たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

渓流に渉るマイナスイオンの涼風

2010-05-29 20:55:08 | Lyricism
      
                薫風、涼風、マイナスイオン浴。
             渓流、花雫、清風が心地よいと、
             朝日山のユキうさぎさんが言う。

             雪解けの自然マイナスイオンを、
             本物を感じてくださいといって、
             メールと添付写真が届きました。

有り難う ぴょん</font>

「17歳の肖像」少女の恋はオックスフォード大学への門

2010-05-22 06:52:53 | 劇場映画
        
               教科書だけでは人生は学べない。
            教科書だけの人生にも救われる。

イギリス映画「17歳の肖像」を東京・日比谷の映画館で観て来ました。
原題は「An Education」教育です。



2009年のアカデミー賞の作品賞、主演女優賞、脚色賞にノミネートされた「17歳の肖像」。
主演のキャリー・マリガンは、オードリー・ヘプバーンの再来と、
イギリスのメディア発で話題になった映画です。



1961年。英国ロンドンの郊外。高校に通う16歳のジェニー(キャリー・マリガン)は、
オックスフォード大学を目指す優等生で、教師からも期待の星。
ラテン語だけが少し苦手だった。
チェロのレッスンに通ったりしているが退屈な日々だった。

ある日、レッスンの帰り雨に降られてバス停で雨宿り。
チェロケースが雨に濡れている。そこへ、
1台の高級車が止まって運転席の窓が開いた。
「きみのチェロが心配だ」退屈な日々が一変した。
……………………………
   ………………………………………
       ………………………………………………
あとは、ぜひ映画館で観て下さい。きっと、何かが心に残るでしょう。



ケンブリッジ大学とオックスフォード大学の国。
伝統的なイギリスの街並みが美しい。
学校、教会、社交パーティ、オークション風景が映像として楽しめる。



「ヘプバーンの再来」と、アカデミー賞の前評判でも話題になっていた、
キャリー・マリガン(Carey Mulligan)。
スクリーンで拝見して見ると、オードリーとは違うなー、
あの清楚さと品格と愛らしさには及ばない。



大人と少女の恋といえば、オードリーとクーパーの、
「昼下がりの情事」が記憶にあります。古いですね。
この映画でもチェロがヒロインの小道具として使われていた。
チェロと美少女は絵になるようですね。
 たにしの爺、キャリー・マリガンとは、スクリーンでは2度目の対面だということを知りました。イギリス映画『プライドと偏見』で5人姉妹の4女の役で女優デビューしている。
この映画も、イギリスの美しい風景とともに、5人姉妹の結婚願望を描いた佳品だったと記憶しています。
長女役のキーラ・ナイトレイの美しさに見とれていて、姉妹の中にキャリー・マリガンは知らなかった。

「プライドと偏見」英国のお城舞踏会に吹く恋風

 それにしても日比谷で映画を観たのは何年ぶりだろうか。
日比谷のみゆき座に行くのは、大人のデートコースの定番であった時代もあった。
 たにしの爺には無縁であったが。


茨城空港に行ってきました。

2010-05-15 18:54:29 | 社会見学

行かなければならない事由は何もなかったが、
今や、水戸の偕楽園、水戸納豆にも匹敵する、
 茨城県の目玉パーク「茨城空港」に行ってきました。
おそらく、国内空港としては最後の空港になるでしょう。

 茨城県小美玉市百里、ここが空港の所在地です。
航空自衛隊と在日アメリカ空軍機が共用する基地
「百里飛行場」の一部です。

茨城空港北インターまでは、高速道を乗り継いで快適です。
 降りてから、直ぐに着くかと思っていたら、
ここから一般道になって、行けども、進めども、空港まで遠い。
着いて見たら何もない。



 小奇麗な(出来たばかりだから、当たり前だけれど)、四角い低層ビル(3階建て)が一つあるだけ。
デッキに上がってみても、飛行機が1機もない。でも、見物人がいっぱい居る。
一番混んでいるのは売店と一軒しかないお蕎麦屋さん。

この飛行場にあって、他の空港には絶対にない、見ものがあります。
送迎デッキらしき飛行場を見渡せるベランダには、
強化ガラスの仕切りが巡らされています。



 この強化ガラスに仕掛けがあって、
左(百里基地側)を見ようとすると曇りガラス状になって「目隠し状態」になる。
右側を見ると、民間機の発着場は透けて見える仕掛けになっています。



 風が強く、冷たく早々にビル内に戻りました。
目に付くのはハングルがとても多い。フライト予告もハングル表示だけ。



多分ご近所の方は、国内の温泉に行くより、ソウルに行く方が、格安ではないだろうか。
駐車料金も無料だし。



資料によると、
空港公園の整備として、 ピクニック広場、 多目的広場(野球場・サッカー場)、 シンボル公園、親水緑地、航空広場等が設置される予定となっていて、家族で、楽しめる県民憩いの場所となりそうだ。と書かれています。



寒風の中、駐車場で隣に停めていた年配のご夫婦、
千葉県の銚子から見に来たという。
成田飛行場は何回も行ったから、ここに来て見たと話し、

 寒い寒いと言って、車に乗り込んでいました。
おっと、たにしの爺も県外組みだった。


見よ 見事な姿を現した 妙高の跳ね馬

2010-05-12 22:04:16 | Lyricism

みどりが日々に濃くなってきています。
連休が過ぎれば、早くも5月の半ば。

 朝日山に棲んでいるユキうさぎさんから、
メールと写真お便りをいただきました。
見事な妙高の跳ね馬が現れていました。
ネタ切れの、たにしの爺、お借りして、
ブログ更新させていただきました。
………………………………………………
> ことしの 跳ね馬です
>
> 体格のいい お馬さんに成長しました
> やっと新潟も 春の外仕事が最盛期になりました
>
> 田んぼにも水が入り かえるも鳴いて
> 同時に燕さんたちも 巣作りに励んでいます(*^_^*)
>
> いい季節になりました(*^_^*)
> 今 雨になってきました
> 雨のにおいがします
> この季節がスキです。
………………………………………………
ぴょん 
このような崇高な景色を朝晩見ながら棲んでいる、
ユキうさぎさんが、うらやましい。
 たにしの爺は、年中泥の中でもがいています。

大使夫人のガーデニング  ホテルオークラ東京

2010-05-08 11:50:40 | 社会見学

連休の一日、都心で優雅な時間を過ごしました。
東京でも有数のビジネス街・虎の門、神谷町、赤坂界隈は、さすがに静で、
高層ビルの谷間を埋める木々の緑が眩しい一日でした。



ホテルオークラ東京で開かれていた第11回10ヵ国大使夫人のガーデニングを見に行きました。

今年で11回目になるという、このチャリティーイベント。
大使夫人の演出によるガーデニングの他、各国の料理フェスタも開催していました。
初日の1日には、それぞれの大使夫人がお出ましになり、
ご挨拶をされていたようです。(係りの女性に聞きました)
お名前を見ると、日本女性が大使夫人になっている方もいますね。



ホテルの大宴会場・平安の間に、参加10カ国の花園が造られ、
土や芝生を入れたり小川まで出来ています。
花とガーデン小物が配置され花の香りに満ちている。



参加国は次の10カ国でした。それぞれにテーマが付いています。
ガイドを参照して、メーンの花も書きました。
国別に花を並べようと考えましたが、
人のいないコーナーを、動き回って撮ったので、
必ずしもその国の花とは合っていません。



始めにアメリカ合衆国・スーザン H,ルース夫人「ホワイトハウスのキッチン・ガーデン」
花はバラ、野菜畑、プラム。



次はブルガリア共和国・上向井三枝子夫人「香りと実りのカントリーガーデン」
花はバラ、カサンリク、ブドウ、りんごんの木。



ギリシャ共和国・ヤスミン ラヴァンド ツァマドス夫人「ギリシャ神話と女神フローラ」
花はアネモネ、オリーブ、アイリス。



ヨルダン・ハシェミット王国・シーファ ハダッド夫人「野の花に囲まれた穏やかな午後」
花はブルンバーゴ、ジャスミン、シクラメン・コクム。



フィリピン共和国・シアゾン 和子夫人「フィリピンの田舎、パハイクボのある風景」
花はデンファレ、ブーゲンビリア、マンゴー。





カンボジア王国・ホー ソチェット夫人「微笑むAMATAの楽園」
花はプルメリア、ヤシ、欄多数。



南米のカリブ海の国、ジャマイカ・クローディア C バーンズ大使「熱帯の神秘的なガーデン」
花はアンスリューム、ヘリコニア、チランジア。



南太平洋からは、サモア独立国・リーン=マリー エテウアティ夫人「ガーデンパラダイス」
花はヘゴ、クロトン、ブーゲンビリア。



アフリカから、モロッコ王国・アルール 唱子夫人「マラケッシュ 香浴の庭」
花はダマスクスローズ、オレンジ、ミント。



北欧のノルウェー王国・アニータ プラタップ夫人「自然の美しさと恵み」
花は白樺、ワイルドストロベリー、りんごの木。



港区には在日大使館が多い。
ホテルの隣りは汐見坂を挟んで、星条旗がひるがえるアメリカ大使館。
その少し先にはスペイン大使館、道を挟んでノルウェーイ大使館。
ホテルの脇から江戸坂を、3分も下がればナイジェリア大使館。
桜田通りを越して歩けば、ビルの一角にあるのはジャマイカ大使館。
すこし足を伸ばして東京タワーに近づけばオランダ大使館。
飯倉方面に行けば狸穴のロシア大使館など、70カ国もあるという。



200枚を超す写真を撮ってしまい整理が悪く、
未完のままアップしましたので、雑駁な点はご容赦下さい。
後日、修正するつもりです。

緑滴る、萌える緑に、薫風爽やかなり

2010-05-01 20:50:24 | 花とつぶやき

 今日から5月ですね。
ようやく青空が安定したようです。
どこにも出かける予定はありません。
連休となると、憑かれたように出かけ、
疲れて帰る年代は、とうに過ぎました。



 高速道の渋滞、新幹線のラッシュ、空港の混雑を横目に、
たにしの爺は、ブログ更新のネタ探しにウロウロしてきました。
まず手近に、言葉の散策で、
5月、五月の付く言葉を広辞苑で引いてみました。

皐月、5月秋、5月女(早乙女、5月女に秋男)、5月人形、5月蚊帳、5月幟り、五月晴れ、五月雨、田植月、稲苗月・橘月、五月雨月、鶉月、早苗月、五月闇、5月病、など
 爺がこれまで耳にした言葉を、並べてみました。



 5月病って、新人ばかりでなく、オールドサラリーマンも罹る。
人事異動が終って、環境変化、失意や新たな責任、ノルマ。

 気候も夏に向って、気温、体温、体調変化に負ける。
五月晴れとなっても、
人の気分が晴れ晴れになるとは限らない。



 5月病の治療には、こんな処方箋がいいとWebに出ています。

 神経過敏でイライラする時には、まず牛乳。
 イライラに効くカルシウムを手軽に摂ることができます。
 骨ご と食べる「しらす干し」などの小魚もいいですね。
 納豆など大豆製品やナッツ類はカルシウムの吸収を高めてくれます。
 さらにリラックスしたい時には、玉ねぎやニラがおすすめ。
独特の香りは硫化アリルで、疲労回復や安眠の効果もあります。
この季節のニラはやわらかく、新玉ねぎも旬の味です。
 ゴマに含まれるリノール酸も、神経を静める働きがあるそうです。


たにしの爺、イライラ、肩凝り解消の特効薬は「森林浴」ですね。