 19:23:28 | 国内旅行
花巻は「雨ニモ負ケズ」の詩人で童話作家、
宮沢賢治のふる里ですね。
東北本線花巻駅、新幹線の新花巻駅の周辺には、
記念館や童話村、イーハトーブ館など、
賢治に関わる施設があります。

以前、記念館を見学したことはあります。
今回は「わんこそば」に挑戦することにしていましたが、
あいにくなことに、全店休業日に当たってしまい、
思いを残して花巻を後にしたことを、
この東北旅シリーズの第一回目で記しました。



花巻駅発13時19分の東北本線で、
2駅先の北上駅に向かいます。230円。



北上駅には初めて降りました。
東北、秋田新幹線の列車も止まる、
大きな駅舎になっています。





今夜の宿は夏油温泉郷・瀬美温泉美人の湯です。
お迎えの車のドライバーさん、
「30分ほどかかります」と走り出しました。
乗客は私たちの二人だけです。







夏油温泉郷までのアクセスは「いで湯ライン」です。
名残の紅葉に染まった山道を夏油川に沿って走ります。



沿道には鬼のテーマ博物館「鬼の館」の看板があります。
残照に染まる紅葉の山里、銀色に輝くススキの穂が揺れています。



案内によると「いで湯ライン」には、
瀬峯坂温泉、水神温泉、瀬美温泉、入畑温泉、夏油温泉、
合わせて10軒の温泉施設が沿道に続くという。





瀬美温泉美人の湯に着きました。
季節は既に終わっていると言われましたが、
宿の周囲は紅葉に染まっていました。
夏油高原の豊かな大自然のなかに佇む「瀬美温泉」。
紅葉に山間に佇む舘の雰囲気はレトロな感じです。


瀬美温泉の全景、ネットから採集



本館・山吹の花の玄関前には当地の伝説の、
鬼剣舞のお面が出迎えてくれます。
この鬼には「角がないです」。そのわけは、
人々を守る「仏様の化身」だからだそうです。



受付ロビーに案内されました。
例によって検温、体調のチェックと手指消毒です。
思うに、こういうチェックは当分続くことになるでしょう。



●新型コロナ感染が過去最多に
 感染拡大の歯止め策は???


全国的にコロナ感染者が急増しています。
「GOTOが感染を全国に広げている、止めるべきだ」
と大合唱する勢力が多いです。

「GOTOトラベル」止めたら感染が止まるのか??
せっかく動き出した交通・観光事業も止まってしまう。
当分続く「ウイズコロナ社会」にどう対応するのか。
政府の対応もさることながら、
まず、自分たちがどうするのかが問われている。
GOTOトラベルが「感染拡大」主因であるというデータはない。



日常の油断やマスクルールをないがしろにする。
発症未満のウィルス保菌者が大勢いる現在。
まず、自分もそうではないかと疑うことです。

利用者も自分の危機管理に十分注意して、
人様にはもちろん、利用施設にも迷惑を掛けない、
「ウィルス菌」を持ち運ばない。
「施設に持ち込まない」事に心がけるべきです。

道中、休憩中やもちろん日常的にも、食事中でも、
「密接・密集」でしゃべくらない。
口に物を入れるとき以外はマスクをする。



100人が日常的にしっかり守っても、
一人か二人の不心得な輩が居る限り、
「新型コロナウィルス」の拡散は防げない。
政府の施策が不十分だとするのは間違っている。

それとも外出禁止、罰金政策を望むのですか。
権力による「強権発動」を許容しますか。

民衆の一人として妙案があります。
昨今、評判の「日本学術会議」の学者さんに、
「新型コロナウィルス」の防疫と経済回復について、
人文・社会科学的に政策提言をお願いしたい。
菅政権のサポートにもなるはずですが……。

GOTOトラベルで東北旅行③朝時雨の宿り、紅葉に彩られた大沢温泉

2020-11-14 13:00:31 | 国内旅行
この宿には5つの湯処があります。
一番の評判は混浴露天風呂「大沢の湯」です。

出発前にもう一度と浸かりに行きました。
混浴と言っても、朝っぱらから、
女性が入りに来るわけはありません。


混浴露天風呂「大沢の湯」からの眺め。パンフレットからの転写です

昨夜入った時には気が付きませんでしたが、
浴槽の脇の脱衣場には落ち葉が溜まり、
浴槽にも沈んだり、浮いたりしています。
しばらく入っていると、落葉と共に雨が降ってきました。



頭に手ぬぐいを載せて湯浴み、雨が湯を打って跳ねます。
しばらくするとすーっと止んで、晴れてきました。
ああ、朝時雨なのだ。



旅の宿 ひとり露天の 朝時雨(たにしのあぶ句)

そう言えば明け方、雨音がしていたような…。
食事前には窓の外を見ると朝陽に輝きながら、
雨がパラついていた。雪も混じるようでした。



今日は雨の中の行動かと話していたら、
朝食から帰ると止んで晴れていました。
窓の外の落ち葉が濡れて光っています。


大沢温泉山水閣の玄関

今夜の宿の大沢温泉山水閣に着きました。
バスから降りた今夜の客は12~3人でした。
駐車場には何台かの車が止まっています。
岩手ナンバーが目立ち、
湘南ナンバーなんかも見られました。




ロビーや部屋からの眺め。豊沢川からせり上がる紅葉の壁

コロナ禍、チェックイン前にまず、
検温と手指消毒が必須条件です。



部屋に入ると、
豊沢川に沿って紅葉した山が窓一杯に広がっています。
ライトアップされると錦秋の錦絵巻を見るようでした。





花巻温泉郷の一軒宿・大沢温泉は、
湯治の湯宿が始まりで1000年も続いているという。
現在「湯治屋」として当時の風情が残っています。
自炊施設などあり上下左右に部屋が並んでいます。



近代的な旅館部・山水閣と連なった巨大な宿です。
源泉かけ流しの湯処が幾つもあって梯子しました。



この大沢温泉には、
12~3年前に兄弟会旅行でお世話になりました。
2月でしたので、周囲は雪に埋もれていて、
つららが下がっていたと記憶しています。
「女将」が宴席に挨拶にみえられました。
建物やロビーの佇まいは変わっていないようです。
「おもてなし」が事務的になった感じがしました。


東北線花巻駅のホーム

朝の送りバスの最終便に乗ったのは、私たち二人だけでした。
紅葉に染まった街道を30分ほどで花巻駅です。
花巻での「わんこそば」体験が出来なかったことは、
既に報告した通りです。




花巻駅ホームに飾られている「鹿踊」

次の温泉地夏油温泉は、
東北線上りで二つ目、北上駅です。

GOTOトラベルで東北旅行②一日目の移動・上野→盛岡→花巻→大沢温泉

2020-11-12 14:20:01 | 国内旅行
前回に続いて、GOTO利用で奥州旅行をしたことを書いています。


上野から盛岡まで

11月3日、上野駅新幹線改札前に10時30分に集合して、
10時50分発の「はやぶさ」新函館北斗行き7号車に乗る。
3人席の中を空けて窓際と通路側に分かれて着席する。



車中での密を避けるために執った処置ですが、
乗車率40%くらいで、3人席は一人か二人が多いです。
通路の向こうの二人席は中年男女でしたが、
男性がずーっと、しゃべりっぱなしでした。
私は飛沫が来ないように背を向けていました。



今回の旅では「コロナ対策」が重要課題でした。
旅先に「持って行かない」旅先から「持って帰らない」
マスク、指先消毒スプレー、アルコール消毒シートなど、
車中や道中の立ち寄り、宿での防疫備品を携帯しました。

ところで現在、JR東日本の新幹線は全列車が、
片道キップの値段で往復できるサービスがあります。


帰り仙台から上野まで

誰でも入れるJR東日本の「えきねっと」です。
えきねっと「お先にトクだ値」スペシャルとして、
指定席、乗車券込みで50%割引となっています。
青森や秋田、山形に片道切符で往復できるのです。
GOTOと併せて利用しないてはないですね。



私たちは、紙キップ不要「新幹線eチケット」を利用、
最寄駅からSuicaで来て改札ゲートにタッチしてOK。
チケットレスで乗車して降車駅の盛岡もタッチでOK。
事前の支払い、座席指定まですべてネットで済ませました。



上野を出て大宮、仙台、一ノ関に停まって盛岡着13時01分。
乗換えの東北本線上り花巻行14時23分まで約90分です。



観光案内所でグルメ処と名所の聞き込みをしました。
冷麺の美味しい店と岩木山が少し見える高所ビルが教えられました。

駅前の地下道を通ってグルメ処に付きました。
先客が数組、並んでいます。
「今から何分くらい待つ」と聞くと、「十数分だという」
他に行く当てもないので「待つことにしました」
席に着いてみると「焼き肉」がメーンのお店のようでした。
「とにかく早く出来るものと」注文して、
出てきたのが写真の「盛岡名物・冷麺」です。



「これが、盛岡の郷土料理だろうか」なんて、「まさか」
以前は「じゃじゃ麺」なんて言うのもあったね、なんて、
言いながら忙しく食べ終わりました。税込み1,000円。
岩木山の見えるという高所ビルには行かないで、
駅構内に戻りました。エキナカは野菜マーケットでした。







東北線の改札をキップをSuicaで入ろうとしたら、
対応していませんでした。
14時23分の東北線上り北上行きに乗りました。



花巻駅に着いて温泉バスに乗って宿に向かいました。
志戸平温泉など、途中にある温泉宿に停まって、
今夜の宿・紅葉に包まれた大沢温泉に着きました。

GOTOトラベルで東北旅行①地域共通クーポン

2020-11-10 13:26:51 | 国内旅行
たにしの爺の徘徊仲間に、同年配の温泉旅大好き人間が居まして、
年に2~3回ほど温泉に浸かりに行きます。
今年は2月に諏訪・松本方面に旅しましたが、
その後、コロナ禍で自粛していました。



GOTOトラベルに乘って出かけようかということになって、
このほど、岩手県の2つの温泉に行って来ました。2泊3日でした。
いろいろ「徘徊道中記」をレポートしてみます。

★「地域共通クーポン」利用で「わんこそば体験」が、
 悔しくも出来なかった。行った日が「悪かった」―




1日目の宿泊は花巻温泉郷の「大沢温泉」でした。
以前にも行ったことがありますが大きな一軒宿です。
5,000円分の「地域共通クーポン」が発行されました。

花巻駅付近は「わんこそば」のメッカです。
旅行前から楽しみにしていた目玉観光です。
チェックアウトで前夜の飲酒代に2,000円。
残り3,000円にいくらか足して「わんこそば」に挑戦したいと、
花巻駅前の「観光案内所」に駆け込みました。



「クーポン」を使える蕎麦屋さんに電話して、
調べてもらいましたが、ぜんぶ「本日はお休み」だという。
3日が「文化の日」祭日で4日は一斉休業になっていたのです。
なんとまあ、あいにくの日を選んで来てしまったのでしょう。

この日を選んだ私たちが不運でした。
案内所の女性「駅前のホテル」にはレストランが開いていますと、
お情けの案内をしてくれました。

市内案内図を頼りに「花巻城址」に行ってみようかと、
歩きだしましたが小雨と強風の中、たどり着けなくなって、
駅前ホテルに引き返してレストランでボリュウム一杯の、
中華風まぜそば定食とビール、コーヒーで、
列車の待ち時間とクーポン3,000円を消費しました。

ああ、「わんこそば」に未練を残した花巻駅前。


花巻駅前にある「風の鳴る林」

なお「花巻の飲食店」ガイドによりますと、
「わんこそばがあるお店」として、次の4軒が紹介されていました。
①賢治さんも通った老舗「やぶ屋・花巻総本店」3,300円
②案内所お勧め「嘉司屋」3,500円
③太鼓に合わせてよーいドン「金婚亭」2,970円
④自分のペースでゆっくり「レストラン山猫軒」1,800円



★使ってみた「地域共通クーポン」
 いろいろ制約がありました


「GOTO」旅行代金の15%相当額が「地域共通クーポン」として、
旅行者に配布されます。「紙クーポン」と「電子クーポン」があります。
旅行先の都道府県+隣接都道府県において、旅行期間中に限り使用可能です。
クーポンは1,000円単位でお釣りは出ません。

・紙クーポン
宿泊する旅館でチェックインすると宿泊代の15%分のクーポン券が発行されます。
3時過ぎると旅館内の売店やレストランで使えます。
チェックアウトの際のお酒や特別料理代にも使えます。

・電子クーポン
とても、いろいろな手続きがあります。
大手旅行事業者を通じて予約すると、ほとんどがこの電子クーポンになります。
高齢者やスマホを使っていない人は、面倒になって、
クーポンの恩恵を放棄するような事態もあるのではないかと思います。

今回の旅行で1泊目は「紙クーポン」で2泊目は「電子クーポン」でした。
同行した彼は高齢者ですが、スマホ、タブレット大好き人間でしたので、
スムースに利用できましたが、それでもイラついている場面がありました。
普段からQRの読み取りなどに慣れていない人には、とても剣呑な手続きになります。

それと、この地域クーポンの使える店・施設がどこにあるのか分かりません。
店頭に行けば「ステッカー」が張りだせていることになっています。
張ってなかったら、店に入って聞いてみるしかありません。


地域共通クーポンの店舗ステッカー

旅行先の土地に不案内で、たどり着いた店が対象外だったりしたら立ち往生です。
汽車の時間が迫っていたりしたら「怒り」たくなるでしょう。

ネットサイトには全国の利用可能店舗が地図付きで表示されています。
https://map.goto.jata-net.or.jp/

これで探すとしても旅先でスマホの画面で調べるには難儀です。
事前に店の名前、電話、アクセス、休業日など調べていかないと、
時間ばかり空費することになります。

それと、利用できる時間に制限がありまして、宿泊日とその翌日に限るということです。
さらに、利用範囲は当該の県と隣接県に限られます。
岩手県で発行されたクーポン券を千葉に帰って使うことはできません。

旅行事業者を通じて旅行商品を予約する際、旅行社によって、
紙クーポンを出す会社と電子クーポンのみの旅行社がありますので、
その辺も要チェックですね。
よく知られている旅行会社では紙クーポンを出すのは「じゃらん」「楽天トラベル」です。

他の大手会社はほとんど電子クーポンになります。
ただしこれらの旅行社は独自のクーポンを発行していて、
GOTOの他に5~10%割引のクーポンが付いているので利用する人も多いのでしょう。

★地域共通クーポン(電子クーポン)
https://goto.jata-net.or.jp/coupon/denshi.html

★GOTOトラベル事業についての公式サイト
https://goto.jata-net.or.jp/
ここには親切に各種のご案内が載っています。
ネットに不案内な人は経験した人から聞く方がいいでしょう。

諏訪大社下社「春宮」近くの名刹・慈雲寺で癒しの時間

2020-02-24 09:16:09 | 国内旅行

国宝松本城と諏訪大社を拝してきたことたことを、
3回にわたり長々と綴ってきました。
最終章は寄り忘れた「おんばしら館・よいさ」と
「下社春宮」近くで訪れた「慈雲寺」について書きます。

駅前の観光案内所の担当者さんから、
面白いから寄っていきなさいと勧められた、
「おんばしら館よいさ」を忘れていたことを、
「秋宮」近くに来てから思い出しました。

 

「おんばしら館よいさ」には、木落し体験装置があって、
木落し坂を下る躍動感を体験できると聞きました。
是非体験してみてと言われていました。
残念なことに通り過ぎていました。
御柱の迫力を映像で紹介もしているという。



もう一カ所、強く勧められたのが「慈雲寺」でした。
「春宮」から「秋宮」へ向かう中山道の脇に、
武田信玄ゆかり「矢除け石」などがあり、
その脇から急な石段があります。
126段の石段を休み休み上がりました。



武田信玄が保護した名刹で、
臨済宗妙心寺派・白華山(はっかさん) 慈雲寺。



コケ生した杉並木の参道を抜け山門を潜ると、
そこには美しい庭園が広がっていました。





雪吊りされた松の古木が眼前に広がり、
白い砂利の中に石が配された枯山水の
静寂な日本式庭園が広がっていました。





本堂裏の池泉庭園には雪が残っていました。
私たち以外に訪れている人はなく、
静謐は時間をしばらく楽しみました。
急な石段を上がったご褒美になりました。





これで松本城、諏訪大社めぐりの旅記録はお仕舞にします。
行きあたりばったりの徘徊旅でしたので、
見落としてきた歴史、事跡が心残りになりました。
肝心の上社本宮、前宮にも回っていません。



各所で集めた案内書やパンフレットを整理しながら、
いつか行ける機会があればいいな~と思っています。
上諏訪、下諏訪駅の観光案内所は頼りになりました。
ありがとう。読んでくれた皆さんお疲れさんでした。


初めて、信濃國一之宮「諏訪大社」に参詣してきました

2020-02-21 13:58:00 | 国内旅行

たにしの爺、生国は信濃國で、信濃国分寺の近くでした。
昨秋の台風19号で氾濫した千曲川も近くに流れています。

JRでのアクセスは上野駅から信越線で碓氷峠越えです。
軽井沢、小諸、上田、長野・善光寺、志賀高原方面です
今では東京駅から上越新幹線であっという間に着きます。

信濃國に入るには、もう一つJR中央線があります。
諏訪、岡谷、松本・上高地、大町、穂高方面です。

♪♪「8時ちょうどのあずさ2号で」
私は、私は、あなたから旅立ちます♪♪
狩人の歌で知られる新宿発「あずさ」で行く信濃路です。

東京、京浜、京葉地区に出た長野県人には、
信越線派と中央線派に分かれます。
高速道路でも上信越道と中央道派に分かれます。

信越線派だった「たにしの爺」には、
諏訪、岡谷方面には縁が少ないです。
はじめて上諏訪駅に降り立ちました。
駅隣りにある「観光案内所」に伺い、
「諏訪大社」参詣案内を乞いました。

神社は4カ所、離れた場所にあります。
全部回りますか、と聞かれ、
「歩いて行けますか」
行けないことはありませんが、遠いですという。

明日帰る予定の高速バスの時間など勘案して、
下諏訪にある「下社春宮」と「下社秋宮」の二社を回り、
茅野市方面にある「上社本宮」と「上社前宮」は、
いつかの機会にしようということになりました。

「御柱祭の神事」で全国に知られている「諏訪大社」について、
諏訪湖の周辺にあって4箇所の境内地をもつ神社で、
信濃國一之宮。全国にある諏訪神社総本社でもあり、
国内にある最も古い神社の一つ、だという。

諏訪大社には本殿とされる建物はなく、
代りに「秋宮」は一位の木を「春宮」は杉の木を御神木とし、
「上社」は御山を御神体として拝して居ることを知りました。


下諏訪駅前

翌朝、上諏訪駅から下諏訪駅に移動して、
駅構内の案内所の街歩きガイドに従って、
まず、「下社春宮」への道を辿りました。



駅前通りから「中山道」に出て左折し「相楽塚(魁塚)」。
維新の魁となった赤報隊の隊長、相楽総三を祀っている。
続いて「大灯篭」、大門通りに入る「春宮大門」の鳥居。





800mほど歩くと道の中央に「下馬橋」がデーンとあります。
「下社」最古の木造建築物で、屋根付きの太鼓橋です。



「諏訪大社下社・春宮」の大鳥居が目の前に立っていました。
境内に入りますとまず、「神楽殿」そして祭礼を行う「幣拝殿」





右側に一の柱、左側に二の柱の御柱が屹立しています。
さらに奥には御神木の杉の古木と二つの宝殿、左右に三の柱、四の柱。
この辺は神域で入ることも見えることありません。
四社のひとつ「春宮」を拝しました。



神社の裏手に岡本太郎画伯が知らしめた石仏として、
評判になっている「万治の石仏」を見に行きました。
赤い橋を渡ると岡本画伯の書による石碑もあります。



この「万治の石仏」さまざまな謎を生ずる石仏だという。
胸には逆卍や雷・太陽、雲、月など曼荼羅が彫られている。
お参りについての指標がありました。

「正面で一礼する」→「よろずおさまりますように」心で念ずる。
石仏の周りを、願い事を心で唱えながら、時計回りに3周する。
正面に戻り「よろずおさまりました」と唱え一礼する。

たにしの爺も指標通りに念じました。
「よろずおさまりました」と一礼しましたが、
何が収まったのか、まったく実感がありません。
まあ、何かが「収まって」安定したのだと思っています。



この後、中山道を20分ほど歩き「秋宮」に向かいました。
諏訪宿本陣や幕末に皇女和宮が泊ったという宿屋や、
甲州道中と中山道の合流地点の先に「秋宮」がありました。
「春宮」に比して境内の規模が大きいです。





神域への門、大きな鳥居を潜ると、
青銅製では日本一の大きさと言われる「狛犬」が鎮座し、
出雲大社型の太い注連縄の飾られた神楽殿がありました。



その奥には荘厳な見事な彫刻に彩られた幣拝殿があり、
両脇に一の柱、二の柱。さらに奥には対の宝殿、ご神木、
三の柱、四の柱と御柱が建っています。(よく見えません)
「春宮」と同じ配列ですが規模が大きいです。



「総本社諏訪大社神符」を買い求めました。
門前にある「山猫亭本店」でそばランチを摂りました。
その後、新宿行き、高速バスのバス停に向かいました。