2010年1月が終る。速すぎます。
今冬の当地には、これまで雪もなく、
晴れる日が続いています。
冷たい日もありましたが、
冬木立ちの里山を歩けば、
周囲りは冬日差しなれど、
春萌の気配がありました。
一方、この一ヵ月、
永田町は「政治とカネ」の冬ざれの風景です。
政権政党・民主党をを率いるトップの2人が、
国民目線で見て、とんでもない「錬金術師」。
鳩山由紀夫首相が、大金持ちの理由は分かる。
本人はそれほど、労働経験あるわけではないが、
お母様の実家が日本有数の実業家一族で、
毎月、1500万円の仕送りを頂いていながら、
ぜんぜん気が付かなかったし、
何に使ったか記憶がないないほど、
個人のおカネが有り余っている総理大臣なのですね。
超ウラヤマシイ。
もう一人、小沢一郎幹事長。
どうしてこの方には、
おカネが集まってくるのでしょうか。
自宅には4億円も仕舞ってあったり、
何億円も右から左へ行ったり来たり。
秘書に任せているから承知してない。
昔は「井戸塀政治家」と言われるほど、
国民のために私財をつぎ込んで、
残るのは井戸と塀だけになるという。
政治家を志した人は、貧乏になることが誇りであり、
国民が信頼を寄せる根拠になる時代もあった。
それが、今はどうだろう。
国会議員ほどオイシイ職業はない。
大不況でも赤絨毯の上で、ウハウハしていれば、
カネが集まってくる。
一番馬鹿は、働いても働いてもお金がない国民か。
2月4日は立春です。陽の光に、草木の息づかいに、
間もなく春の兆しが見えてくるでしょう。
「政治とカネ」の司法判断にも一つの結論が出ます。
新たな展開の始まりです。
たにしの爺、
この二人に「天網恢恢祖にして漏らさず 」
という天のお裁きを信じています。