たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

1月がゆく おぜんざい(善哉)と、おしるこ(お汁粉)

2021-01-26 12:45:11 | Journalism
令和3年1月28日 東京五輪は延期が正解です。
五輪の選手村は「コロナ病棟」にしよう。
「ぜんざいしるこ」を作って食べました。

1月も半ばになって、
富士山が「冠雪」したというニュースが、
写真付きで、メディアから流れなました。


2年前の暮に私が撮った田貫湖に映る富士山です

たにしの爺、2年前の暮に、
「冠雪富士」を見たくて富士山麓に出かけました。
「たにしの別館」に記録しています。

「冬来たりなば春遠からじ」と言います。
「三寒四温」を繰り返しながら、
霜枯れの原に「佐保姫」が訪れます。

たにしの爺、徘徊の途中に必ず立ち寄る処があります。
日々の食材を調達する「コープ生協」です。
最近、気に入っているものに「十勝産小豆のぜんざい」があります。



北海道十勝産の小豆100%使用。
そのまま温めるだけで風味の良い、
「ぜんざい」が楽しめるという優れものです。

「コープ生協」の切餅を加えれば、
成田山詣でで買ってきた「漬物」を添えて、
立派に一食分になりました。



ところで商品には「ぜんざい」と記されていますが、
「たにしの爺」にとっては、まさに「お汁粉」です。
ぜんざい(善哉)と、おしるこ(お汁粉)の違を調べました。

関東と関西で違いがあるようですが、
関東者の爺にとっては、ぜんざいよりお汁粉派です。
ところで、ぜんざいの名前の由来が興味深かったです。



ぜんざい。漢字で書くと(善哉)でして、
ぜんざいの語源には2つの説があります。
仏教用語説と出雲大社の神事からの由来説です。

「善哉」は「よきかな」とも読み「すばらしい」を意味する。
これを食べた僧侶が、あまりのおいしさに、
「善哉」と叫んだことから、そう呼ばれるようになったという説。

もう一つは、出雲神社の神事において振る舞われた、
「神在餅(じんざいもち)」を由来とする説です。
爺は、成田山の漬物の風味が甘さと溶け合い満足でした。

 追記
菅義偉総理のご体調を案じながらの提案です。
コロナ感染者の大半が「自宅缶詰」状態です。

五輪施設の五輪村などは「緊急コロナ病院」に転用、
その他施設は「ワクチン会場」に活用する。
支持率が回復するでしょう。善哉、善哉、善哉。
政権の「足枷」になっている五輪開催は延期しましょう。

恒例の成田山新勝寺詣で、今年は18日になりました

2021-01-20 10:11:04 | 24節気
令和3年1月20日 今日は大寒です。
二十四節気「寒さが最も厳しいころ」
「コロナ感染者」大半は自宅に缶詰。





緊急事態宣言「外出自粛」要請の中でしたが、
18日、成田山新勝寺に行って来ました。
毎年恒例で30年も続けている。





「交通安全」のお守りを受けに参ります。
毎年松の内に詣でることにしていますが、
今年は「コロナ禍」で18日になりました。





写真でご覧のように、本堂の階段にも境内も、
信者の皆さんの姿はまばらでした。
まあ、時期的にも寂しくなるころでしたが……



人出の数は参道に出ても少なかったですね。
例年は整理券を持って順番待ちをしている、
鰻の「川豊」さんの前にも並ぶ人は居ない。





「たにしの爺」はいつも行く「川豊西口店」で、
一年に一度のご褒美「うな重の上」で栄養補給をしました。
ウナギの味がご飯とまじりあって極上の旨さでした。



成田山新勝寺と言えば「節分の豆まき」が有名です。
歌舞伎界、大相撲、芸能界の著名人が出演します。
社務所で聞くと、今年はゲストは無し、規模縮小と言うことでした。





成田山は「福は内」だけです。
ご本尊不動明王の慈悲で「鬼」も「福」に改心するという。
今年は「不動明王様」の出番まで制約されるようです……





「コロナめ!!」  怒  怒

「緊急事態宣言」にも関わらず、
都市部を中心に感染者が急速拡大している。
病院ベットがなく大半は「自宅に缶詰め状態」で療養中だという。

当市においても感染者は18日現在、334例となっています。
その内「調査中」ということで、医療機関に居ない人が、
113人になっています。今年になって感染した人です。



「成田山」初詣、「交通安全」祈願は、
「不要不急」の外出だったでしょうか。
反省しています。

●追記、ウナギと言えば●あの、川魚料理の老舗「川甚」が閉店になる

映画「男はつらいよ」で知られる葛飾柴又。
帝釈天の脇裏手で江戸川堤防縁にある料亭。
江戸時代から続いていた「鰻と鯉料理店」。

露伴、漱石や清張の作品にも登場する料亭です。
たにしの爺が記憶にあるのは尾崎士郎「人生劇場」
主人公の青成瓢吉がお袖と出会う「柳水亭」とは、
この「川甚」だとホームページに記されている。

個人的には上京同人による「中学クラス会」、
妻方の養父の快気祝い、義兄の追悼食事会や、
長男夫婦の婚約披露などでお世話になりました。

窓辺から眺める江戸川のきらめき、
「寅さん」が歩いて来る堤防、柴又帝釈天。

たにしの爺が所属する公民館サークル「小旅会」
1月14日に行く目的地は、帝釈天と江戸川堤でした。
コロナ禍で催行が中止になってしまった。
「川甚」でランチとも思っていたのに……



冬野一花。ロウバイ。香浴を撮る。

2021-01-15 11:53:17 | 花とつぶやき
令和3年1月15日 今日は小正月です。
正月行事のもろもろを後仕舞いする日。
昨日の青空天気から一転して雲が厚い。



きのうは寒が緩み冬の陽光が暖かった。
何時も徘徊する自然公園を歩いてきた。
カワセミがエサを探して飛来しました。



この公園の遊歩道脇には、
一本のロウバイの樹木があります。
今年も淡い黄色の花が咲いていました。



12月から1、2月にかけて路地や小路を彩り、
花が少ない冬の里山に春を呼ぶ香り、
冬に咲く花、冬日の陽光に、
艶っぽくロウバイの花が咲く冬です。



冬枯れの徘徊逍遥の落葉樹の路で、
ひときわ目を惹くのは、
山茶花や山椿、アオキの赤い実などです。


カワセミが1羽、飛来して池の周りを小魚を求めて飛び歩きました

来月7日までのコロナ禍「緊急事態」月間を耐えて、
「季節の花」を訪ねて出歩ける春よ来い。春よ来い。

春はない。菅政権崩壊、医療崩壊の現実が見えてきた。


徘徊逍遥、陽光を浴びて、ビタミンDを補給

2021-01-13 11:13:07 | Journalism
令和3年1月13日 青空が広がっています。
降雪も全国的に小康状態になったようです。
新型コロナウィルスの拡散が止まりません。



年越し寒波が幾つも列島周辺に居座っていました。
北陸、東北には豪雪が続いて、
西日本の中国、九州、四国まで「白化粧」しました。

列島に次々と襲ってきた「大寒波」、南関東に位置する当地は、
風の冷たい日は有りましたが、概ね晴れ日でした。



この間にコロナ禍「緊急事態宣言」が発出されました。
所属する公民館サークルの「小旅会」も中止になった。
会食、談笑、飲酒会には普段から、余り縁が無がない。

「不要不急の外出自粛」が要請されていても、
盛り場や百貨店、商業施設の人出は、
それほど減っていないようです。



感染者の数が、連日、最高を更新したと報道されます。。
「たにしの爺」は盛り場に行くことはないが、
とっても「知りたい事」があります。



●無症状保菌者の「体内ウィルス」は――
①時間がたてば自然消滅するのか、否か??
②生涯保有したまま、他者に感染させ続けるのか、否か。
③本人は「抗体」が生成されて後年、発病しないのか。

●感染者で「退院者」も増えているが――
①退院できる条件は何なのか??
②体内から「ウィルス」が消滅したのか。
③抗体が生成され、ウィルスに勝てる状態になったのか。



●「新型コロナウィルスとの共存」とは――
①未来永劫このウィルスは生存し続けるのか。
②地球上から消え去ることはないのか。
③動物にも寄宿することが分かった。
動物園やペットも例外でないとしたら??
何時でも感染流行の恐れが続くことになる??



「たにしの爺」は人間を避けて、今日も、
妄想しながら、徘徊逍遥して来ます。
陽光を浴びて、ビタミンDを摂取します。
高齢者の感染予防の最大栄養剤です。

令和三年 コロナに抗する一月 今週末は雪列島になりそう

2021-01-07 11:14:32 | Journalism
今日は正月の7日です。
無病息災を願う「七草粥の日」ですね。
……せり、なずな、ごぎょう、はこべら、
ほとけのざ、すずな、すずしろ……
高齢者の長寿栄養素は「青野菜」と「日光浴」ですよ。



たにしの爺は、冬日の薄い日差しを求めて
何時もの徘徊路を歩いていきます。風が強いです。
「カワセミの来る池」も半分は氷が張って、
半部には枯れ山が「映り」込んでいました。



今週末は「寒気低気圧」が列島を包み込み、
西日本を中心に北陸・東北にかけて、
大雪になる気象予報がでています。



今でも2メートル近い記録的な大雪が積もっている、
山形、秋田、青森にさらに雪が降り続く。
雪に沈まる白い列島でコロナを鎮めてくれないだろうか。



当地は、昨日6日は曇り日でしたが、
暮からずーっと青空晴天が続いています。
コロナ感染が連日、記録を更新しています。



今日、1都3県に「緊急事態宣言」が発出されました。
「遅すぎる」とか「中途半端」とか「利権」忖度とか、
菅総理のコロナ対策に「批判大合唱」です。
政府をいくらバッシングしても感染は止まりません。

「ロックダウン」「外出罰金」の強硬施策を望みますか。
コロナ感染を広げているのは、
ひとりひとり国民の行動です。
危機管理に徹して、粛々と節度を持って行動しましょう。


木瓜の花が一輪、ゴミ出しの横に咲いています

きょう7日は32年前「昭和最後の日」でした。
昭和64年1月7日に昭和天皇が崩御。
翌日から「平成」が始まりました。
「平成」も終わり、今は「令和」時代です。
「令和」になってから災害が多い感じがします。

令和3年 新春の空は晴れても……影を差すコロナ禍

2021-01-01 10:45:05 | Weblog





ウィーン・フィル・ニューイヤーコンサート2021年。
音楽の殿堂: ウィーン楽友協会大ホールは無観客でした。

たにしの爺が例年、正月元旦の夜、楽しみにしている番組があります。
音楽の殿堂・ウィーン楽友協会黄金の大ホールから生中継される、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサートです。
世界の90ヵ国以上でライブ放送され、生会場はプラチナチケットです。

今年はチケット払い戻しで、史上初めて無観客コンサートでした。
リッカルド・ムーティ指揮によるウィーン・フィルの奏者たち。
豪華な花で彩られた大ホールの俯瞰映像。
華麗な天井やシャンデリア、柱や客席の装飾美術など、
テレビカメラは丹念に詳細に幾度も映し出します。

しかしホールの客席には誰もいません。
一曲一曲のヨハンシュトラウスの名曲が終わっても、
湧き上がる拍手がありません。
指揮者が観客に応えるポーズもありません。
休憩の時間にオンラインによる拍手がパラパラ聞こえるだけでした。

会場とオーケストラとの一体感が全くありません。
このコンサートは何といっても会場と楽団との交流感、
それを繋ぐ指揮者の演出が何ともいえないいい雰囲気が魅力です。

「美しく青きドナウ」そして恒例になっている
アンコール曲「ラデツキー行進曲」は、
鳴りやまない会場の拍手と一体になって夢のコンサートが終える。
その拍手をする人たちが居ないのだ。

観客のいない音楽コンサートの、何と言う寂しさなのか。
鳴りやまない拍手。「ブラボー」の声。
演奏を称えるエールが、会場から消えてしまった。
「黄金の大ホール」から興奮と感動が消えてしまった。

「コロナめ!!……」