たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

鎌スタ・ファーム交流戦 カープ女子、鎌スタ☆ガール、北海道雨竜町デー

2015-06-28 19:34:51 | 鎌スタ

プロ野球北海道日本ハムファイターズの「鎌ケ谷スタジアム」が赤く染まりました。

27日、28日、ファーム交流戦が行われ、広島東洋カープが登場しました。
いつもは地味なスタンドが元気なカープ・ファンで赤く染まり、日ハム応援団を圧倒しました。




朝までの雨の影響で試合開始が30分遅くなりましたが、
開場11時半前にもかかわらず、10時過ぎには球場外周を半周する赤い人の群れが並んでいます。
宿舎の勇翔寮と室内練習場の前の通路は赤い集団が占拠しています
雨の影響で試合前の練習にグラウンドが使えないので、赤ヘル2軍は室内練習場で調整していました。


球場入りする選手からサインを求めて、
選手が出てくるたびに赤い集団が集散していました。


いつものように日ハム選手のサインサービスもありました。

スタンドの赤い声援は最後までボルテージ一杯で、ハムファンを圧倒していました。





ジェット風船飛ばしも、青のハム風船を圧倒しました。





試合の方は初回に日ハム渡邉、佐藤選手の連続アーチで先制し、
その後もカープ投手陣を打ち込んで10-1で圧勝しました。



「カープ女子」は2014新語・流行語大賞のトップ10にも入った女性カープファンたちです。
同スタジアム事業部も「カープ女子おもてなし鎌スタ観戦ツアー」企画で、
首都圏の「カープ女子」にアピールしました。





東京駅から同スタジアム、市内ホテルをめぐる企画イベントを行い、
試合観戦はもちろんイベント参加などのスケジュールでおもてなしです。
それに対し「鎌スタガール」の呼称で日ハム・ファーム女子応援団を募集しました。
試合当日では綱引きや大玉転がしなど女子対ガールの対決も行われました。

またこの日は「北海道雨竜町デー」として開催されました。
西野尚志町長による雨竜町の紹介と始球式も行われ、





ワンバウンドで捕手のミットに納まって、大きな拍手が沸きました。
同町は有機米で有名で来場者先着300人に「雨竜米450g」ずつプレゼントされました。
ヒーローに選ばれた中村投手に「雨竜米100kg」がプレゼントされました。





また、広島の牡蠣に対抗するように、厚岸の牡蠣の即売もあり人気を集めていました。



今後も同スタジアムは北海道の町村とのさまざまな提携イベントも計画されています。
鎌ケ谷市は北海道に近い街になっています。

28日の試合は広島県出身の漫才コンビヴェートーベンが始球式を行いました。
試合の方は広島カープが8対7で競り勝ち、大歓声でカープファンは満足でした。







鎌スタ☆ガール対カープ女子のイベントも行われ、
大縄跳び対決・試合前のグラウンドで女性限定10人。
大盛カキ氷早食い対決・5回裏終了時に女性限定4人。
「カープ女子」おもてなし役の「DJチャス。」も良かったです。

同スタジアムの夏のイベントはこれからが本番です。
4(土)、5(日)のロッテ戦は「浴衣デー」で浴衣または甚平を着用者は入場無料になります。
さらに4日(土)には鎌スタ☆キッズスクールで「お茶摘み」体験もあります。

きょう22日は「夏至」でした。薄日が残っています。

2015-06-22 19:43:54 | 24節気

二十四節気の一つで一年で最も日照時間が長い日です。
「立夏」と「立秋」の真ん中で「夏」と「秋」の間ですね。







晴れるとは限りません。雨の所もあります。
当地は幸い晴れています。
徘徊してきましたら汗ばみました。







この日を過ぎると本格的な夏が始まるとされています。
列島は不安定な気圧配置で集中豪雨の注意報も出ています。







何か記録しておきたいと思い、
近ごろ撮った写真を並べました。

上野・大英博物館展から、乃木坂・マグリット、日本の書展へ

2015-06-20 09:38:14 | 展覧会・美術展

降ったり雨が止んだり不安定な空模様の中、
美術館、絵画展、書展、博物館展をはしごしました。
JR・新日本橋・メトロ銀座線の三越前から銀座駅で日比谷線に乗り換え、
六本木で降りてミッドタウン・カールトンの通りを経て、
乃木坂の国立新美術館へ。



シュルレアリスムの巨匠の大回顧展・マグリット展を観て、
2つの書展、「日本の書展」と「書象展」を回り膨大な作品宮の中から、
頼まれていた書家の写真を撮り終えたら外は大雨でした。
美術館からエレベーターでメトロ千代田線の乃木坂駅へ直行し一駅で表参道駅。



表参道から銀座線に乗換え銀座経由で上野駅へ。
雨はぱらつく程度になって空も明るくなっていました。
上野公園を歩いて東京都美術館へ急いで直行。
かねてから足を運ぶ予定にしていた「大英博物館展」へ。

今日17日は水曜日で月に一度の「シルバーデー」で、
爺に世代(65歳以上)は木戸フリーです。荒れ模様の一日と予報が出ているに関わらず。
2時を過ぎていましたが、爺世代が大勢歩いています。




「日本の書展」の方は爺の同居人が出品している招待作家展で、
同人の数人分と合わせてアルバム作成のための撮影を依頼されていました。





「書象展」の方は長野市に住んでいる小中学校のクラスメイトの同人展で、
足が不自由なもので上京できないので毎回、作品と書展の模様を撮ってあげています。





「マグリット展」(ルネ・マグリット1898~1967、ベルギーの国民的画家)には、
新美に交通費を使って来た以上、観ないで帰るのはもったいないと思い入場しました。
ありふれた日常の世界をシュールに不思議な世界を魅せる、
マグリットの世界に幻惑されました。


目玉はパンフにもなっている「空の鳥」だそうです。
爺がよく行く西洋の古典絵画とはかけ離れた世界でしたが、
何か分かるような気分にもなりました。(6月29日まで)

2階、3階の天空レストランは値が張りますので、
いつものように地下のショップレストランに行って、
600円の弁当で昼食を済ませて、
上がってみると外は大雨になっていました。





千代田線、銀座線を乗り継いで上野に着いたのは1時過ぎでした。
こんな天気だし東京都美術館は空いているかと思っていましたが、
上野公園はいつものように修学旅行生も多く、人で溢れていました。


高齢者は「大英博物館展」シルバーデー目当てで来たのでしょう。爺もその一人ですね。
「大英博物館」所蔵の人類の遺産の傑作100の物を見ることが出来ました。
世界中から英国人が集めた(持ち帰った)モノが語る人類の歴史絵巻でした。(6月28日まで)
場内は程よく混んでいましたが、
ゆっくり2時間ほど人類の起源以来「200万年の遺物100点」を見て回りました。
とても疲れました。足が突っ張ってボーのようです。
 記述が前後したり、写真と合っていなくてすいません。
最後までありがとう。

山法師ヤマボウシは6月15日の誕生花

2015-06-14 20:38:37 | 散策の詩

閑爺の徘徊する山里は、
春風に揺れていた芽吹きの葉先が、
梅雨入りに緑が一段と濃くなって、
花は高木の花に変わっていました。



緑陰の中にひときわ目をひく白い重なりが見えました。
モンシロチョウの群れか思うような、
えっ、チョウの群れにしては早すぎるよと、
近くに寄れば、層状に葉が重なり白い花びらのようです。
初めて気付いた花です。



家に帰って調べてみました。
ミズキ科のヤマボウシ(山法師)と知りました。
花期は花水木より1か月遅いという。
「山法師」の名前の由来は、
中央の丸い花穂を坊主頭に、
4枚の白い花びらを白い頭巾に見立て、
比叡山延暦寺の「山法師」になぞらえたものだという。



白いひらひらは花びらではなくて総苞で
花は球形をした小さな突起の部分一つ一つが花になっている。



秋には実がイチゴのように赤く熟して、
実の表面が桑の実のようにブツブツしているところから、
「山桑(やまぐわ)」という別名も付いている。



ちなみに山法師は6月15日の誕生花だそうです。
花言葉は「友情」


初めての時計草(トケイソウ)パッションフラワー

2015-06-09 10:05:58 | 花とつぶやき

気象庁は8日、関東甲信と東海地方が梅雨入りしたとみられると発表しました。

千葉都市モノレールの千葉みなと駅への取り付け道路脇の金網に、
造花のような派手な花をつけたつる草が巻き付いていました(5月21日撮影)。
同行のご婦人がトケイソウと教えてくれました。
 たにしの爺、徘徊エリアでは見かけない花で初の対面でした。


帰って、Webで調べてみました。
見るからに外来植物という感じで、原産地はブラジルですね。
けっこういろいろな種や色違いもあることを知りました。



名前の由来は3つに分裂した雌しべが、
時計の長針、短針、秒針のように見えるからだという。

西洋ではパッションフラワーと呼ばれているという。
パッション(=受難)の名は、花の形が十字架にかかったキリストの姿に似ていると見えたというのです。
なるほど、言われて見ればそいう風にも見えますか。
爺にはワンちゃんの顔にも見えます。


それにしてもこのトケイソウに限らず、
花の繊細なつくりは驚異の姿です。
種に埋め込まれた造物主の贈り物なのだろうか。

花言葉は聖なる愛・信じる心・隠しもった情熱・聖なる力・奇抜・受難・恋の激しい苦しみ・宗教的熱情。
この花の種と同じようにいろいろ言われています。

「あの日の声を探して」を観て――無関心は共犯者に

2015-06-06 13:31:05 | 劇場映画

ドイツで主要7カ国首脳会議(G7サミット)が始まりました。
ロシアによるウクライナ東部侵攻情勢などが主要なテーマです。
対ロシア経済制裁の継続で足並みが揃うかが注目されています。
世界の大国・ロシアは出席していません。



もう一つの大国・中国が南シナ海に軍事施設を作っています。
公海上の岩礁を埋め立て「防衛上のニーズ」だと開き直っています。
大国のやることに無関心で居ると何がおきるか――
フランス映画「あの日の声を探して」を観て来ました。



公式サイト

1995年の春、ロシアの侵攻を受けて廃虚となったチェチェン共和国。
4年後1999年に再びロシアがテロ対策を名目にチェチェンに攻め込んだ。



映画は、そのとき、チェチェンで起きた罪もない家族の生と死と、
戦争に狩り出され無垢だったロシア青年が殺人マシンになるまで、
殺す方も、殺される方も戦争被害者に変わりなことを知らせる。



両親が目の前で殺された少年ハジ(アブドゥル・カリム・マムツィエフ、2004年、チェチェン生まれ)は声を失ってしまう。
その姉ライッサ(ズクラ・ドゥイシュビリ、1995年、チェチェン生まれ)は弟と自分の息子が行方不明になってしまう。





EUから調査派遣されたキャロル(ベレニス・べジョ、1976年、アルゼンチン生まれ)はハジと出会う。





そして、自分でも、何の罪なのかよく分からないまま、
強制入隊させられロシア青年コーリャ(マキシム・エメリャノフ、1990年ロシア生まれ)が、
狂気の殺人マシンに変貌させらていく。

脚本・監督は「アーティスト」で絶賛され数多くの賞に輝いたミシェル・アザナヴィシウス(1967年、フランス生まれ)。
映画はハジとキャロル、ライッサ、コーリャの3通のストーリーが重層して展開する。



来日したアザナビシウス氏は、
ある対談で「戦争の最も強大な共犯者は無関心ではないか」と語ったという。

チェチェン共和国

戦争の最大抑止力は「戦争を許さない世界世論」です。
大国による国際法蹂躙を許さない「世界」こそ抑止力です。
安倍さん、「世論」が味方になっていますか――・

久しぶりに実家に立ち寄りの記

2015-06-03 11:51:38 | Lyricism

善光寺御開帳参拝のあと5月12日、
たにしの爺、立ち寄ったもう一箇所は育った実家でした。
数年ぶりになるでしょうか。
生家を引き継いだ総領も孫も居て同じ歳になりました。



5月の実家は久しぶりで、庭の木々の緑が爽やかでした。
名園カタログにも載っている一本のモミジの木があります。



5種類の異なる枝に分かれていて、
新芽時や紅葉時にそれぞれグラデーション模様に染まります。
枯れてしまった枝もあるようで、
幼いころに見ていた樹形とはかなり変わってきています。



裏の土蔵の脇の松ノ木の下に埋もれるようにあった、
総家の鎮守様も移動してコンクリで固められていました。
天保年間の建立の記録が彫られていると言う。





庭木も知るころに比べ、かなり大きくなってしまって、
石蹴りなどした庭がすっかりなくなってしまっている。



家の周りは畑と田んぼであったが、
すっかり消えて家が建て込んでいる。



庭先から田んぼへ通じる道に出ると、
千曲川に掛かる北陸(長野)新幹線の斜張橋が、
畑の向こうに見えます。
佐久平駅を出て蓼科山から続く依田窪のトンネルを出ると、
すぐに千曲川に掛かるつり橋を通過します。



あっという間です。その間、実家がちらりと見える。
千曲川の堤防まで行って撮ってきました。





通った小学校は家の東木戸を出ると5分でした。
間には田んぼしかなくて、隣りが木造の小学校でした。
入学したのは昭和20年4月で、すぐに敗戦になりました。



校庭には防空壕もあって、イモ畑だったと記憶しています。
ウシも飼っていて、ある日ぬ盗まれてしまったという記憶があります。
今は立派なコンクリ校舎になっています。



昨今、小中学の東京や故郷を離れている同年生が、
実家が空き家になっていて、ときどき管理に帰省するという話も、
今回のクラス会で話になりました。





わが生家は立派に維持されているのを見て、
総領夫妻も苦労しながらも維持管理に精を出していてくれて、
家督を護っていることに感謝しつつ、
これもご先祖様のおかげですと、
仏壇にお線香を上げて辞しました。



最後までお付き合いありがとうございます。

流動するオブジェ「金魚が描く水中の造形」アートアクアリウム展

2015-06-02 08:31:16 | 社会見学

善光寺の御開帳が終わりました。
宿坊に泊まって参拝クラス会のことは既に報告しました。
 たにしの爺、帰途、2箇所に立ち寄ったことを書きます。
一つは御開帳に合わせて開催されていた、
 「アートアクアリウム展~長野・金魚の善」です。





 長野駅前のホテルメルパルク長野のホールで、
4月25日から5月31日まで開催されました。



  アートアクアリム展は、
江戸時代からに私たちに親しまれ、
生活の風物詩になっている金魚をアートの対象として、
「和」を基調にデザインされた水槽とスペースに、
光、映像などで演出したものとなっています。





  「江戸時代に日本の生活に根差した文化として花開き、
日本人に親しまれてきた“金魚”にスポットを当てて、
和をモチーフにデザイン、最新の演出技術が融合した、
水中アートの展覧会です。演出はアートアクアリウム・
アーティスト木村英智さんです。」 





 パンフにはこのように説明されていました。
池の緋鯉は優雅でゆったり泳ぐ姿は好いものですが、
金魚は金魚鉢の中で泳ぐものだとは言え、
暗い空間の水槽の中で、
5000匹もの金魚が動き回ると幻惑感に襲われました。



これまで東京・日本橋、京都、名古屋、大阪でも開催され、
日本中の約450万人が感動したとも紹介されています。

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