たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

今日は暦の上では二十四節気の一つ「立秋」です。

2022-08-07 11:59:07 | 24節気
令和4年8月7日 残暑お見舞い申し上げます。
たにしの爺ブログ、ネタがないときは「節気」綴りです。
もっぱらWebから知識を借用します。これも、
趣味としている「勉強」の一つです。



と言う訳で学習しました。
明確な四季の移ろいに恵まれている日本です。
四季の移ろいを暦の上で区切ったのが「二十四節気」ですね。



夏至と冬至を「二至」とし、春分と秋分を「二分」、
それぞれの中間に存在する、
立春・立夏・立秋・立冬を「四立(しりゅう)」とする。
これらをあわせて「八節」と呼ばれている。



立秋は特に大切な「八節」の一つとされる。
平安時代から現代まで、日本の詩歌文芸の魂になっています。
まあ、そういうことです。皆さんも、ご存知のことですよね。



高校の国語教師が秋の「鑑賞詩」として、
良く引用した歌を今も覚えています。

馬追虫の髭のそよろに来る秋は まなこを閉ぢて 想ひ見るべし  長塚



リアル現実は盛夏、猛暑、洪水、熱中症、コロナ、サル……
秋の気配どころか、「危険な気配」ばかりです。
「中国・習近平」殿の力誇示は「恐怖」ですね。

雪から雨に変わり、雪解けが始まり、大地を潤す

2022-02-19 17:45:50 | 24節気
令和4年2月19日 今日は二十四節気の「雨水」でした。
降る雪が雨に変わり、氷が溶けて水になる頃です。
今年の2月は雪が多いようです。



雪の少ない当地も3回の降雪がありました。
いつも徘徊する自然公園にも残雪が残っています。
午後から降りだした雨で解けてしまうでしょう。

節分や3回目の接種も副作用なし

2022-02-03 17:53:36 | 24節気
令和4年2月3日 今日は節分です。
暦の上の「冬から春へ」の節目です。
あすは「立春」で、春が立つ日です。

1日にコロナワクチン3回目の接種が済みました。
3回ともファイザーでした。翌日まで、
左肩の接種付近に鈍痛がありましたが、
もう何も感じることも、熱もありません。
「ワクチン接種」の副作用がニュース課題ですが、
たにしの爺、1,2回とも含めて副作用らしい症状がない。

これもまた「心配の種」になる。
私は「人並みじゃない」!!なんて。
ワクチンは「本物じゃなかった」!!なんて。

感染拡大が急速に広まっています。
高齢者が感染すると、
「重症化」し易く、死に至るケースが分かってきました。
間もなく84歳、「まさに重症化適齢期」です。
果たして「ワクチン効果」どこまで持ちこたえてくれるか、
「心配の種」は尽きない。




今日は節分。幼児時分から「豆撒き」が定番だった。
最近の仕来たりは「恵方巻き」をかじるのが主流だそうだ、
今年の恵方は「壬の北北西」だそうです。
北に近い西ということです。



たにしの爺、願い事があるので全部やりました。
恵方巻き(団子屋で買った「太巻き」)と豆撒き「福は内」。
「願いが適いますように」。
何を願ったか「報告」できる時が来たらブログに書きます。



節分・立春とは言っても、
本格的に寒さを感じるのはこれからです。
「こぶしの花」の芽が緩んでいました。

大寒列島。まん防列島。経済底冷え。オミクロンに抗し、耐える冬本番

2022-01-20 09:53:38 | 24節気
令和4年1月20日 きょうは二十四節気の大寒です。
まあ、冬の真っ最中ってところですね。
晴れ渡った冬空ですが風が冷たいです。



日本は自然の移ろいを四季に分けています。
さらに「6区分」に分けた「二十四節気」。
春…立春、雨水、啓蟄、春分、清明、穀雨
夏…立夏、小満、芒種、夏至、小暑、大暑
秋…立秋、処暑、白露、秋分、寒露、霜降
冬…立冬、小雪、大雪、冬至、小寒、大寒



「大寒」は折り返しになる「節気」です。
「冬来りなば春遠からじ」と言われます。
あと2週間ほどで節分・立春になります。



日本海側は曇り空、雪が降り積もっている。
南関東は風冷たくも、晴天が続いています。
日課となっている徘徊逍遙も続けられます。



冬陽の中を、自分の長い影を追いながら歩く。
落葉樹はすっかり葉を落とし裸枝が天を衝く。
アオキの赤い実やヤブ椿の赤い花が目に付く。



徘徊路の途中に用心深く急いで過ぎる箇所があります。
今にも倒れてきそうな巨木が路を蔽うっているのです。
この道、3年前の台風19号の突風で何本も倒れました。



筑波山の女体山への登山道に「弁慶の七戻り」という、
巨岩が今にも落ちてきそうな石壁の細い道があります。
弁慶でさえ通り過ぎるのに7回も躊躇したと言われる。



徘徊の度に、この今にも倒れそうな巨木の前に来ると、
あの筑波山女体山への道にある茶店と巨岩を思い出す。
常磐道を飛ばし、筑波山へ通った頃の若さが懐かしい。



「オミクロン」コロナが急速に感染拡大中です。
16都県「まん延防止等重点措置」適用になった。
基礎疾患を持つ高齢者に該当する「たにしの爺」
寒さに抗し、オミクロンに抗し、耐える冬本番。



寒さが本当に実感として、身に染むのはこれからですね。
「貼るホカロン」を布団に3枚ほど貼って寝ると、
背中、腰、足がホカホカして朝、布団から出られない。
暖ったかいけれど、気力、筋力が衰えるなぁ~

冬隣り――冬が来る前に風に聞きました

2021-11-07 10:21:46 | 24節気
令和3年11月7日 きょうは「立冬」です。
小春日和が続いていましたが、今日は薄曇りのようです。
明日からは「時雨模様」とかの予報です。



いつもの徘徊道、立ち寄る自然公園。
木立の中には色付き始めた梢に西日があたり、
輝いています。



落ち葉が道を覆っているようになりました。
バラ園の花の数も少なくなりました。
黄昏色?? 黄色いバラが気に入りました。



冬隣り、冬が来る前に、風のささやきを聞いた。
爺よ!! 「コロナに注意」「風邪ひくな」
落ち葉の散る道は、冬の道に代わり始めている。





ど派手に登場――BIG BOSS(監督)
プロ野球・北海道日本ハムファイターズ新監督に、
新庄剛志選手が就任することになった。



徘徊路の途中に日ハムのファーム球場があります。
来春の自主トレに来てくれるかな。
久しぶりに鎌スタが賑わいそうだ。





今日は立秋です。マスクを外して、風の中を歩きたい。

2021-08-07 13:12:10 | 24節気
令和3年8月7日 残暑お見舞い申し上げます。
二十四節気、暦の上では秋の始まりです。
朝夕には「涼やかな風」の気配を感じるようになります。
リアルでは熱中列島に複数の台風が取りついています。

「緊急事態宣言」危険な夏の暮らし。
人混みに出歩かないことが最大の「危機管理」です。
徘徊逍遙が日課のたにしの爺、人混み街中には行かない。
出歩くのは、人に出会わない「里山道野辺」です。

熱気の道中、蜃気楼のように妄想が湧いて来る。
マスクを外して、風の中を歩いている。
かつて歩いたアルプスの尾根路、高原の果てなく広がる草原の木道。
海から風が吹いてくる。高波が打ち寄せ、砕けて光る海辺の砂洲浜。



写真は4年前、「18切符」で回った外房「御宿海岸」です。
御宿海岸と言えば、あの童謡「月の沙漠」ですね。
♪♪月の沙漠を/はるばると、
旅の駱駝がゆきました。
 …………………………
砂丘を越えて行きました。
黙って越えて行きました。

砂丘・砂山の詩情は石川啄木「初恋」ですね。
砂山の砂に/砂に/はらばい
初恋のいたみを/遠く/おもい出ずる日
初恋のいたみを/おもい出ずる日



「砂山」繋がりの極めつけは、この歌です。
石原裕次郎「錆びたナイフ」
♪♪砂山の砂を指で掘ってたら
まっかに錆びたジャックナイフが出て来たよ
恋のなきがら 埋めたか
そんな気がする 小島の磯だ

映画にもなったこの歌、兄の慎太郎の原作で、
硬派の裕次郎と情の裕次郎がミックスした、
名曲だと、たにしの爺は今でも、好きな歌になっている。



「夏と恋のなきがら」と言えば、いい歌がありますね。
サーカス「ミスター・サマータイム」。
♪♪ミスター・サマータイム
あれは遠い夏の日の幻
さがさないであの頃の私を
…………………………
叶兄弟姉妹と従姉の魅惑的な詩と甘美なハーモニー。
「私を失くしたひと夏の恋」♪♪夏が悪戯したのです。
私を探さないで、後悔と償いの切なさが心を打つ。



立秋とはいえ、猛暑の中の徘徊逍遙。
バカンスなど全く縁のなかった「たにしの爺」
あらぬ「幻日」の妄想に憑りつかれてしまった。
マスクは外して、風の中を歩きたい。

今日4月20日の誕生日の花はヤマブキです

2021-04-20 20:01:21 | 24節気
令和3年4月20日 今日は二十四節気の「穀雨」でした。
雨の潤いで地表の生気が増す季節になりました。
「強烈な台風2号」が不気味に発生しています。



今朝のNHK「ラジオ深夜便」の最終コーナーの情報で、
今日の誕生日の花はバラ科の「ヤマブキ」だと知りました。
花言葉は「気品、待ちかねる」だそうです。納得です。



「今日は何の日」かと言えば、
高貴(好奇)な「気品の花ことば」が似合う、
「たにしの爺」83回目のバースデーですよ。



「山吹」と言えば、たにしの爺が思い出すのは、
大田道灌の「山吹伝説」です。
<七重八重花は咲けども山吹の(実)みのひとつだになきぞかなしき>



ヤマブキの花は万葉時代から親しまれ詠まれていた。
山の中に生え、しなやかな枝が風にゆれる様子から、
「万葉集」では「山振やまぶり」と呼ばれ、
転じて「山吹」になったと言われています。
まあ、この辺はWebからの受け売りです。



「山吹色」は悪徳商人の代名詞「越後屋」が悪代官への手土産、
「菓子折り」の下に忍ばせる黄金色の小判の隠語にもなった。
「越後屋、おぬしも悪だのう」と悪代官がニンマリする。
そんなテレビシーンは「水戸黄門」でよく見られた。

花咲く陽春――「コロナ居座る」春、日本人の叡智が試される

2021-03-20 15:00:03 | 24節気
令和3年3月20日 きょうは春分の日です。
義理姉さん夫妻の、お墓参りに行って来ました。
こっちには居ないけれど、居るような春彼岸。合掌。



春は黄色い花が多く目に映りますね。
菜の花、スイセン、レンギョウ、ミモザ、タンポポ……
「花の命」は種をつくり子孫を残すことです。
「花粉を運ぶ昆虫」に来てもらわないと困ります。
春に飛ぶ昆虫は「黄色」に敏感だと研究者が言ってます。



けさのNHKマイあさ▽サタデーエッセイ。
解剖学者の養老孟司先生「縁側にて」でした。
昨年の暮に亡くなった愛猫まるとの暮らしを偲び、
「自然と人間」について語りました。



人間の困難(困りごと、災難)が発生するのは、
「自然との境界・接点」で起こっているという。
台風、地震、豪雨…自然発生を、人間にはどうすることもできない。



コロナウィルスだって本来、自然であって、
それを人間の側が何とかしようとするわけで、
非常に面倒なことになっている。

諦めて笑っているか。辛抱して対処するか。
自然を人間の社会システムに対応させることは出来ない。



ネコは不幸せの方に行かない。
まるは、一番居心地のいい場所を知っていて、
日当たりの縁側に寝ていた。



今もその辺に居るかと見回しても、居ないんですね。
だけど居るんですね。今日もネコになって
私もそこに行って寝そべりたいと養老先生。
まるの居ない春、だけど居る春。



以前、蕗のキャラブキを送っていただく、
北関東にお住いの女流歌人さんについて、
ネコちゃんと同じ枕で寝ているとアップしたことがあります。



その猫ちゃん、先に主人を亡くした「形見ネコ」です。
その猫ちゃん、前の主人をどう思ているか分からないが、
引き取った日から、「居心地のいい」場所を見つけて、
すっかり懐いてゴロゴロ。グー。



人間て、いろいろ面倒っ臭いですね。
明日から「緊急事態宣言」解除になります。
花咲く陽春――、
コロナ終息へ「日本人力」が試される。

恒例の成田山新勝寺詣で、今年は18日になりました

2021-01-20 10:11:04 | 24節気
令和3年1月20日 今日は大寒です。
二十四節気「寒さが最も厳しいころ」
「コロナ感染者」大半は自宅に缶詰。





緊急事態宣言「外出自粛」要請の中でしたが、
18日、成田山新勝寺に行って来ました。
毎年恒例で30年も続けている。





「交通安全」のお守りを受けに参ります。
毎年松の内に詣でることにしていますが、
今年は「コロナ禍」で18日になりました。





写真でご覧のように、本堂の階段にも境内も、
信者の皆さんの姿はまばらでした。
まあ、時期的にも寂しくなるころでしたが……



人出の数は参道に出ても少なかったですね。
例年は整理券を持って順番待ちをしている、
鰻の「川豊」さんの前にも並ぶ人は居ない。





「たにしの爺」はいつも行く「川豊西口店」で、
一年に一度のご褒美「うな重の上」で栄養補給をしました。
ウナギの味がご飯とまじりあって極上の旨さでした。



成田山新勝寺と言えば「節分の豆まき」が有名です。
歌舞伎界、大相撲、芸能界の著名人が出演します。
社務所で聞くと、今年はゲストは無し、規模縮小と言うことでした。





成田山は「福は内」だけです。
ご本尊不動明王の慈悲で「鬼」も「福」に改心するという。
今年は「不動明王様」の出番まで制約されるようです……





「コロナめ!!」  怒  怒

「緊急事態宣言」にも関わらず、
都市部を中心に感染者が急速拡大している。
病院ベットがなく大半は「自宅に缶詰め状態」で療養中だという。

当市においても感染者は18日現在、334例となっています。
その内「調査中」ということで、医療機関に居ない人が、
113人になっています。今年になって感染した人です。



「成田山」初詣、「交通安全」祈願は、
「不要不急」の外出だったでしょうか。
反省しています。

●追記、ウナギと言えば●あの、川魚料理の老舗「川甚」が閉店になる

映画「男はつらいよ」で知られる葛飾柴又。
帝釈天の脇裏手で江戸川堤防縁にある料亭。
江戸時代から続いていた「鰻と鯉料理店」。

露伴、漱石や清張の作品にも登場する料亭です。
たにしの爺が記憶にあるのは尾崎士郎「人生劇場」
主人公の青成瓢吉がお袖と出会う「柳水亭」とは、
この「川甚」だとホームページに記されている。

個人的には上京同人による「中学クラス会」、
妻方の養父の快気祝い、義兄の追悼食事会や、
長男夫婦の婚約披露などでお世話になりました。

窓辺から眺める江戸川のきらめき、
「寅さん」が歩いて来る堤防、柴又帝釈天。

たにしの爺が所属する公民館サークル「小旅会」
1月14日に行く目的地は、帝釈天と江戸川堤でした。
コロナ禍で催行が中止になってしまった。
「川甚」でランチとも思っていたのに……



今日2020/令和2年9月22日は秋分の日、秋彼岸でした

2020-09-22 11:16:17 | 24節気
ここしばらくお天気はあまり良くなくて、
曇天の日が続いていましたが、
今日は雲が多めですが晴れていますね。
昨日は午後から晴れたので、
市川総武霊園に秋彼岸の墓参に行ってきました。



お花を挿し換えて、お水とお線香を上げて、
お団子をお供えしました。しばし佇んだ後、
カラスが来るのでお団子は引き上げました。



埋葬故人は、きっと”千の風になって”
あの大きな空を、吹きわたっているのでしょう。
お団子は頂いていきますと、お断りして、
いつもの、市川自然公園に向かいました。



そこには季節の花、ミソハギ(禊萩)が咲いていました。
ミゾハギは精霊花(しょうりょうばな)とも言われ、
盆花(ぼんばな)として供されるともいう。
ミソハギの前でお団子をいただき供養としました。



現在、自然公園では「ツリフネ草」が最盛期です。
釣舟に似た花が一面に咲き広がっています。
インパチェンス、ホウセンカの仲間で、
花が終わり実になると、はじけて飛びます。



群生地が年々広がって、樹間の根元を埋め尽くしている
秋の終わり、膨らんだ実籠ったサヤを軽く握ると、
かわゆく弾けて手のひらに当たります。



インパチェンス。
弾けたい  たにしの爺  です。
写真はガラケー携帯で撮りました。

きょう2020年9月7日は、台風10号の通過最中の「白露」でした。

2020-09-07 16:17:21 | 24節気



気象庁が早くから「特別警戒」注意を喚起していた、
台風10号が奄美、九州を暴風圏に巻き込みながら、
日本海を北上して去っていった。
交通もストップ。数万人の人が避難した。
九州四国を中心に広域にわたって停電。



当地方も昨日から短時間のゲリラ豪雨。
今も雲が重く垂れ込めています。



今日は、二十四節気の「白露はくろ」でした。
朝の草花に露が宿り始める頃とされています。



台風が去った後、再び暑さぶり返すとの予報です。
今日も蒸し暑さの中の徘徊に出かけました。



なんか、どうでもいい雑記帳ブログになったようだ。
雨がまた、強くなってきたようだ



午後になって、晴れ間も出たが、風が強い。

今日は二十四節気の「処暑」です。令和2年・2020・8・23日

2020-08-23 10:52:28 | 24節気

夏が終わりに近づき、暑さが和らぐという気配のことです。
体調不良、危険な暑さ、コロナ感染が怖い「たにしの爺」。
前回のブログ更新は梅雨明け「暑中見舞い立秋前でした」。

2週間ぶりになるブログネタも季節の暦の「処暑」で行きます。
「立秋」から15日目で「処暑」になり「白露」までの期間です。


川村美術館にて

スイレンです。
朝に開花し夕方には閉じてしまう幻想的なスイレンの花。
池のなかで植栽されているものが多いですね。
モネの絵で有名ですね。
似ているハス・蓮は葉や花が水面から立ち上がる。
スイレン・睡蓮は葉も花も水面に浮かんでいます。


川村美術館にて

花言葉は「清純な心」「甘美」「優しさ」「信頼」「純情」
「信仰」 (白は)「純粋」「潔白」


淡路島の大塚国際美術館にて

とにかくこの夏は、梅雨明けが8月にずれ込み。
以来、猛烈な暑い日が続いています。
コロナ感染の恐怖と熱中症の恐れで外出自粛の日々です。
「危険な暑さ」を凌いでいます。


大町自然公園にて

暑さが終わるという「処暑」にもなると、
台風8号が発生したり、厳しい暑さも峠を越して、
今朝は雲が厚く太陽が出ていません。
幾分暑さも和らいだ感じがします。
朝から雷が豪快に「ゴーゴー」鳴り渡っています。

朝夕の気配は涼しい風が吹くようになるでしょうが、
コロナ感染の勢いは、ますます広がっています。
秋天のもと、爽やかな秋風、紅葉の里山の彩り……、
コロナを忘れて徘徊日和、街旅は行けるようになるのかな……。


大町自然公園にて

「発症未満、無症状コロナ保有者」がウヨウヨいる。
ウィズコロナ社会が「常住」になりつつある世界です。
 罹っても発症しない人たち、
 罹ったら発症・重篤化、死に至る人たち、
 コロナによる人間の生存が分別されるという、
 人間淘汰の「リアル社会」の到来です。


今日は立春、音楽教室から聞こえた「早春賦」の追憶

2020-02-04 11:20:47 | 24節気


この歌を聴くと、思い出す光景が蘇ります。
爺の出自の家は、小中学校の近くにあった。
早春の農作業で、麦踏していると聞こえる。
音楽室の窓から、女性合唱の澄んだうた声。

寒風に打たれて、麦の生えた畝を踏む作業。
雪で緩んだ土の、畝を踏み固め成長を促す。
この時期に行う、家中総員の農作業でした。

放課後の校庭に、コーラス部の女生徒たち、
奥手だった私に、セーラー服が眩しかった。

あれから70年余、早春賦の歌声を聴く度に、
畑中の道を往く、セーラー服姿が甦ります。

「早春賦」吉丸一昌作詞、中田章作曲の歌は少年時代の「萌え」です。

明日は冬至ですね。太陽が生まれ変わる日

2019-12-21 18:46:15 | 24節気

12月22日は令和元年の「冬至日」になっています。
1年で昼日が最も短くなる日ですね。
翌日から日が少しづつ長くなっていくということ。
昼夜の長さが同じになる春分の日に向かいます。





冬至を太陽が生まれ変わる日として、
いろいろな縁起催事が各地で行われています。
「たにしの爺」は早くも風呂に柚子を浮かべました。





今日は曇天になっていますが、
昨日はいつも行く徘徊路から、
自然公園を回わって来ました。





「冬枯れ道」を歩くと、
「紅葉の季節」は終盤のシーンに染まり、
「枯れ紅葉」が地表を覆っていました。



お日様の届きにくい樹々には、
紅葉期の遅い当地ならではの、
「残り紅葉」もみられました。





盛りの紅葉や「照り紅葉」もきれいですが、
木枝には枯れ始めた「残り紅葉」が居残り、
地表一面には「落ち紅葉」が広がるさまは、
初冬から厳冬期に移る「紅葉山」の最終章。



もう少し経つと樹木枝から葉はすっかり落ちて、
長い冬の眠りに入る有終の美を飾るかのように、
草も枯れた色に包まれて、冬枯れの景色になる。
黄昏の老年者には、一入の想いの入る光景です。





百人一首の「古今和歌集」から―――

山里は 冬ぞ寂しさ まさりける 
人目も草も 枯れぬと思へば (源宗千)



「冬至日」は太陽が生まれ変わるだというなら、
「たにしの爺」も生まれ変わる日になりたい。



落葉樹や草花は枯れ姿をさらして冬を越し、
春には新芽を出し夏に青々と茂り秋に紅葉、
枯れ葉は大地に還り、新たな芽吹きをまつ。
爺も暖かくなるまで冬眠して過ごしたいな。





今日から平成最後の「春のお彼岸入り」です

2019-03-18 13:15:12 | 24節気


新元号の発表まで残すところあと2週間。
実際に新元号が使用されるのは5月1日。
徘徊三昧の爺にとって変わることはない。



例によっていつもの自然公園に出かけた。
木道の下にフキノトウの花が開いていた。
見上げてみれば辛夷の白い花が目に入る。



休憩したベンチ脇には花穂が立っていた。
花穂(かすい)穂状になった花の集まり。
猫柳、それともタチネコヤナギだろうか。



前回ブログアップしたランチベンチ周辺、
廻りには榛の木の花穂が散らばっていた。
10日余りで陽春の光は緑に変わっている。



今日18日は平成最後の春彼岸の入りです。
21日は中日で24節気の春分日になります。
東京都心の桜開花予想日になっています。

 

日本列島がお花見のシーズンに入ります。
たにしの爺のメルアドにも旅行会社から、
魅力的なツアー案内が送られてきますが、



予約した日が雨風になったら台無しです。
爺は一人歩きの一人花見が性に合います。
「そうだ、京都にゆこう」なんちゃって