たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

10月が終わります。平成時代もあと半年で終わり

2018-10-31 11:10:22 | 散策の詩

徘徊の途中に拾ってきた「秋」です。
下の写真は、植物園のロビーのデコレーションです。
一年の季節も晩秋の11月になりますね。

★来年のカレンダーは歴史的記念になります。
平成30年もあと半年で年号が変わります。
来年のカレンダーが店頭に並んでいますが、
いろいろ工夫されていますね



★早くも吉田輝星パスタメニューが登場
プロ野球日本ハムファイターズにドラ1で指名された、
金足農業高校の吉田輝星投手にあやかったパスタランチが、
鎌ケ谷駅前に登場していました。



居酒屋の庄やの隣の生パスタ屋Cocaの店先に出ていました。
日ハム製品のチョリッソー入りアラビータはどうでしょうかね。



大谷選手も通った鎌スタの近くの中華料理店「東新軒」。
「清宮くんチャーハン」も話題になっていましたが、
「輝星新メニュー」も考案中とか。
自主トレの始まる新年から、鎌スタは「吉田フィーバー」の予感です。

★今日はハロウィンです
10月31日のイベント「ハロウィン」です。
近くの公民館に飾ってありました。



ヨーロッパを起源とする民族行事だそうです。
死者の祭り及び収穫祭とされていて、
主役はカボチャのようです。
爺の認識では仮装やコスプレを楽しみ、
渋谷駅前で盛り上がるイベントですね。

★ホトトギスの花
いろいろな種類があるそうです。
斑の模様で草に埋もれていると気が付きません。



花言葉は「永遠にあなたのもの」「秘めた意志」
ちょっとっ照れくさいですな。

★たにしの爺、10月は病院通いが多かった。
眼科注射、泌尿器科、胃カメラ予約など、
昨日も膀胱のMRIで行ってきました。
写真は今朝、10時ころの空です。



人間って、つくづく思うに、入り口の、
口腔、鼻孔、眼球、耳などで、
嗅いだり、視たり、時には音楽を聴きながら、
食い物や酒をを摂取して楽しむ。

そして齢を重ねて、出口の肛門、泌尿器官が劣化、
苦しむことになります。楽しみのは苦痛に変わる。
入り口から出口まで、人間は排泄動物だと思う。

川崎大師・平間寺参りと味の素川崎工場を見学

2018-10-28 19:10:59 | 社会見学

「京浜四大本山」巡りにも足跡

公民館のサークルで川崎大師さま参りと、
味の素川崎工場見学会に行ってきました。



川崎大師平間寺は関東では厄除け大師で有名です。
初詣では例年、参詣者数でトップを争っています。



いつか行ってみたいと念願していた寺社です。
今月の企画担当グループの案で実現しました。



今回、川崎大師にを参ったことにより「たにしの爺」
「京浜四大本山」に足跡を残したことになりました。



「京浜四大本山」とは、仏教宗派を代表する、
増上寺、本門寺、川崎大師・平間寺、總持寺が、
国道一号線の沿線上に位置していることから、
特製「ご朱印帳」もあって人気になっています。



①浄土宗大本山の芝・増上寺。
定年後の職場が、虎ノ門にありましたので、
ここにはランチタイム時によく行きました。



②日蓮宗大本山の池上・本門寺。
2016年2月、池上梅園・本門寺、
川端竜子記念館など回りました。
有名人のお墓があることで知られています。
幸田露伴の一族、市川雷蔵、力道山、高倉健。



③曹洞宗大本山の鶴見・總持寺
当寺には縁があって、義父の要職でもありました。
これまで家族ともども幾度も参詣してきました。
2015年6月、横浜のキリンビ―ル工場を見学し、
総持寺に詣でてきました。



④真言宗智山派大本山 川崎大師・平間寺。
2018年10月、今回の企画で念願かなって四寺目になりました。
初詣ででも有名ですが、7月の風鈴市でも知られています。



川崎大師にはJR品川駅で京急に乗り換え、
京浜川崎で大師線に乗換え3駅目の川崎大師下車でした。
JR船橋駅から50分で、意外に近いことがわかりました。



参道には飴とかセンベイ、福だるまのお店が並んでいました。
広い境内一巡、薬師殿では薬師如来尊像など参り、
これまでの無病息災に感謝を報告してきました。





ランチは明治17年創業の老舗蕎麦店「松月庵」で、
カレー南蛮蕎麦、味は普通でしたが、
1100円は少し高めの感じです。


味の素川崎工場見学へ



この後、駅に戻り大師線を1駅戻り「鈴木町駅」で下車。
「鈴木町」とは、日本人の苗字トップスリーの名ではないか。
工場見学でのガイドでその訳がわかりました。



「味の素」の創業者でこの辺りを開発した「鈴木三郎助さん」、
その鈴木さんが駅名にもなっているという。
この川崎工場の操業開始は1914年からだそうです。



うま味と日本人の食の歩みについて、
360度の巨大スクリーンで体験した後、
広大な工場内を「アジパンダバス」で見学。



ほとんど人の居ない回鍋肉の生産工程を見学。
「Cook Do」の調理体験と試食になりました。
とてもきれいな清潔感のある味の素工場でした。





写真は全てガラケーで撮ったものです。
大師さんの境内は小生が撮りましたが、
味の素工場は案内の女性に任せたので、
ズームが不十分で見栄えが良くありません。



長々とお疲れさんでした。

ブログアップには、ガラケー写真でもいいのだ

2018-10-26 14:28:40 | ガラケー写真

徘徊で体力保持を心がけています。
一日、5キロくらい徘徊してます。



ボケ防止に感覚的な雑文を綴ります。
写真を付けないと行間が持ちません。



ミラーレスカメラを持ち歩いています。
道中の邪魔になったり面倒になります。



緊急連絡用に二つ折りガラケー携帯も、
尻のポケットに入れて徘徊しています。



そのガラケーでぱっしゃとやりますと、
いくらでも、なんでも、記録できます。



歩きながら自宅のパソコンに送ります。
面倒なカメラ所持は不要になりました。



そんなに高級なカメラではないので、
ブログ記事に掲載する程度ですから、
画像質は気にしないことにしました。



よわい80過ぎの徘徊の「たにしの爺」です。
ボケで道に迷わない程度の記録を残すだけ。





カメラの持ち歩きは気張ったところにして、
日々の道野辺歩きにはガラケーに頼ります。



最近、ガラケーで撮った写真を載せました。
とりあえず小さいサイズで試してみました。



ガラケーからPCに写真を移すには、
いろいろなテクを解説されています。
メールで添付送信すれば簡単ですよ。



トップと最後のケータイの写真はカメラで撮りました。

大多喜城と鯛の浦、房総半島、秋の気配を巡るバスハイク

2018-10-23 20:15:57 | 社会見学

2018年10月14日の日曜日でした。
市の交流団体さんの主催するバスハイクで、
房総半島の大多喜の山地と安房鴨川周辺を巡ってきました。



空模様は余りはっきりした日ではありませんでしたが、
市役所を7時30分に出て、館山自動車をひた走り、
市原、姉ヶ崎、君津を経て安房の海へ向かいました。
下車観光する時間帯にはお日様も出ていました。



写真の見栄えの関係で最終下車観光をした、
大多喜城から始めます。
バスは海からはなれて、房総半島の山地の深部にある、
最後の観光地「大多喜城」に向かいました。
徳川四天王の本多忠勝を初代城主とする大多喜城。
雨上がりのお城への坂道を上ります。



たまたま大多喜お城まつりが開かれており、
本田忠勝などの武将の甲冑が展示されていました。



お城は博物館になっていて、
天守閣まで登ることができました。
お城の背後に雨上がりの虹がかかっていました。



大多喜町は「房総の小江戸」とも言われ、
城下町の面影を残す建物が点在し、
名水の街としても知られ、酒蔵も見られ、
車窓から目を楽しませることができました。



最初の観光地点は、ソムリエハウス「酒匠の館」での試飲会です。
蔵元のご主人による「酒造り」の真髄を伺いました。



その後、仕込み自家販売の全銘柄の試飲をさせていただきました。
さすが太っ腹、自由に手酌で飲めます。
まだ朝、9時半というのに、試飲宴会場という感じです。



たにしの爺は、一番推奨の大吟醸酒の「東魁」を一本求めました。
私たちのバスが一番乗りでしたが、試飲最中に2台のバスが到着。
店の方に聞いてみると、「今日は12台の来店予定」だという。
「試飲付きバス観光」の名所のようでした。



次に千葉県にもこんな山の郷があるのかというような、
人家もなく、耕作地もない山中を走り、長挟街道に出て、
オーナー制の棚田で知られている「大山千枚田」の脇を通り、
カステラ工房ルアーシェイアで一休み、
お茶とカステラを試食を楽しみました。



このあと、「藤よしさん」で海鮮料理ランチでした。
お腹を満たした後は、鴨川シーサイドを走り「鯛の浦」到着です。



一行は「ご鯛面」の観光船に乗り沖合いに出ました。
古い記憶ではこんなに沖に出なくても船泊まり付近に、
鯛がうじゃうじゃして泳いでいた気がします。



沖に出たところで舟の船頭さんが、
「これから餌をまきます」左右の船べりに寄って下さい。
海面を見つめていると大きな鮭みたいな魚が上がってきて、
餌に食いついて、バシャばしゃ跳ねます。



「えっ、これって鯛なの」「メタボな鯛になっちゃったの」
とか言いながら2、3分、
「ご鯛面」の船旅は30分ほどで終わりました。





続いて港の脇にある日蓮上人ゆかりの誕生寺を拝観しました。
境内には以前はなかった「石灯籠」が立ち並び、
本殿は修復中で覆いが被されていて、
お寺の全体の姿は見ることができませんでした。



誕生寺を含めここには以前、2回来ています。
今回は日曜日にも拘らず、観光地らしい光景になっていません。
20年とか30年にも前になる記憶では、もっと賑わっていたはずです。
超久しぶりに訪れた誕生寺・鯛の浦でしたが、
昔の記憶とは様変わりの感でした。



本当は何も変わっていないのに、
見た「たにしの爺」が勝手に思い違いしているのか、
その辺は定かではありません。

紅葉が遅い千葉県ですが、
少しは秋の気配に彩られた山地を巡る一日バスハイクを楽しみました。

「相馬野馬追」騎馬武者行列―第44回鎌ケ谷市民まつり

2018-10-15 19:36:57 | 社会見学

平成時代最後の第44回「鎌ケ谷市民まつり」が30年10月13日(土)、
新鎌ヶ谷駅周辺地域・鎌ケ谷市役所駐車場などで開催されました。



「相馬野馬追」騎馬武者行列、子ども甲冑武者行列、よさこい、
ご当地キャライベント、ステージパフォーマンス、パレード、
フリーバザール、学校演奏、子どもイベント、KAMA-1グランプリ、
仮装イベントなどが行われ、大勢の市民が楽しみました。



最大の目玉イベントは「相馬野馬追」騎馬武者行列です。
平成25年から今年で6回目のを招聘開催でした。



筆者・たにしの爺は毎回楽しみで、出陣式の行われる、
貝殻山公園から到着陣地の新鎌通りのイオン前まで、
行列追っかけ取材をしたころもありました。
今年は「初富稲荷神社」の前から行列に沿って追いかけました。



相馬野馬追は、福島県浜通り北部で7月に行われている神事・祭り。
国の重要無形民俗文化財に指定されています。
「相馬氏の祖である平将門」が下総国小金原に野馬を放ち、
敵と見立ててこれを追ったことに始まる」とされています。



鎌ケ谷には、国の史跡指定「下総小金中野牧跡」があります。
また、相馬藩主を務めた相馬氏のルーツは鎌ケ谷の北部を含む、
「相馬御厨」と呼ばれる荘園だとする資料もあります。



江戸時代には鎌ケ谷でも、幕府の牧場が設けられ、
「野馬捕り」が行われるなど、
「馬」を通じた歴史的な縁と共通点があります。



「相馬野馬追」を鎌ケ谷市民まつりで招聘し、
鎌ケ谷市内で騎馬武者行列を行うようになっています。





普段あまり馬の行進など見る機会のない市民にとって、
騎馬武者の行進や疾走を見ることがないです。



沿道ではお馬さんの首をなでたり子どもたちは、
いい体験をしていました。



鎌ケ谷のブランドコンセプトは――育つまち鎌ケ谷です。
かつて鎌ケ谷エリアにあった「中野牧」では、幕府の軍馬が育てられていました。
いま、その遺伝子を、地域を前進させるエネルギーとして、
この地を、子どもたちが、産業が、企業が育つまちに変えて、
「やがて故郷に変わる街・鎌ケ谷」
相馬野馬追、日ハム「鎌スタ」、梨畑、新鎌ケ谷駅。

パリーグCS第3戦、ソフトバンクのホームラン攻勢で
6回裏、日ハム旗色が悪いです。
鎌スタではPV中ですが寒いだろうな……

秋天の一日、「佐倉ふるさと広場」を回る

2018-10-09 13:18:02 | 花とつぶやき

平成最後の2018年の秋は、3連休が多いですね。
強風、雨など台風の余波に祟られて、
行楽には今ひとつのお天気模様でした。

予定されていたイベントや運動会を、
取りやめた団体や学校も多かったでしょう。
当市でも、9月30日に予定していた「防災訓練」が、
台風24号のため中止になりました。



365日連休の「たにしの爺」は、
3連休には余り出かけたくありませんが、
この3連休は天気も良かったので、
464を佐倉方面へ少し走りました。

子ども家族には格好の遊び施設「草笛の丘」。
臨時駐車場も含めて満杯のようでした。



そこを通り過ぎて農山村風景の中を走ると、
「印旛沼サンセットヒルズ」という小公園があります。
バーべキュー広場があって多くの家族が、
テントを張って肉を焼いていました。

爺は少し離れたベンチで弁当ランチをしました。
目の前には手賀沼が広がり、
沼の先には「佐倉ふるさと広場」や、
遠く歴史民族博物館が見えます。



隣接している野鳥公園を回ってみましたが、
鳥の声は余り聞こえない代わりに、
やぶ蚊か、蚋に刺されて、二の腕の何箇所かが、
ぷっくり腫れて、痒みが広がりました。
久しぶりに現れた人間に喜んで集ってきたのでしょう。



このあと、手賀沼の先に見えていた「佐倉ふるさと広場」に回りました。
オランダの風車が回っていることで知られています。
季節ごと花のイベントが行われ、
秋は「佐倉コスモス祭り」です。



本日出かけたメーンの目的地は、
このコスモス祭りでしたが無常にも台風一過、
コスモスは寝ていました。
少し立ち上がっている株もありましたが、
腰の高さでコスモスの揺れる風景はありませんでした。



遠くから来たらしいサイクリストさんたちが大勢いました。
サイクリストさんのカラフルなユニホームに、
ぴっちり包んだ足腰の太さが凄いです。



尻も腿も筋肉の削げ落ちたみすぼらしい、
「ひょろひょろ爺」の足腰の何倍もあるようです。



コスモスは寂しかったですが、
ツーリングサイクリストの腿は羨ましかった。
「たにしの爺」一日秋の遠出の記録帳でした。

大型活字本で読む葉室麟「蜩ノ記」

2018-10-05 20:18:02 | 本・読書

大型活字で読む時代小説。
葉室麟シリーズ4作目は「蜩ノ記」
これまでに葉室作品は「冬姫」「川あかり」「蛍草」「潮鳴り」
の読みレポを書きました。

今回の「蜩ノ記」は「小説NON」(祥伝社)に、
2010年11月号から2011年8月号まで連載され、
第146回直木賞受賞作です。
葉室さんの代表作品ですね。
作品を読む前に映画でも見た作品です。



舞台は豊後(大分県の南部)・羽根藩(うねはん)。
七年前に藩主の側室と不義密通の疑いで、
僻村の向山村に幽閉されている戸田秋谷・
(映画では役所広司)が主人公です。
秋谷は10年後の切腹と家譜の編纂を命じられている。



その戸田秋谷の監視を命じられているのは、
城内で刃傷事件を起こしたが家老らの温情で、
切腹を免れた檀野庄三郎(映画では岡田准一)。

庄三郎は秋谷の切腹の期日まで、
病床の妻・織江(映画では原田美枝子)、
娘の薫(映画では堀北真希)、
息子の郁太郎(映画では吉田晴登)らと寝食を共にする。



切腹の時が近づく日々、潔い秋谷の姿。
家譜編纂に正確を記し、誠実を尽くす日々。
息子の郁太郎が農民の子らたちとの交わす正義の絆。
運命を静謐に過ごす戸田家の人たち。

庄三郎は、武士としての生き方に感慨を覚え、
秋谷に課せられている罪状に疑念を持つようになる。
秋谷の家族を守りたいと思うようになる。



映画は、四季折々の美しい風景の中で、武士の矜持が凛として描かれる。
少々長い映画でしたが、
後半の雪原中での壮絶な殺陣シーンは圧巻でした。

庄三郎を演じた岡田准一が上映中の「散り椿」の、
瓜生新兵衛として再び葉室作品に帰ってきた。



映画「散り椿」は後日、フォローします。



台風一過、9月が終わり、10月スタート

2018-10-01 19:31:33 | 散策の詩

月替わりの日に、何か書く事にしています。
凄い台風だったですね。
昨夜の強風は凄かった。
窓が割れるかと思った。
裏の林の樹々が悲鳴を上げて騒いでいた。



強烈台風、9月4日の21号は日本海を北上した。、
10月1日の24号は太平洋側を駆け抜けていった。

昼頃まで風が残っていましたが、
台風一過、当地は青空が広がった。
各地で気温が30度を超え真夏日になった。



いつもの徘徊の径には、
無数の小枝が落ちていました。



通学路には一本、巨木が倒れていて、
先生が一人立って、
倒木の下を下校する生徒たちの安全を、
見守っていました。

道端の風情は深まる秋の気配に染まり、
秋草の花が揺れていました。
吾亦紅を探しましたが見つかりませんでした。



徘徊を日々に暮らす爺にも、何か、
代わり映えのする10月にならないものかな。
秋の山形路のローカル線の旅など……