たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

春の庭木の道野辺の花の香りにウグイスの初鳴きを聞く

2014-03-15 19:52:00 | 花とつぶやき







弥生三月も早くも中旬を過ぎます。
昨日までは快晴なれど風は冷たかった。
今日は風もなく温かい陽光に充ちた春日でした。
プロ野球・日ハムのファーム球場へは、いつもの道を変えて、
梨畑の中沢道を歩きました。



広い梨園の庭屋敷には古木に早春の花が点いていました。
梅(うめ)、三椏(みつまた)、山茱萸 (さんしゅゆ)、蝋梅 (ろうばい)







歩いていると、竹林の中からウグイスの声が通って来ました。
あまりに近くから聞こえたので、立ち止まって姿を探しました。
再び鳴きましたが鳥影は見つかりません。
歩き始めると少し離れた藪の中から、
ほっつ、ほっ、ほっつ、ほっ、ほ、ほ、ほっつ、と鳴いた。
いつの間にか渡っていたのだろう。



土曜日だったが球場には選手たちの姿は少なく、
数人がランニングをしている。



スタンドの外周を6回廻って帰ると歩数計は10328を示していました。

烈風やんで青天広がる 今日は啓蟄でした。

2014-03-06 19:27:57 | 24節気

昨夜半の烈風の鳴りから、今日はどんな日になるかと思っていましたら。
風はいささか強く残っていましたが、
天は真っ青に透き通って晴れわたっていました。
北海道方面は強烈低気圧に見舞われ吹雪いているようです。。



今日は、異例の雪の立春から、次の24節気の節目の啓蟄でした。
寒さを耐えて隠れていた虫たち蟄が、
温さを感じて「いまでしょ」とハイ出す頃ですね。
湧水田の地塘には、おたまじゃくしが塊を作っていました。
ゼリー状の紐で繋がっていた卵が一斉に孵化したものです。
蛙の子で、次第に手足が生え尾がとれてかえるに変態して行きます。
形が杓子に似ていることからこの名がある。
みんな誰でも知っている「おたまじゃくしはカエルの子」ですね。



脇に生えているヒサカキの枝にもびっしり花芽が並んでしました。
花卉も春の装いへ芽吹きのときを迎えています。
花芽の啓蟄なんだ。