たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

品格が漂う八重のドクダミを生ける

2016-05-23 10:56:16 | Lyricism

6月、梅雨時になると一斉に辺りを被うドクダミの花。
葉の間から白い4枚の花弁状の苞を広げて、
中央に突起状の花序を剥きだして、
白い花が一面に咲いている様態は、



通り過ぎて見ているだけの徘徊人には苦になりませんが、
猛烈な繁殖力のために、他の植物を駆逐してしまう。
踏んづけたりしたり、座り込むと臭気がたまらない。



ところで、同じドクダミでも「八重」になると品格が変わってしまう。
徘徊人の家に、八重の花弁状の苞をつけるドクダミが生けられました。



ご近所さんの庭から分けていただいた一株を鉢植えして置いたら、つぼみを付け始めました。
一輪咲きましたので同居人が生けたものです。



鉢植えの数輪のつぼみが咲いたら追加でアップします。



2016年5月28日毎日新聞からスクラップ

アリオ柏で映画「64-ロクヨン」前編を見ました

2016-05-18 11:55:12 | 劇場映画

最近、16号線の脇に出来た巨大商業施設・セブンパークアリオ柏。
施設内にTOHOシネマズがあるのを知りましたので、
昨日、雨の中、マーキングに行って、話題の映画「64-ロクヨン」を見て来ました。
チケットを購入した後、ランチをするためにフードコートをウロウロしました。
雨なのに混んでいて、10人以上、何処も並んでいます。
手っ取り早く済ませてあちこち回って時間が来たので、
映画館が何処にもない。戻ることが出来ない。案内所があったので聞いて戻りました。



上映が終わって1階に降りて、駐車場に行こうと思ったが、
停めた駐車所に行けない。案内所に行って停めた場所を聞いたが、
自分の停めた場所が特定できない、施設の中を歩き回っても方向がわからない。
建物の外に出て、雨の中を一回りしてようやくたどり着いた。
痴呆症が始まったらしい。



ところで映画「64-ロクヨン」については、後編を見てからまとめたいと考えています。
昭和64年に発生した少女誘拐殺人事件、通称「ロクヨン事件」。
未解決のまま14年が経ち、時効まであと1年に迫っていた。

県警の元刑事で、今は広報官を演じる佐藤浩市がいい。
警察機構の上層部の保身体質で、記者クラブの面々と対立している。
主人公・三上義信(佐藤浩市)を支える広報室のメンバーの紅一点、
美雲志織を演じる榮倉奈々が切なくも力強く存在感を示しています。



突っ込みを入れたくなるのが「県警記者クラブ」の記者たち、
徒党を組んで、三上に情報開示を迫るばかりで、取材に行かないで部屋に屯しているだけ。

権力が情報を隠蔽するなら、記者が独自取材で報道するのが事件記者でしょう。
30人も40人もクラブに屯している事件記者なんてありあえない。
誘拐事件が発生して、県警はあわただしくなった。
後編ではどんな展開になるのか。

初夏の野花、吸葛、忍冬、金銀木

2016-05-17 10:06:04 | 散策の詩

今日、当地は夜来から雨になっています。
沖縄気象台と鹿児島地方気象台は16日午前、
沖縄・奄美が梅雨入りしたとみられると発表しました。
平年に比べて沖縄は1週間、奄美は5日それぞれ遅い梅雨入だという。



ホーホケキョを聞きながら初夏の道を徘徊していると、
垣根や石垣に咲き乱れている花が目に付きます。



地味で、蕾なのか開花なのか、散り花なのか判然としません。
吸葛(スイカズラ)、忍冬(ニンドウ)、金銀木(キンギンボク)、
と呼ばれる初夏の花です。



花の咲き始めは白色で、しだいに黄色に変化していきます。
花言葉は、愛の絆、献身的な愛、友愛
たそがれ徘徊人には、口にするのが気恥ずかしい言葉です。





鎌スタでは横浜DeNAベイスターズとファームの試合が行われていました。



ハナイカダの花も咲いていました。



インフラ保持のために働いている方もいます。



ありがとう。

都心のオアシス、パワースポットの明治神宮

2016-05-13 12:12:36 | 社会見学

公民館サークルのメンバーで都内の森林浴をテーマに、
明治神宮を中心に歩いてきました。
当初予定日は11日でしたが悪天候のため一日順延しました。
前日の強風とは打って変わって、5月に入って、
これほどの好天気があったかという晴天日でした。



原宿駅参道口の改札を出たのが10時40分。
色とりどりの若者、外国人たちが大勢居ます。
彼らの発する若いエネルギーと外国人の派手な服装が、
陽光とともに、私たち「たそがれグループ」には眩しい。



観光バスから外国人の皆さんが大勢降りてきます。
アジア系、ヨーロッパ系などさまざまな言語が聞こえてきます。





皆さん一様に大鳥居と献上日本酒の4斗樽と、
ワイン樽の積まれた櫓の前で写真を撮ります。
これは明治天皇がワインがお好きだったということで、
名だたるワイン醸造所から奉納されているものだそうです。





両脇の森から巨木の被い繁った参道を歩くと大鳥居が現れます。
突き当りを右に曲がると本殿が目に入ります。





平成32年(2020年)には明治神宮鎮座100年を迎えることから、
御社殿群修復調査の工事が始まっていて、鉄骨の機材が運び込まれていました。





本殿を取り巻く楠木の巨木がちょうど若葉に代わり、
「夫婦楠」が新緑に照り輝いて青空に映えていました。



伝統日本建築の社殿と新緑の輝きと五月の空を仰いで、
祝言を挙げたばかりのカップルとともに、都内屈指のパワースポットに、
「老いらく」のご一行は元気をいただきました。



「何かに感じる」好奇心をもち続けたいものです。

鎌スタに☆銀河系鉄道5586☆走る

2016-05-11 21:45:05 | 鎌スタ

2016年のG.W3日,4日,5日の鎌スタはファミリーシリーズの宇宙探検日でした。
試合の方は東北楽天との3連戦で外野席も家族連れで賑わいました。
外野芝生席ではピクニック気分でランチを楽しむグループも居て、
鎌スタが内外ともにお楽しみの「ボールパーク」になっていました。







スタジアム外周を走る鎌スタ☆銀河系鉄道5586が、
スタジアム正面の地球基地を発車し、
星がきらめくスターダストトンネルを抜けると火星空間、





センターの鎌スタビジョン裏を経由して、
グラウンドの練習や試合を見て地球基地に戻ってきます。

スタジアム前広場にはJKXA(宇宙航空研究開発機構)提供の、
人工衛星や探査機、ロケットなど模型・パネル展示されて、
日本の宇宙開発の姿を学ぶことが出来ます。





NASAで宇宙飛行士の訓練にも使用されるトレーニング機のミニサイズです。
順番待ちの子どもたちが長い列を作っていました。





宇宙服のコスプレも楽しめました。レプリカの宇宙服を着て、
太陽系の空間に居る宇宙飛行士気分を味わう子どもや家族に人気でした。
5日の「こどもの日」の鎌スタは大変な賑わいでした。





巨漢、ラグビー選手と熱く交流もありました。
5日のアトラクションで大人気だったのは、
ジャパンラグビートップリーグ3連覇と、
第53回日本ラグビーフットボール選手権大会優勝の、
2冠を達成したラグビー日本一、
パナソニックワイルドナイツの選手たちとの交流・サイン会でした。



握手したり、筋肉にタッチしたり、一緒に写真を撮ったり、ママさんたちも興奮気味でした。
同じボール球技であっても、
野球グラウンドでラグビーとコラボする演出なんて、
さすが進化を遂げる「鎌スタ」の企画はすごい。

詳しくはフォトチャンネルをご覧ください。

デカ字でようやく征服、高村薫「マークスの山」

2016-05-10 22:34:50 | 本・読書

この小説、かつて文庫版を手に取って見ましたが、
小さい文字がぎっしり詰まっていて、敬遠して来ました。
連休中は図書館が静かなので行くことにしています。
大活字の棚にこの本が4分冊で並んでいたので借り出しました。



ホシを追うデカの葛藤と警察組織の軋轢を、
濃密な文体で丹念に書き込まれたサスペンス。
1分冊を読むのに2日がかりでした。
比較的、速読派の爺ですが、
大活字でこれほどに難儀な小説でした。



映画にもテレビドラマにもなった評判のサスペンス小説。
内容・ストーリーについては触れませんが「警察小説」です。

警察小説と言えばいま、警察小説の第一人者、
横山秀夫の映画「64・ロクヨン」が公開されています。
近く見てこようと思っています。

花のお寺さん、黒蝋梅、藤棚、ハンカチの木、多重の塔

2016-05-03 20:28:40 | 散策の詩

お世話になっているブロガーさんの情報で、



花のお寺さんの黒蝋梅(くろろうばい)、藤の花、





ハンカチの木、ボタンが見ごろという情報を得ました。
そこで、2日に訪れました。







昨年も今頃この、クロロウバイを見に行きました。





緑と花が繚乱と咲くお寺さんで癒しの一刻を過ごしました。



今日は「憲法記念日」です。70年の歴史になります。
改憲・護憲、集団的自衛権、安保法制、緊急事態条項など、
国民が考察すべき課題が山積しています。





安全で、平和で、豊かな、日本になる在り方があるでしょうか。



紅葉の頃にも訪ねてみたいお寺さんです。