たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

続、ダイヤモンドに吹く31年ぶりの風

2005-10-29 20:29:01 | Weblog

たにしは毎日新聞を評価する。
毎日ファンがなぜロッテなのか。

ロッテ球団は2リーグ制発足時からパリグーグの伝統を引き継ぐ正統派球団なのだ。当時の正力読売・巨人支配(いまのなべつねと同じ)を改革する2リーグ制を、毎日新聞も後押しして発足した。

プロ野球の2リーグ分立(50年)を契機に誕生した毎日オリオンズ(毎日新聞社)から、映画会社・大映との合併で大毎オリオンズ(後に東京オリオンズ)、さらに経営がロッテに移る。

伝説の名選手も思い浮かぶ。和製火の玉投手・荒巻淳。和製ヨギベラ・土井垣武。別当薫。山内和弘。村田兆治。落合博満ら、みなオリオンズ、ロッテの時代を創ってきた。

地域とファン密着でプロ野球を改革するバレンタイン・ロッテ。
タニシが応援している。
海の向こうには、88年も待っていたタニシもいる。(写真は幕張新都心に住むゲンゴロウの提供です。)

ダイヤモンドに吹く31年ぶりの風

2005-10-28 20:36:35 | Weblog

千葉ロッテマリーンズの日本一に感激。
なんとエキサイティングな選手たちなんだろう。永年の毎日ファンとして、喜びも一入。

毎日オリオンズ以来、大毎オリオンズ、東京オリオンズ、ロッテ・オリオンズ、そして千葉ロッテと歩んだ56年におよぶ球団史。低迷・不人気のときも、めげずに頑張ってきた成果がファンと共に大輪の花になった。

セのチャンピオン・阪神でさえ、ロッテ選手の前ではなんと色あせて見えたことでしょう。パからセに行った下柳、片岡の生気のなさはセの風土がそうさせるのだろうか。

「野球は巨人」「球界の盟主」などと傲慢顔で、偏向した野球情報しか提供させない一部マスコミ。どこかの独裁国家のプロパガンダ放送と同じだ。もっとすばらしい世界(試合)が見られない……

この日本シリーズで巨人・阪神に比べ、ロッテ野球のエキサイティングな試合を初めてを知った人たちも多いだろう。情報過多の一部球団と情報過疎のパ球団。一般紙のなかでパリーグ試合を比較的多めに扱っているのが毎日新聞。テレビ、新聞の都合によって情報は偏る。

タニシがあぶくを噴いた。
「マスコミを信じるな」
(写真は幕張新都心に住むゲンゴロウの好意で借りました。)

人間の存在感は樹木に吹く風

2005-10-25 16:10:55 | Weblog

10月22日、東京で開かれた「現代俳句全国大会」で、約1万4000句に及ぶ応募作品の講評を行った松澤昭・現代俳句協会会長は「人間の存在のあり方を樹木など自然に託して表現する新しい力作が多かった」と話した。(毎日新聞05・10・23日朝刊)

土土土根根根幹幹幹木木木皮皮皮
枝枝枝芽芽芽葉葉葉花花花実実実
樹木は動かないけれど四六時中、情報を発している。
私たちは受け取るのみ

情報の価値は情報源によってのみ決まる。
タニシは確認のあぶくを噴いた。


日本海に吹く反日の風

2005-10-23 18:00:09 | Weblog

日本海に反日の強風が吹き荒れている。
中国、韓国が「抗日」の歴史認識をもとに、対日抗議するのは当然、当たり前のこと。
問題の本質は日本国内にある。

戦争責任について、関係国には60年間謝罪をし続けている。
日本国民は、憲法で自ら戦争を仕掛けないことを誓っている。

靖国問題で国民心情を二分したまま、いつまで中・韓の反日キャンペーンに揺さぶられるのだろうか。

日本の国旗が焼かれたり、首相の似顔絵に噛み付かれている。
国有の地下資源が横堀されいる。

それに対して抗議もしない。
タニシが不思議そうにつぶやいた。

ステルス・マッハ3の風

2005-10-20 09:39:26 | 劇場映画

久方ぶり秋天の風だ。
アメリカに吹くステルスの無責任風。
 
アメリカ海軍の精鋭3人のパイロットは戦闘機ステルスを操縦し、空母に乗艦することになった。仲良しチームに、4人目のパイロットが加わることになった。空母に現れた4人目のパイロットとは……。 究極のステルス“エディ(E.D.I.)”人工知能だった。

4機での訓練中、エディが暴走。エディには極秘任務が与えられていた。世界は一気に核攻撃の脅威に。エディの行動を阻止するために、3人が追撃に向かう。しかし究極のステルス・エディを制御する術はない。
男2人と女1人の友情パイロットと人工頭脳・IHが最後にとった任務とは……。あまりにも意外なというより、脳天気な結末に席を立つのを忘れ、長々と続くエンドロール(キャストやらスタッフの字幕)にへきへきとしながら、尿意を我慢し続けた後に、エディが再び……。

巨大スクリーンに飛び交う派手なVFXと、場内に響く四次元音響の空中バトルにふらふらになった。

テクノロジーへの警鐘などクソくらえか。
たにしがアブクをひとつ噴いた。

万葉の植物に吹く風

2005-10-18 17:26:53 | Weblog

秋の七草が五草になってしまうのか?

山上憶良の歌
*秋の野に咲きたる花を指折りかき数ふれば七種の花
*萩の花尾花葛花なでしこの花をみなへしまた藤袴朝顔の花

朝顔は今で言う桔梗。 万葉の歌人に限らず、いにしえの里人は野に出でて、
子どもたちや自らの指を折りながら、 ハギ、オバナ、クズ、ナデシコ、オミナヘシと数える。
また一方の手で、フジバカマ、アサガオと、秋の七草に親しんだ。

いま、この藤袴と桔梗が絶滅の危機にあるという。
日本自然保護協会編「わが国における保護上重要な植物種の現状」1988年

里山は外来植物の黄色い花が一面に咲き誇っている。
たにしがアブクをひとつ噴いた。
子どもにころには田圃が教室で、祖父母が先生だった。

永田町に吹く毒キノコの胞子風

2005-10-14 09:51:04 | Weblog

小泉純一郎です。
昨日、秋晴れのすがすがしい朝、いつものように公邸から官邸に歩いて向かう途中、公邸の前の植え込みのなかにキノコが生えているのを見つけました。カサが大きく開いたキノコや下草のかげに隠れるように生えている小さなキノコなど、よく見るとあちらこちらに何種類かのキノコ。食べることができるのかどうか、早速調べてみたいと思います。
以上、写真ともに、小泉内閣メルマガ 第206号 2005/10/13から

官邸職員が調べてみました。毒キノコの可能性が強いことが判明。首相「まさか官邸に毒キノコとは……。」  この項は「毎日新聞」から

永田町には毒マンジュウを食べて苦しんだ大物も居たが、郵政民営化の怨念が毒キノコの胞子になって根付いたのか。
「こんなはずでなかったと、臍をかんでいる」(参院 特別委で首相)造反組が送り込んだ毒キノコ刺客?

弱者(国民)を痛めつけることだけはしないで。
タニシが怖そうにアブクを噴いた。

知らない生風が吹く

2005-10-10 17:11:16 | Weblog

俺たちの知らない匂いがする。嫌なニオイがしてきた。
不気味な生き物が身近に出没し始めた。
ゾクっ。日本の里山には居ない生き物たちだ。

ダイオウサソリ、ビルマニシキヘビ、ポールバイソン、ピラニア、グリーンイグアナ、ワニ、ニシキヘビ、アライグマ、ブラックバス……。

こんなものを、愛玩する人間の気味悪さ。
一切の外来生物を日本に持ち込むことは断固、禁じてもらいたい。
絶滅に拍車かかる日本古来の生物たち。
百合子さんお願いします。

持ち込まさせず、売買させず、飼育させない。
非育三原則こそ、たにしのナショナリズムだ。